ムヒタリアン、初ゴール!マンチェスター・ユナイテッドは0-2完勝でEL勝ち抜け決定!
凍てつくピッチはコンディションが悪く、プレミアリーグの「直接対決」トッテナム戦を控えたチームは、負傷には気をつけないといけません。縦へのボールがうまく入らないマン・ユナイテッド。15分にマタがゴール前に上げたロングフィードは、ズラタンの頭上を越えてしまいます。17分、ボックス手前やや右からのポグバのミドルは、枠の外。エレーラのクロスを頭で合わせたのもポグバです。パスは足元、ゴール前に出るボールは右からのロングクロスばかり。ムヒタリアンは、持ち味を活かせません。32分に強引にミドルを放ったポグバは、思うようにプレイできない苛立ちを隠しません。38分のCKは、バイリーのオーバーヘッドがGKの正面。43分と46分に放ったルーニーのミドルは、いずれもGKレフチェンコのセービングに阻まれました。前半は0-0。ゾリャにはミドルシュートしかなく、勝ち点1がほしいプレミアリーグの下位チームと戦っているような展開です。
先にゴールを奪えれば、グループステージ突破を決められそうだったマンチェスター・ユナイテッドは、48分に貴重な先制点をゲットしました。ハーフライン付近でロホがインターセプトに成功すると、中央をドリブルで進んだのはムヒタリアン。左のルーニーに出すぞ出すぞと見せかけながらDFを翻弄したアタッカーは、素晴らしいフェイントでGKレフチェンコとの1対1に持ち込み、ゴール右隅に流し込みました。0-1となっても、押し込み続けるアウェイチーム。ロングボールをボックスに入ったポグバが落とし、ズラタンが右足で合わせた一撃はGKの正面です。65分、マタが下がり、リンガード。ゾリャの脅威は、後半から入った19歳のデニスのドリブルですが、ロホとバイリーはうまく対応しています。
70分、デニスとの競り合いで転倒したバイリーは大丈夫でしょうか。モウリーニョ監督の2枚めは、ルーニーをフェライニです。プレミアリーグのエヴァートン戦でPKを献上したフェライニは、今日はミッションを完遂できるでしょうか。72分にはゾリャに決定機。左からのFKに競り勝ったシバコフのヘッドは、ロメロが何とかセーブしました。76分、右からのFKを得たアウェイチームは、ファーに上げたムヒタリアンのボールがフェライニの頭を捉えますが、枠に収めることができません。82分、ズラタンのミドルはバーの上。もう、大丈夫でしょう。ムヒタリアンは、ここでお役御免。代わって登場したのはフォス・メンサーです。88分、試合を決めたのはイブラヒモヴィッチでした。ポグバのスルーパスでひとり旅となったエースは、冷静に右足インサイドでレフチェンコの脇を抜きました。マンチェスター・ユナイテッドは、難しいウクライナ遠征を0-2で勝ちきり、2月から始まる決勝トーナメントに進出しました。
負けないこと、ケガ人を出さないことが大事だったゲームで、思い通りの結果になり、ほっとしまいました。収穫は、ムヒタリアンが初ゴールを決めてくれたことです。急激に調子を上げ、チームにフィットし始めたアタッカーは、そろそろプレミアリーグでも最初のゴールを決めてくれるのではないでしょうか。さあ、次はトッテナム戦です。オールド・トラフォードで、これ以上勝ち点を落とすわけにはいきません。
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嫌なタイミングでムヒタリアンがフィットし始めました笑
お互いヨーロッパの舞台で良い形で勝ち、ELラウンド32で戦う者同士、週末は好ゲームを期待したいです
ホタさん>
そうですね。上の3つが止まらないので、お互い負けられないですね。