スルーパス連発!マンチェスター・シティが7発圧勝でCLベスト8進出!
開始早々のシャルケのカウンターは、最後のクロスが味方に合わず。サイドを制圧するマン・シティは、ラストパスを通すことができません。14分、最初のチャンスはカイル・ウォーかーのスルーパスから。右サイドを完全に突破したスターリングがニアに合わせると、アグエロのボレーはポストの右に外れました。ボールを左右に散らすギュンドアンからウイングまではつながるものの、そこから先の崩しにアイデアがなく、中盤でまわしながら前線のスペースを窺う時間が続いています。大きなジェスチャーで、戦い方を指示するペップ・グアルディオラ。プレミアリーグ首位チームは、25分を過ぎてもアグエロの1発以外にシュートがありません。
スコアが動いたのは35分。ギュンドアンがラインの裏に浮き球を送ると、ブルマがベルナルド・シウヴァを倒してしまい、レフェリーはPKスポットを指差しています。アグエロがど真ん中にふわりと浮かして1-0。このゴールで、プレミアリーグ最強王者にエンジンがかかります。ギュンドアンのロングフィードがアグエロに届き、ドリブルでDFをかわしたエースのボレーはGKフェ―ルマンの正面。38分、ダニーロが縦に出したボールにスターリングが反応し、ボックス右からヒールで落とすと、ブルマを振り切ったアグエロが強引にニアにねじ込みました。
43分、ジンチェンコの長いスルーパスがサネに通り、マケニーを潰したウインガーの左足シュートがフェ―ルマンの脇を抜きました。2点めに続いてVARが導入され、オフサイドの有無がチェックされますが、判定は覆らず。マン・シティは、最初のゴールからたった8分で勝負を決めてしまいました。前半は3-0。シャルケが勝ち抜くためには4ゴールが必要ですが、後半のシティ・オブ・マンチェスターに勝負を争う雰囲気はありません。
51分、ギュンドアンがアウトにかけた素晴らしいロングフィードをラインの裏に落とし、サネがフェ―ルマンと1対1。ファーのネットを狙ったシュートは、ポストの外に逸れていきました。55分、サネのアーリークロスをハーフボレーで突き刺したのはスターリング。ラインズマンの旗が上がった後、この日3度めのVARでレフェリーがゴールを認めました。プレミアリーグのワトフォード戦でハットトリックを達成したウインガーは、相変わらず調子がよさそうです。64分、ペップはダヴィド・シルヴァとアグエロを下げ、フォーデンとガブリエウ・ジェズスを投入。マン・シティが引き続きボールを支配し、ベスト8進出に近づいています。
71分、ジンチェンコが斜めに出したパスでサネがボックス左に侵入し、グラウンダーに反応したベルナルド・シウヴァが左足で流し込んで5-0。最初の30分はやりにくそうだったマン・シティは、相手の裏を突くキラーパスを何本通したことか。ラポルテと代わったデルフは右サイドに入り、CBはカイル・ウォーカーとダニーロという「4SB」となっています。サネのスルーパスが最終ラインを切り裂いた78分のチャンスは、走り込んだフォーデンがGKを抜き去って左足で押し込みました。
83分、ベルナルド・シウヴァがニアに優しいパスを通すと、ガブリエウ・ジェズスのダイレクトショットがゴール右隅に決まって7-0。最前線のアタッカーたちが全員決めたゲームでしたが、素晴らしい浮き球をラインの裏に出し続けたギュンドアンをMVPに推したくなります。パスセンス溢れるセントラルMFの好配球がなければ、プレミアリーグ6連勝&公式戦10連勝という快進撃は成しえなかったでしょう。複数の主力を負傷で欠いているペップのチームが、4冠に向かって1歩進んだ圧勝劇でした。いやー、強いです。
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更新有難うございます。完勝でした!それもアグエロの2発で勝利を確実にしてこそ。後はオールスターのゴールショーでした。
スターリング、アグエロ、サネの前線は私が一番好きな3枚ですし、やはり最高でした。
それにしても、ギュンドアンは素晴らしいですね。ダヴィ・シルバの後釜なのか、フェルナンジーニョの後継者なのか、今シーズンに関してはデ・ブライネの不在も感じさせません。
ベルナルド・シルバとギュンドアンは絶対に手放せないんだけど。
気になるのはダビドシルバが低調だったことですかね
あれぐらいのプレッシャーでボールを取られる選手じゃないのに
ずっと試合に出場してるので体力的にきついんですかね
更新ご苦労様です。
シティ強し!ですね。プレミア勢の中ではCL優勝最有力候補ですね。それくらいチームとして完成していると思います。