ナビ・ケイタ&フィルミーノ!中盤を制したリヴァプールがポルトに2-0完勝!
こぼれ球を拾ったミルナーが左サイドに展開すると、マネがニアのフィルミーノにグラウンダーをフィード。中央に落としたボールをナビ・ケイタがダイレクトで叩き、オリヴェル・トーレスの足に当たったボールにカシージャスは反応できませんでした。セインツ戦でプレミアリーグ初ゴールを決めたばかりのMFは、2試合連続ゴールをゲットした直後にフィルミーノに素晴らしいスルーパスを通します。サラーへのクロスをミルトンがスライディングでカットし、追加点はならなかったものの、いかにもレッズらしい速攻でした。
13分、敵陣でインターセプトしたナビ・ケイタがダイレクトでロングフィードをサラーに通すと、ニアに走り込んだヘンダーソンのシュートはDFにヒット。16分のポルトのカウンターは、左サイドの最後方まで戻ったサラーが体を入れて奪取しました。18分、サラーのミドルのこぼれ球をナビ・ケイタが中央に戻すと、11番の左足ボレーはカシージャスがセーブ。プレミアリーグ18ゴールのエースは、このところのゲームのなかでは最も動けているのではないでしょうか。
22分、バックパスミスを突いたサラーがフェリペをかわしてカシージャスと1対1になりますが、右隅を狙ったフィニッシュはポストの外。レッズの2点めは、26分でした。ヘンダーソンの素晴らしいスルーパスがボックスに走ったアーノルドに届き、満を持したグラウンダーをフィルミーノが無人のゴールにプッシュ。レッズサポーターのチャントが鳴り響き、青い旗を振り続けていた青い集団は沈黙しています。
29分、左に流れたマレガにラストパスが通り、フリーで放ったシュートはアリソンが足で弾き出すビッグセーブ。直後、コロナのクロスを外に出そうとしたアリソンが、パンチしたボールをアーノルドの腕に当ててしまいますが、VARの結果、PKは回避されました。33分、ヘンダーソンが右サイドに流れ、ファーに完璧なクロスが上がるもフィルミーノの左足ボレーは惜しくもバーの上。3点目がほしいレッズは、中央からの強引な攻めが目立っています。前半は2-0。プレミアリーグの優勝候補が次のゴールを決めれば、勝負はそこで決するでしょう。
後半に入っても、前線からのプレスが冴えるレッズが主導権を握っています。49分のポルトの波状攻撃をしのぐと、51分にヘンダーソンがカウンターを発動。左にまわっていたアーノルドが中央にラストパスを通すと、サラーのボレーはダニーロ・ペレイラに当たってカシージャスがキャッチします。61分、ティキーニョが下がってブラヒミ。ポルトのカウンターは、始まった瞬間にことごとくファビーニョに潰されています。
マレガが右から単独で持ち込んだ69分のカウンターは、アリソンがニアを切ってキャッチ。73分にクロップ監督がマネをオリギ、セルジオ・コンセイソン監督はオリヴェル・トーレスをブルーノ・コスタにスイッチします。77分、マキシ・ペレイラをフェルナンド。78分にデヤン・ロブレンの裏を突いたマレガは、シュートを左上に外してしまいました。81分、フィルミーノに代わってスタリッジが登場。プレミアリーグのクラブは3-0をめざし、ポルトガルはアウェイゴールが目標です。
レッズの最終ラインは強引なドリブルを丁寧にカットし、最終盤の難しい時間でシュートを打たせずにタイムアップを迎えました。先制ゴールで試合の流れを創ったナビ・ケイタ、前に出ようとするポルトのアタッカーを止めまくったファビーニョ、効果的なパスが目を引いたヘンダーソン。最後までボールを追い続け、クリーンシートで試合を畳んだ中盤の3人を称えたいゲームでした。エスタディオ・ド・ドラゴンでアウェイゴールをゲットできれば、レッズは2年連続のベスト4進出を決められるでしょう。拍手をしながらロッカールームに向かった指揮官の笑顔が、この試合の評価を物語っているように感じられました。レッズ、クロップ、アンフィールド、ナイスゲーム!
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早速の更新ありがとうございます。
立ち上がりは少々心配でした。ケイタは先日の初ゴールで変わりましたね。このまま存在感をどんどん発揮して欲しいです。個人的にはMOMはケイタです。中盤が安定するとゲームも締まりますね。アウェイは厳しい戦いになると思いますが、勝てるチームだと信じてます!
早速ありがとうございます。
質・量にサラーばりのスピードまで備わった、凄まじいブログ更新にいつも頭が下がります。
アリソンとダイク先生が新戦力であることを忘れさせるほど重要な働きを続ける中、ファビーニョとケイタのフィットが有難いです。
シャキリも…というのが望み過ぎなのは自覚してますが、なにせ対抗が完璧マンシティ。それでも五分五分(まだ劣勢?)なのがツライところであり、今期の面白いところであり。
いやぁ素晴らしいプレミア!