ザッパコスタ、バチュアイ…サブの選手が活躍したチェルシーが6-0でCL好発進!
クルトワ、ケーヒル、アスピリクエタ、クリステンセン、セスク、カンテ、マルコス・アロンソ、ザッパコスタ、ペドロ、バチュアイ、ウィリアン。コンテ監督は、若いクリステンセンとプレミアリーグデビューを果たしたばかりのザッパコスタを入れて、この試合に臨んでいます。ここ2試合はモラタの控えに甘んじているバチュアイは、動けている自身に手応えを感じているのか、いい表情をしています。18分、バチュアイとの速いワンツーでウィリアンが中央を突破すると、シュートをGKが弾いたところを詰めたバチュアイは、腰が回り切らないまま放った左足シュートを枠に収められませんでした。
30分、チェルシーの2点めは右WBに配されたニューフェイスです。自陣からドリブルを始め、2人をかわしたザッパコスタが右サイドから意表をついたシュート。クロスを警戒していたセヒッチは、手を伸ばすのが精一杯でした。狙ったならスーパーショット。チラ見していたファーのバチュアイに送ったのであればミスキック。両手を広げてスタンフォード・ブリッジの歓声に応えるザッパコスタのポーズは、スーパーゴールを決めた選手のパフォーマンスにしか見えません。テンションが上がったザッパコスタは、35分にもカンテのスルーパスを受けて切り返しから左足シュート。ゴール前を横切るボールに、歓声はため息に変わります。37分のペドロ・エンリケのミドルはクルトワががっちりキャッチ。前半終了間際に相手の弱点である右サイドを崩し、バチュアイとマルコス・アロンソがシュートを連打しますが、カラバフ守備陣の必死のブロックに阻まれます。
後半は、チェルシーのゴールショーでした。55分、右サイドで得たFKをウィリアンが脇にいたセスクに流すと、アウトにかけたゴールに向かうクロスがアスピリクエタの頭に合い、3-0。プレミアリーグで通算アシスト数2位のスペイン人MFは、今季もロングフィードが冴えています。67分にバチュアイとのコンビプレーで左から抜け出したウィリアンは、ボックスのなかからクロスバーにぶつけてしまいますが、チェルシーは71分にCKから4点めを奪います。相手のクリアミスを左足でプッシュしたのは、10分前にカンテと代わったバカヨコです。76分の5点めは、最も結果を出してほしい選手が決めました。敵陣でインターセプトに成功したバカヨコが縦パスを通すと、左から中央に入ったバチュアイがニアに強いシュート。セヒッチは触れず、ボールはゴール左隅に吸い込まれました。
82分にゴールショーを締めたのは、好調の2人でした。敵陣深くでインターセプトしたザッパコスタがドリブルでボックスに持ち込むと、メドヴェデフともつれながらゴールに突っ込んだのはバチュアイ。記録はオウンゴールとなった6点めは、バチュアイの手柄にしてあげてもいいのではないかと思います。6-0、圧勝。勝って当然の相手ではありますが、得失点差6は最後に効いてくるかもしれません。プレミアリーグではサブの選手たちと途中出場のバカヨコが活躍したチェルシーは、いい状態で日曜日のアーセナル戦を迎えられそうです。2日後にELを戦うライバルとのダービーは、ホームのチェルシーが圧倒的に優位に見えます。
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いつも記事ありがとうございます。
大量得点で勝てたうえにローマとアトレティコがドローはかなり上々のでだしだと思うのでとても嬉しいです!
ところで18分のバチュアイのシュートについて書いている部分に「サイ枠」と書いてありますが、こちらはただの「枠」ですよね?
確認していただいてもよろしいでしょうか。
更新ありがとうございます。同時刻のCLレポート、ご苦労様です。
力の差が歴然でしたが、決めてほしい人の活躍に得点差以上の結果が得られたと思います。ただしアウェーの移動距離は負担になりそうですね。
右サイドのモーゼス×ザッパコスタ、どちらがコンテのファーストチョイスになるか楽しみです。
テリーとチェルシーさん>
そうです。枠です。ご指摘ありがとうございます。訂正させていただきました。
norさん>
ザッパコスタは、第三希望といったニュアンスで報じられてましたが、いいですね。彼のプレイを見て、またひとつ絶望感が高まりました(笑)
更新ありがとうございます。
全然見れてなかったので非常に助かります。
ザッパが活躍したのは良かったですが、なんと言ってもバチュアイです。今回みたいにポテンシャルはあるので、あとはドンドン新しい事にチャレンジして精度を上げて欲しいです。その結果、モラタといい感じの競争環境を築いて貰いたいですね。
雨好さん>
バチュアイは、今季は序盤から出番があるので、いいメンタルで試合に臨めている印象がありました。楽しみですね。