2022.02.17 チャンピオンズリーグ2021-22チャンピオンズリーグ
苦しい展開を変えたロバートソン&アーノルド!リヴァプールはアウェイで2発完勝!

敵地に乗り込んだレッズも、プレミアリーグ最多の61ゴール。クロップ監督は、マティプとヘンダーソンをベンチに控えさせていますが、ほぼベストメンバーといっても違和感はないでしょう。GKアリソン、DFアーノルド、コナテ、ファン・ダイク、ロバートソン、MFファビーニョ、チアゴ・アルカンタラ、エリオット、前線はサラー、ジョッタ、マネ。アフリカで戦ってきた両ウイングは、赤いシャツでプレイする感覚を取り戻しているでしょうか。
チアゴのロングフィードでサラーが縦に抜けた4分のチャンスは、カットインから打ち切れずに終わりました。5分にクリアをカットしたラウタロ・マルティネスのミドルは、惜しくも右にアウト。8分に敵陣で奪ったレッズのショートカウンターは、右から打ったサラーのシュートをブロックされました。
ロバートソンが左サイドから蹴った14分のFKは、競り勝ったマネのヘッドがGKの頭上にアウト。1分後、インテルの左からのアタックは、グラウンダーをニアで受けたチャルハノールのボレーがバーを叩きました。23分、ロバートソンのCKが競り合いとなり、右に浮いたボールをマネがオーバーヘッド。ジャストミートだったのですが、ボールはニアポストの外を抜けていきました。
29分、アーノルドがドライブをかけたFKは、左のポストすれすれ。プレミアリーグ最多の10アシストを決めている右SBは、32分にもミドルを浮かしてしまいました。40分のホームチームのCKは、シュクリニアルのヘッドが左にアウト。前半は、両者ともにオンターゲットゼロでした。クロップ監督は、ハーフタイムにジョッタを下げてフィルミーノを投入。47分にペリシッチのパスを受けたブロゾヴィッチのミドルは、左に逸れていきます。
53分、きれいなサイドチェンジをもらったペリシッチが左サイドを突破し、中央にきわどいクロス。ボールは走り込んだラウタロ・マルティネスの頭をかすめて逆サイドに流れました。シュートを打てないリヴァプール。クロップ監督は60分にマネ、ファビーニョ、エリオットを下げ、ナビ・ケイタ、ヘンダーソン、ルイス・ディアスをピッチに送り出しました。

73分、CKにニアで反応したダンフリースのヘッドは枠にいかず。その2分後、両チームを通じて最初のオンターゲットは、リヴァプールの先制ゴールでした。右からのCKのキッカーはロバートソン、ニアに走り込んでバックヘッドを左のサイドネットに沈めたのはフィルミーノ!80分のインテルの速攻は、クリアに先着したペリシッチのダイレクトショットがバーをかすめました。
83分、ボックス左に浮き球を送ったのはアーノルド。ファン・ダイクが頭で折り返したボールをデ・フライはクリアし切れず、サラーのダイレクトショットがゴール右に決まりました。クロップ監督は、86分にチアゴをミルナー。インテルはチャンスを創れないまま、3分の追加タイムを過ごしてしまいました。0-2、レッズ完勝!今日のアリソンにセービングという仕事はありませんでした。
苦しい展開になったときに、SBの素晴らしいキックでゴールを決めるのはレッズあるある。ロバートソンのCKも、アーノルドのロングフィードも完璧なボールでした。フィルミーノのバックヘッドは、ここしかないと叫びたくなるピンポイントのコース。抜け目ないサラーは、CL7戦8発として10ゴールのセバスティアン・アレを追走しています。
2点のアドバンテージをもってアンフィールドなら、順当にベスト8進出を決められるのではないでしょうか。3年前の欧州王者は、順風満帆です。
おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!
コメントを残す