2021.04.15 チャンピオンズリーグ2020-21チャンピオンズリーグ
決めたのはフォーデン!マン・シティがドルトムントに競り勝ち、ペップ就任以来初の4強進出!
ホームで2-1は微妙なスコア。早い時間にアウェイゴールがほしかったマンチェスター・シティは、15分に先制を許してしまいました。ボックス左に流れたハーランドの落としをダフードがダイレクトで叩くと、ルベン・ディアスに当たったボールがべリンガムの足元に入ります。9ヵ月前にバーミンガムからドルトムントに移籍した17歳の選択は、右隅に収まるコントロールショット。エデルソンは左手で触るのが精一杯でした。
1-0、このまま終わればアウェイでゴールを決めているドルトムントが4強進出。序盤からロングフィードとミドルシュートに戸惑いを見せていたマンチェスター・シティは、リスクを承知で攻めなければなりません。GKエデルソン、DFカイル・ウォーカー、ジョン・ストーンズ、ルベン・ディアス、ジンチェンコ、MFロドリ、ベルナルド・シウヴァ、ギュンドアン、前線にマフレズ、デブライネ、フォーデン。ガブリエウ・ジェズスとスターリングをベンチに置いた偽9番の戦術の妥当性は、今後の展開を見てみなければわかりません。
18分のホームチームのCKは、アカンジのヘッドがエデルソンの正面。焦りからか、マン・シティはいつになく強引なロングシュートが目立ちます。25分、縦パスをカットされたデブライネが、すぐにパスを出さなかったマテウ・モリーに詰め寄りボックス手前で奪取。すかさず放った強烈なシュートはクロスバーに阻まれます。直後にデブライネがボックス右を突破し、グラウンダーを入れるも味方に届かず。29分に左サイドからカーブをかけたデブライネのFKは、ニアにいたマルコ・ロイスがクリアしました。
32分、ボックス左でがんばったフォーデンがクロスを高く浮かすと、走り込んだマフレズが巧みなコントロールから左足でフィニッシュ。ゴール前に戻ってクリアしたべリンガムは、ガッツポーズで自らを鼓舞しています。ドルトムントのミドルを必死にブロックするマン・シティ守備陣。追加点を奪われると、勝ち切るためには延長戦を戦わなくてはならなくなります。前半は1-0、しかしチャンスは創れています。できるだけ早くアウェイゴールを決めて、ドルトムントが前に出ざるをえない状況に持ち込みたい展開です。
攻め続けていたチームが、同点のチャンスを得たのは52分。クロスのクリアを拾ったフォーデンが左から浮かすと、エムレ・ジャンは頭と腕でボールを挟むようにしてカットしました。レフェリーはPKを宣告し、VARがチェック。「頭に当たっただけ」と主張する元レッズのMFに対して、ベルナルド・シウヴァは「腕でがっつりいってたぜ」とツッコミを入れています。長い待ち時間の後、ファイナルアンサーはPK。右隅を狙ったマフレズは読まれましたが、ボールはGKヒッツが差し出したグローブの先を抜け、マン・シティが2試合トータル2-3と勝ち越しました。
58分にデブライネのドリブルを追ったマルコ・ロイスが背中を突いた「主将対決」は、左足のシュートをミスした水色がファールをアピール。CKスポットに向かいながら、レフェリーと会話を交わしたデブライネは、何をいわれて諦めたのでしょうか。1分後、ホーランドが中央をドリブルで進み、左のマルコ・ロイスに預けると、グラウンダーのクリアを拾ったダフードが左足で狙いますが、ルベン・ディアスが体を張ってブロックしました。
69分、マルコ・ロイスが左から蹴ったFKをフンメルスが頭で合わせますが、惜しくもクロスバー越え。74分に左サイドを突破したデブライネがカットインから放ったシュートは、GKヒッツがぎりぎりで触ってCKに逃れました。ショートコーナーから、ニアにいたフォーデンにパスが入ると、左足でニアに放った強烈なシュートをヒッツは弾き切れませんでした。ポストに当たったボールがネットを揺らし、1-2。再三、厳しい表情を映し出されていたペップ・グアルディオラは、20歳のMFとハグを交わしながら喜びを爆発させました。
それまで1点獲れば延長戦に持ち込めたドルトムントは3点が必要となり、完全にしびれました。怪物ホーランドは不発。87分にフォーデンが仕掛けたカウンターは、ラストパスをもらったマフレズがヒッツを抜けずに終わりましたが、悔しそうな表情を浮かべているのはレフティのみです。ペップの最初のカードは、88分にマフレズをスターリング。デブライネ、フォーデン、マフレズが流動的に動く3トップは成功だったといっていいでしょう。
マンチェスター・シティが2試合とも2-1で勝ち、ペップ就任以来初のベスト4に進出しました。クラブ史上初だった前回の4強は2015-16シーズンで、相手はレアル・マドリード。フェルナンドのオウンゴールのみの0-0、1-0で敗退となりましたが、2試合トータルのシュート数は26対9と自分たちのフットボールを披露できずに終わりました。守備力が強化され、攻撃も多彩になった今回は、優勝候補のパリ・サンジェルマンと互角に渡り合うのではないでしょうか。
カラバオカップは決勝進出、FAカップは残り2試合、CLは3試合、プレミアリーグは最短で2試合後に優勝決定。4冠をめざすチームの戦いを、最後までしっかり追い続けたいと思います。
1-0、このまま終わればアウェイでゴールを決めているドルトムントが4強進出。序盤からロングフィードとミドルシュートに戸惑いを見せていたマンチェスター・シティは、リスクを承知で攻めなければなりません。GKエデルソン、DFカイル・ウォーカー、ジョン・ストーンズ、ルベン・ディアス、ジンチェンコ、MFロドリ、ベルナルド・シウヴァ、ギュンドアン、前線にマフレズ、デブライネ、フォーデン。ガブリエウ・ジェズスとスターリングをベンチに置いた偽9番の戦術の妥当性は、今後の展開を見てみなければわかりません。
18分のホームチームのCKは、アカンジのヘッドがエデルソンの正面。焦りからか、マン・シティはいつになく強引なロングシュートが目立ちます。25分、縦パスをカットされたデブライネが、すぐにパスを出さなかったマテウ・モリーに詰め寄りボックス手前で奪取。すかさず放った強烈なシュートはクロスバーに阻まれます。直後にデブライネがボックス右を突破し、グラウンダーを入れるも味方に届かず。29分に左サイドからカーブをかけたデブライネのFKは、ニアにいたマルコ・ロイスがクリアしました。
32分、ボックス左でがんばったフォーデンがクロスを高く浮かすと、走り込んだマフレズが巧みなコントロールから左足でフィニッシュ。ゴール前に戻ってクリアしたべリンガムは、ガッツポーズで自らを鼓舞しています。ドルトムントのミドルを必死にブロックするマン・シティ守備陣。追加点を奪われると、勝ち切るためには延長戦を戦わなくてはならなくなります。前半は1-0、しかしチャンスは創れています。できるだけ早くアウェイゴールを決めて、ドルトムントが前に出ざるをえない状況に持ち込みたい展開です。
攻め続けていたチームが、同点のチャンスを得たのは52分。クロスのクリアを拾ったフォーデンが左から浮かすと、エムレ・ジャンは頭と腕でボールを挟むようにしてカットしました。レフェリーはPKを宣告し、VARがチェック。「頭に当たっただけ」と主張する元レッズのMFに対して、ベルナルド・シウヴァは「腕でがっつりいってたぜ」とツッコミを入れています。長い待ち時間の後、ファイナルアンサーはPK。右隅を狙ったマフレズは読まれましたが、ボールはGKヒッツが差し出したグローブの先を抜け、マン・シティが2試合トータル2-3と勝ち越しました。
58分にデブライネのドリブルを追ったマルコ・ロイスが背中を突いた「主将対決」は、左足のシュートをミスした水色がファールをアピール。CKスポットに向かいながら、レフェリーと会話を交わしたデブライネは、何をいわれて諦めたのでしょうか。1分後、ホーランドが中央をドリブルで進み、左のマルコ・ロイスに預けると、グラウンダーのクリアを拾ったダフードが左足で狙いますが、ルベン・ディアスが体を張ってブロックしました。
69分、マルコ・ロイスが左から蹴ったFKをフンメルスが頭で合わせますが、惜しくもクロスバー越え。74分に左サイドを突破したデブライネがカットインから放ったシュートは、GKヒッツがぎりぎりで触ってCKに逃れました。ショートコーナーから、ニアにいたフォーデンにパスが入ると、左足でニアに放った強烈なシュートをヒッツは弾き切れませんでした。ポストに当たったボールがネットを揺らし、1-2。再三、厳しい表情を映し出されていたペップ・グアルディオラは、20歳のMFとハグを交わしながら喜びを爆発させました。
それまで1点獲れば延長戦に持ち込めたドルトムントは3点が必要となり、完全にしびれました。怪物ホーランドは不発。87分にフォーデンが仕掛けたカウンターは、ラストパスをもらったマフレズがヒッツを抜けずに終わりましたが、悔しそうな表情を浮かべているのはレフティのみです。ペップの最初のカードは、88分にマフレズをスターリング。デブライネ、フォーデン、マフレズが流動的に動く3トップは成功だったといっていいでしょう。
マンチェスター・シティが2試合とも2-1で勝ち、ペップ就任以来初のベスト4に進出しました。クラブ史上初だった前回の4強は2015-16シーズンで、相手はレアル・マドリード。フェルナンドのオウンゴールのみの0-0、1-0で敗退となりましたが、2試合トータルのシュート数は26対9と自分たちのフットボールを披露できずに終わりました。守備力が強化され、攻撃も多彩になった今回は、優勝候補のパリ・サンジェルマンと互角に渡り合うのではないでしょうか。
カラバオカップは決勝進出、FAカップは残り2試合、CLは3試合、プレミアリーグは最短で2試合後に優勝決定。4冠をめざすチームの戦いを、最後までしっかり追い続けたいと思います。
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現時点のコンディションはフォーデンがスターリングを上回っていたのか、すでにスタメンの座を奪ってしまったのか?後者ではないかと思えるほどのフォーデンの活躍でした。勝ち越しゴールは得意の角度からのブチ抜き‼️今のデブライネとフォーデンの状態とディアス・ストーンズのCFが怪我せずPSG戦に臨めばひょっとして?と期待してしまいますが今後の国内カップ戦やCL、PLも佳境となり超過密な日程。なんとか乗り切って欲しいです。