ジルー2発、注目のカラム・ハドソン・オドイが1ゴール1アシストでチェルシーがEL5連勝!
3分にペドロが強引なミドルシュート。6分、右からのクロスが逆サイドに流れ、カラム・ハドソン=オドイが中央に折り返すと、飛び込んだジルーは惜しくも触れませんでした。7分にいきなり事件が起こります。マトスのバックパスをカチュリディが後ろに逸らし、奪ったジルーがGKと1対1になると思いきや、ミスしたCBがストライカーを後ろから引っかけて一発退場。セスクのFKは左に外れますが、アウェイチームは80分を10人で戦わなければなりません。10分、クロスを左サイドで拾ったハドソン=オドイは、パス交換で守備陣に穴を開けると、ラインの裏に絶妙な浮き球をフィード。走り込んだジルーが左足で放ったボレーは、GKパスハラキスの頭上を越えていきます。
左サイドで空くことが多いハドソン=オドイは、パスを受けるとゴールに直進。13分に速いモーションで放った一撃は右に外れ、1分後に同じ位置から打ったシュートはGKの正面に飛んでしまいます。20分のロフタス=チークの左足ミドルはDFに当たって右に流れ、CKを叩いたケーヒルのヘッドは左に外れます。24分にボックス左で2人を抜いたロフタス=チークは、角度のないところからのシュートを味方にぶつけてしまいました。27分、先制ゴールはジルー。セスクのロングフィードをペドロが最前線でキープし、右に流したラストパスを受けたレフティが見事に逆サイドのネットに沈めました。1分後、セスクのパスを前線でもらったロス・バークリーがつぶされ、こぼれ球を右足で狙ったハドソン=オドイの一撃がクロスバーにヒット。決めたかった18歳ウインガーは、苦笑いを浮かべています。
37分、中盤のセスクがラインの裏に浮き球を入れると、走り込んだジルーがニアぎりぎりを抜くスーパーボレーで2点めをゲット。41分にエメルソンがボックス左を抉ると、折り返しを左足で合わせたペドロはキックミスに頭を抱えています。前半は2-0。後半に入ると、PAOKがパスをまわすシーンが増えますが、ゴール前はチェルシー守備陣ががっちりガード。55分、中盤からドリブルで上がったロフタス=チークが右に回り込んでシュートを放つと、コースを読んだパスハラキスが右に飛んでセーブします。
60分、ついに来ましたハドソン=オドイ!ボックスの左のコーナーで、セスクからパスをもらったウインガーは、マーカーを抜き切らずにニアにコントロールショット。独特のタイミングの一撃にパスハラキスは虚を突かれ、外に掻き出すことはできませんでした。63分、ザッパコスタに代わってアンパドゥ。18歳のウェールズ代表MFも、私が注目している若手のひとりです。ペドロが下がってウィリアンが入り、残り時間は20分になりました。
プレミアリーグを優先してメンバーを落としたアーセナルが、10代や20代前半の若手を数多く起用していたのに対して、同じ方針で11人を選んだサッリ監督のチームは、レギュラーで使われていてもおかしくない選手ばかりです。クリステンセンとエメルソンは、プレミアリーグ出場ゼロ。ハドソン=オドイ以外にユースから上げた選手はおらず、75分に切った最後のカードはジルーをモラタです。78分、右にまわったハドソン=オドイが正確なクロスをニアに入れると、モラタのヘッドが右隅に吸い込まれて4-0。チェルシーが悠々と試合を畳み、EL5連勝を決めました。
今日は、カラム・ハドソン=オドイの素晴らしいプレイを堪能できて、大変満足しております。DFをかわしてからシュートを放つまでの間が、普通のストライカーより1拍速く、GKは相当守りにくいのではないかと思います。スタメン固定のチェルシーゆえ、プレミアリーグでは出番はないかもしれませんが、今後もELやFAカップでゴールを重ねていただければと期待しています。週末のフラム戦は、いつものメンバーでしょう。早く自分のスタイルをインストールしたかったサッリ監督の目論見は理解するものの、得がたいタレントたちがチームを離れてしまうのではないかと心配でもあります。セスク、クリステンセン、ロフタス=チーク…もったいない!
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とうとうやってくれましたねハドソンオドイ。それもセンス抜群のゴール。チェルシーファンとして彼のこれからが本当に楽しみでしょうがないです!
快勝&リーグで出場機会の無い選手達の活躍で、少し落ち気味だったチームの調子が上向きになることを祈っています。
やっぱりオドイいいですね。プレーが柔らかいしちゃんと周りも見えているし、アザールと一緒にプレーにしてどんなか見てみたいですけど、またしばらく見れないんでしょうね…。
セスクもジョルジーニョorセスクじゃなくて左インサイドハーフでジョルジーニョ・カンテ・セスクとかも見たいですね。ジョルジーニョ囮にセスクがおりてきて展開とかできればまたプレーの幅は広がりそうだし…。