6試合で9発!固め撃ちハリー・ケインのヘッドでトッテナムもグループステージ突破決定!
ライアン・メイソンの左足ミドル、アルデルヴァイレルトの縦へのフィードからトリッピアーのグラウンダー、デル・アリがボレーと、大方の予想通りチャンスを創っているのはトッテナムです。しかし、プレミアリーグで12試合連続無敗を続けているチームは、いつもよりも守備が緩く、前半の途中からホームチームにきわどいシュートを喰らうようになります。28分、イスマイロフが右に流したボールを、キンタナがフリーで狙うと、これはコースが甘くロリスが正面でキャッチ。43分、カウンターから3対1になったシーンは、左でフリーになっていた2人に出せば確実に1点という絶好機でしたが、キンタナが自分で打ってしまい、ロリスがセーブ。イスマイロフとタギエフは思わず天を仰ぎます。後半に入っても、53分にアルメイダの左足ミドルがポストの横を抜けるなど、ロリスの守るゴールを脅かされます。
攻めあぐむトッテナムは、それでもマンチェスター・ユナイテッドと違ってエリクセンやデル・アリが積極的にミドルシュートを放っており、64分にはエリクセンが右から入れた前線へのパスのこぼれ球を拾ったソン・フンミンが、クロスバーを直撃する強烈なシュート。先にゴールを決められそうなのは、トッテナムです。問題は、90分のうちに決められるかどうか。67分にエリック・ダイアーが大胆に狙ったロングシュートはGKセヒッチが右に飛んで弾き、アルメンテロスとのワンツーで抜け出したカラバフのキンタナの左足シュートは、ロリスが右手でセーブします。
0-0のまま76分。右からのロングフィードをダイレクトで合わせたデル・アリのシュートは惜しくも左ポストに当たり、1分後に途中出場のキャロル、エリクセンとつながり、中央のハリー・ケインに落としたチャンスは、プレミアリーグで4試合連続ゴールと好調のエースのシュートをセヒッチが上に弾き出すビッグセーブ。試合が動いたのは、このCKでした。
エリクセンの素晴らしいキックは、ニアのソン・フンミンへ。背番号7がヘディングで後ろに逸らしたボールは、ハリー・ケインの頭にぴったりでした。「ナイン、イン、シックス!」。実況が、6試合で9ゴールの固め撃ちを激賞しています。よし、ハリー・ケインはこれでお役御免、ヌジエだろうと思いながら観ていると、ヌジエと代わったのはソン・フンミン。最後はエリクセンをオノマーで、ハリー・ケインは「1点差は不安だから、もう一発よろしく」とばかりにフル出場となりました。
リヴァプールと一緒に決めたグループステージ突破、おめでとうございます!といいつつ、アゼルバイジャン往復で、次節プレミアリーグのチェルシー戦の走行距離が2~3割カットとなるのではないかと心配です。「走るトッテナム」が、連勝を飾ったチェルシーにどんなサッカーを見せてくれるのかを楽しみにしているのです。マンデーナイトにすればいいのに…と後ろを見ると、キャピタルワンカップの準々決勝が控えており、両者のいずれかが勝ち進んでいた場合はやはりプレミアリーグは日曜日にしか置けないんですよね。うーん、悩ましいです、冬の過密日程。このうえは、ポチェッティーノさんのやりくり力と若い選手たちの底力に期待するしかないですね…。
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更新お疲れ様です。
若手がだいぶ帯同していたので、入れ替えるのかと思いきや、ガチメンだったのでビックリしました。
とはいえ体力的な問題よりここで勝てずにチェルシー戦に臨む精神的な事の方が、今のいい流れからいうと嫌なものだったのかもしれませんね。そう思いたいです。
下田さんも言ってましたが、次のチェルシー戦は75分だけにならないようになんとか頑張ってほしいものです。
にわかスパーズファンさん>
疲れさえなければ、今のトッテナムはチェルシーに勝てると思います。いい試合を期待しています。