強かったマンチェスター・シティ!正確なクロスが次々と決まりフェイエノールトに圧勝!
フェイエノールト戦は、カイル・ウォーカー、ジョン・ストーンズ、オタメンディ、バンジャマン・メンディの4バックに、フェルナンジーニョ、デブライネ、ダヴィド・シルヴァの3センター。ベルナルド・シウヴァ、アグエロ、ガブリエウ・ジェズスと前線が3枚の布陣でした。コンパニがいないと最終ラインが不安定になることが、私がマンチェスター・シティはプレミアリーグ優勝までは難しいとした理由のひとつだったのですが、この試合にはそんな懸念は無用でした。2分、ショートコーナーからダヴィド・シルヴァがクロスを入れると、コンパニの代役だったはずのジョン・ストーンズがヘディングシュートを決めて先制。ゴールポストの脇で余裕をもって処理できたフィレーナにとっては、痛恨のトラップミスでした。7分にはダヴィド・シルヴァの右からのクロスをガブリエウ・ジェズスがヘッドで狙うと、ボデギンがゴールに入って何とか頭に当ててクリアします。
10分の追加点を見て、勝負は決まったと思いました。ダヴィド・シルヴァがカイル・ウォーカーを縦に走らせると、ニアへのクロスが大好物のアグエロが完璧なボレー。プレミアリーグでもよく見る彼ららしいゴールへのルートのひとつです。最近オランダが弱くなったとはいえ、相手はエールディヴィジ王者、しかも会場は敵地デ・カイプです。素晴らしい、マンチェスター・シティ!この後も、ゲームの主導権を握るのはアウェイチームでした。
22分のフェイエノールトのカウンターは、左に寄りすぎてクラーメルへの対応が遅れたジョン・ストーンズがポジショニングという課題を浮き彫りにしました。対応していたのがアスピリクエタなら、シュートの瞬間に足元に入っていたでしょう。25分のCKからの3点めは、シュートブロックのリバウンドをメンディがダイレクトで打った瞬間、オフサイドとセルフジャッジしたフェイエノールト守備陣のエラーでした。オフサイドポジションにいたオタメンディはプレイに関与しておらず、GKブラッドリー・ジョーンズが弾いたボールを無人のゴールに蹴り込んだガブリエウ・ジェズスの元にチームメートが集まります。
残り時間が60分以上あるとはいえ、0-3は決定的なギャップです。フェイエノールト守備陣はラフプレーが増え、前半残り10分から立て続けに3枚のイエローカードが乱れ飛びました。両足を宙に浮かせてカイル・ウォーカーを後ろから削ったクラーメルのタックルは、一発レッドとするレフェリーのほうが多いと思われる危険なプレイ。顔をしかめて立ち上がったSBを見てほっとしました。前半は0-3。ピッチの上にもスタンドにも、勝負を争う緊張感はありません。
63分、ショートコーナーからのデブライネのクロスを受けたジョン・ストーンズは、今度は文句なしのヘディングシュートをネットに突き刺し、この日2点め。アグエロと代わったスターリングが速攻から決定機をつかむなど、最後までマンチェスター・シティの攻勢が続きました。ダヴィド・シルヴァとフェルナンジーニョが下がり、デルフとサネが加わったペップのチームは、フェイエノールトにゴールを許さずタイムアップの笛を聞きました。エデルソン、カイル・ウォーカー、メンディが完全にフィットし、今季3度めのクリーンシート。ギュンドアンが戻ってくるマンチェスター・シティは、主力の長期離脱がなければチャンピオンズリーグでも上位を狙えるのではないでしょうか。トータルの完成度の高さでいえば、現在はモウリーニョよりもペップが明らかに上です。
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快勝でした
新加入の選手が結構フィットしてきてますね
まだまだ連携不足な所もありますが今後が期待できそうです
この試合のストーンズは素晴らしい出来でした
シティでも代表でも常にスタメンになれるくらい成長して欲しいですね
ストーンズがプレシーズンから好調ですね。今日コーナーから2ゴールあげたように、相手エリア内でのボールへ関与するプレーが多く、攻撃面でかなり成長してると思います。守備も昨シーズンまでは1試合に1回はあったろうなポカが無くなり、ここまではコンパニが欠場した試合でも落ちつきが見られます。ぜひこのプレーを継続して、コンパニと同じくらいにペップの元で成長していって欲しいです。
シティふぁんさん>
ストーンズ、よかったですね。コンパニ抜きでも戦えるようになってしまいそうです。
やすしさん>
いいときの彼は、攻撃への貢献度が高いですよね。本格化のシーズンとなりそうです。