2022.04.27 チャンピオンズリーグ2021-22チャンピオンズリーグ
電光石火の2発、殴り合った後半…エル・ブランコの追撃をかわしたマン・シティが4-3で先勝!
「何というスタート!」「夢を見ているようだ!」。注目の一戦をライブでレポートする「BBC」が盛り上がっています。
キックオフからわずか2分、4人の間を縫って中に斬り込んだマフレズがゴール前にふわりと浮かすと、走り込んだデブライネのダイビングヘッドが決まって1-0。さらに11分、左サイドでフォーデンのパスを受けたデブライネが鋭いボールをニアに入れ、トラップでダヴィド・アラバをかわしたガブリエウ・ジェズスがGKクルトワの脇を抜きました。
電光石火の2-0。プレミアリーグ王者が、このまま圧勝するかと思われた一戦は、百戦錬磨の白いシャツが脅威的な粘りを見せてホームゲームに希望をつなぎました。チャンピオンズリーグ準決勝ファーストレグ、マンチェスター・シティVSレアル・マドリード。最終ラインにジョン・ストーンズ、ルベン・ディアス、ラポルテ、ジンチェンコを並べたペップは、ベルナルド・シウヴァ、ロドリ、デブライネを中盤に配し、好調のジェズス、マフレズ、フォーデンを前線に据えています。
15分に縦のロングフィードをボックス左でピタリと止めたフォーデンは、高速グラウンダーを味方に合わせられず。25分に自陣のボックス内でベンゼマにカットされ、足に当たったボールがポストにヒットしたルベン・ディアスは、オフサイドフラッグを見てうなずいています。直後、デブライネがカウンターを仕掛け、ベルナルド・シウヴァのラストパスでマフレズが右から抜け出しますが、右足のフィニッシュはポストの外に逸れてしまいました。
29分、ジェズス、デブライネ、フォーデンと左につながったカウンターが決まっていれば、プレミアリーグ王者の圧勝で終わっていたかもしれません。クロスに打った21歳のフィニッシュは、惜しくも右にアウト。レアル・マドリードが1点を返したのは33分でした。メンディのアーリークロスがベンゼマの左足に届くと、ジンチェンコの前で足に当てただけのボレーが右のポストを叩いてネットを揺らしました。
前半は2-1で終了。後半開始直後の47分、縦パスを受けたマフレズがミリトンを抜き去り、クルトワの前に躍り出ます。左足のシュートはファーポストにヒット。フォローしたフォーデンの一撃は、必死に戻ったカルバハルにクリアされてしまいました。
攻めていたマン・シティが追加点をゲットしたのは53分。右サイドから完璧なクロスを上げたのは、36分にジョン・ストーンズに代わって右をまかされていたフェルナンジーニョです。フォーデンは、頭に当てるだけ。後ろに倒れ込んだクルトワはノーチャンスでした。
しかしその2分後、レアル・マドリードがまたしても1点差に詰め寄ります。巧みなターンでフェルナンジーニョを置き去りにしたヴィニシウスが、ハーフラインからゴール前に持ち込んで右隅にゲット。何としても突き放したいマン・シティは、74分に4点めを奪いました。
ボックス左手前でフォーデンがトニ・クロースに倒された瞬間、ファールと思ったカマヴィンガは棒立ち、ベルナルド・シウヴァはプレー続行。左隅を襲った強烈なシュートに、クルトワはまったく動けませんでした。次のゴールがマン・シティなら決定的。マドリードならセカンドレグがおもしろくなります。
82分のFKを競ったラポルテは、なぜ右腕を挙げてしまったのでしょうか。頭に触れたボールが当たり、ジャッジはPK。ベンゼマが真ん中にふわりと浮かすパネンカを決め、4-3でタイムアップとなりました。マン・シティの破壊力とエル・ブランコの底力を同時に思い知った一戦。2点差でマドリードに向かいたかったペップと選手たちは、悔しいという気持ちのほうが強いのではないでしょうか。
ファーストレグは中2日VS中5日でしたが、セカンドレグは両者ともに中3日。カゼミーロが戻ってくるレアル・マドリードに対して、マン・シティは今日と同じようなチャンスメイクを続けられるでしょうか。興奮冷めやらぬ今、予測不能の決戦が既に楽しみです。
キックオフからわずか2分、4人の間を縫って中に斬り込んだマフレズがゴール前にふわりと浮かすと、走り込んだデブライネのダイビングヘッドが決まって1-0。さらに11分、左サイドでフォーデンのパスを受けたデブライネが鋭いボールをニアに入れ、トラップでダヴィド・アラバをかわしたガブリエウ・ジェズスがGKクルトワの脇を抜きました。
電光石火の2-0。プレミアリーグ王者が、このまま圧勝するかと思われた一戦は、百戦錬磨の白いシャツが脅威的な粘りを見せてホームゲームに希望をつなぎました。チャンピオンズリーグ準決勝ファーストレグ、マンチェスター・シティVSレアル・マドリード。最終ラインにジョン・ストーンズ、ルベン・ディアス、ラポルテ、ジンチェンコを並べたペップは、ベルナルド・シウヴァ、ロドリ、デブライネを中盤に配し、好調のジェズス、マフレズ、フォーデンを前線に据えています。
15分に縦のロングフィードをボックス左でピタリと止めたフォーデンは、高速グラウンダーを味方に合わせられず。25分に自陣のボックス内でベンゼマにカットされ、足に当たったボールがポストにヒットしたルベン・ディアスは、オフサイドフラッグを見てうなずいています。直後、デブライネがカウンターを仕掛け、ベルナルド・シウヴァのラストパスでマフレズが右から抜け出しますが、右足のフィニッシュはポストの外に逸れてしまいました。
29分、ジェズス、デブライネ、フォーデンと左につながったカウンターが決まっていれば、プレミアリーグ王者の圧勝で終わっていたかもしれません。クロスに打った21歳のフィニッシュは、惜しくも右にアウト。レアル・マドリードが1点を返したのは33分でした。メンディのアーリークロスがベンゼマの左足に届くと、ジンチェンコの前で足に当てただけのボレーが右のポストを叩いてネットを揺らしました。
前半は2-1で終了。後半開始直後の47分、縦パスを受けたマフレズがミリトンを抜き去り、クルトワの前に躍り出ます。左足のシュートはファーポストにヒット。フォローしたフォーデンの一撃は、必死に戻ったカルバハルにクリアされてしまいました。
攻めていたマン・シティが追加点をゲットしたのは53分。右サイドから完璧なクロスを上げたのは、36分にジョン・ストーンズに代わって右をまかされていたフェルナンジーニョです。フォーデンは、頭に当てるだけ。後ろに倒れ込んだクルトワはノーチャンスでした。
しかしその2分後、レアル・マドリードがまたしても1点差に詰め寄ります。巧みなターンでフェルナンジーニョを置き去りにしたヴィニシウスが、ハーフラインからゴール前に持ち込んで右隅にゲット。何としても突き放したいマン・シティは、74分に4点めを奪いました。
ボックス左手前でフォーデンがトニ・クロースに倒された瞬間、ファールと思ったカマヴィンガは棒立ち、ベルナルド・シウヴァはプレー続行。左隅を襲った強烈なシュートに、クルトワはまったく動けませんでした。次のゴールがマン・シティなら決定的。マドリードならセカンドレグがおもしろくなります。
82分のFKを競ったラポルテは、なぜ右腕を挙げてしまったのでしょうか。頭に触れたボールが当たり、ジャッジはPK。ベンゼマが真ん中にふわりと浮かすパネンカを決め、4-3でタイムアップとなりました。マン・シティの破壊力とエル・ブランコの底力を同時に思い知った一戦。2点差でマドリードに向かいたかったペップと選手たちは、悔しいという気持ちのほうが強いのではないでしょうか。
ファーストレグは中2日VS中5日でしたが、セカンドレグは両者ともに中3日。カゼミーロが戻ってくるレアル・マドリードに対して、マン・シティは今日と同じようなチャンスメイクを続けられるでしょうか。興奮冷めやらぬ今、予測不能の決戦が既に楽しみです。
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取り敢えず勝てて良かったですけど、2点・3点差ならなお良かったですが仕方ないですね。次戦、右サイドはカンセロが復帰してくれますが、カイル・ウォーカー間に合いませんかね。