やはり決め手はスアレス&メッシ…決定機を活かせなかったリヴァプール、激痛の3-0完敗!
3分、コウチーニョとのワンツーでボックス左から抜け出したラキティッチは、パスを選択したためマティプが間に合ってカット。5分にロバートソンのフィードをナビ・ケイタがダイレクトで前線に送ると、ピケに競り勝ったマネは打ち切れず、クロスは味方に通りません。10分まではレッズが主導権を握り、バルサはカウンター狙い。古巣対決となるコウチーニョとスアレスに要注意です。14分、左サイドから上がったジョルディ・アルバのグラウンダーがニアのメッシに通りますが、マティプとミルナーが対応してシュートを打たせず。サラーが仕掛けたカウンターは止められ、メッシのドリブルからこぼれ球を拾ったコウチーニョのミドルはアリソンがキャッチします。
20分、ラキティッチに削られたナビ・ケイタが無念のリタイア。ミルナーとのコンビでボックス左に侵入したマネは、フィニッシュをブロックされました。24分にヘンダーソンが入り、前線はサラー、ワイナルドゥム、マネ。バルサがワンチャンスを活かしたのは26分でした。左サイドでコウチーニョの落としを受けたジョルディ・アルバが前線にラストパスを入れると、マティプがスアレスと入れ替わってしまいました。ボレーが右隅に吸い込まれ、1-0。エールディヴィジ、プレミアリーグ、ラ・リーガで得点王に輝いたスアレスは、意外なことに今季CLで初ゴールです。
35分、ヘンダーソンが右から入れたアーリークロスでマネがラインの裏に抜け、フリーでボレーを放ちますが、シュテーゲンの頭上にアウト。38分にサラーが振り向きざまの一撃を止められると、こぼれ球を叩いたミルナーのミドルは左に外れました。前半のシュート数は5対6でプレミアリーグ2位が上回っていますが、オンターゲットはゼロ。次のゴールを決めたほうが、大きなアドバンテージを得ることになります。
47分、右からのクロスをサラーがキープし、落としをもらったワイナルドゥムがミルナーに打たせると、右隅を襲ったボールはシュテーゲンがセーブ。53分、ロバートソンが前線に出たヘンダーソンをポストに使い、ワイナルドゥムからのパスを受けたサラーの強烈なシュートは、シュテーゲンが右に弾き出すビッグセーブでしのぎました。59分、ファン・ダイクのロングフィードがサラーに届き、グラウンダーをワイナルドゥムがスルーすると、フリーで走り込んだミルナーのボレーはGKの正面。60分にコウチーニョが下がり、セメドが右SB、セルジ・ロベルトが中盤という布陣に変わります。
メッシのスルーパスがボックス左のビダルに通った63分のチャンスは、ラストパスを読んだファン・ダイクが冷静にカット。クロップ監督はアウェイゴールを獲りにいくのか、2点のビハインドを回避するのか。70分を過ぎて、ようやくフィルミーノがアップを始めています。中央でメッシが空いたのは75分。セルジ・ロベルトへのスルーパスにはロバートソンが触りますが、フォローしたスアレスのシュートがバーを直撃。リバウンドがメッシの前に落ちてはどうしようもありません。2-0、残り時間は15分。レッズのミッションはただひとつ、アンフィールドに帰ってから効果を発揮するアウェイゴールです。78分、ワイナルドゥムが下がってフィルミーノ登場。プレミアリーグのクラブを震撼させた3人が前線に揃いました。
しかし82分、この日の3点めもホームチームでした。25メートルほどのFKを決めたのはリオネル・メッシ。3-0になった直後、ゴール前にマネが飛び込み、左にいたフィルミーノのシュートをラキティッチがゴールライン上で掻き出すと、サラーの決定的なダイレクトショットはポストに跳ね返されてしまいました。クロップ監督の最後のカードは、85分にミルナーをオリギ。バルベルデ監督は93分にスアレスとセルジ・ロベルトを下げ、デンベレとアレニャで試合を畳もうととしています。終了直前に3対2となったバルサのカウンターは、メッシのラストパスをフリーで叩いたデンベレがキックミス。今季のスペイン王者がクリーンシートで初戦を制し、ファイナル進出に近づきました。
今季公式戦で2度めの3失点よりも、ノーゴールが激痛でした。マネ、ミルナー、サラーのいずれかが決定機を活かしていれば、アンフィールドで逆転が期待できたのですが、3-0はさすがに厳しいでしょう。シュート数は12対15、ポゼッションは47対53と互角以上に戦えていただけに、主導権を握っていたハーフタイム前後30分の逸機が悔やまれます。まずは気持ちを切り替え、週末のプレミアリーグでニューカッスルに勝ち切って、いい状態でアンフィールドの決戦に臨んでもらえればと思います。熱狂的なサポーターの前で、リヴァプールらしいフットボールを見せてほしい。今いえるのは、それだけです。
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ホームでシュート数、ポゼッション率ともに負けながら試合には複数点取って勝つ。典型的な今期のバルサでしたね。
普段は別のプレミアのチーム応援してるけど、プレミア勢にCL獲ってほしいのでトッテナムもリバプールも2ndレグ頑張ってほしいです。
あのユナイテッドと変わらん
ミルナーの逸機、サラーのポスト直撃、チャンスはありましたが決められませんでした。前半からポゼッションで上回る時間帯でもサラーとマネに絡むもう一人、フィルミーのの不在が大きく、得点に至らなかったのが残念です。
もっとも、終盤に投入されたフィルミーのも本調子ではなかったようですが。
プレミアトップとラ・リーガトップとの間にはまだ差があるんでしょうか。
選手の差なんてないと思いますよ
メッシ以外は
奇策に走ったクロップにはがっかりですよ
普段通りのサッカーが通用しないって言ってるようなものじゃないですか
選手たちは本当に士気が上がった状態でプレーできたのかな
悔しい敗戦ですね。
3点差で負けるほどの差はなかったと思うんですが結果を見ると決定力の差なんですかね。
思ったよりポゼッションできた事によって、プランと違ってちぐはぐした感じになったような気がしました。
やはりフィルミーノの不在が大きかったですね。
今日の感じでフィルミーノがスタメンのアンフィールドなら、3点以上取る事も可能だと思うので、なんとかバルセロナに意地を見せて欲しいです。
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フィルミーノ使えないとなると中盤増やす以外選択肢ないのもまた事実だし奇策でもない
ケイタ怪我させられた時点でもうどうしようもないかな
更新ご苦労様です。
完敗ですね。相手の方が一枚上だったのか、、、。やはりこのチームはボビーが居ないと苦しくなる面は来季の改善課題ですね。2ndレグのアンフィールドは思いっきり戦ってほしいです。
攻撃はフィルミーノ、守備はアリソンとダイク頼り。
本当に強い相手だと、ここが万全で揃ってないと厳しいのがクロップの限界ですかね。
今シーズンのバルサはボールを持たれ攻められることも想定に置いた戦い方ができる器用なチームです。それがバルサらしくない。面白くないとの一部ファンからの批判もあるわけですが。アンフィールドではしっかりパスを回し、しっかり守りながらメッシという反則的な存在を使って勝ち抜けを決定付けるアウェーゴールを狙いにくるでしょうね。昨季ローマで高い授業料払ってるから油断や慢心は絶対にないでしょうしかなり難しい状況に追い込まれました。
普段なら全人類総監督状態の中に混じって、2ndレグはほぼ絶望的になったと言いたくなりますが、
サポーターとしてとなると、この試合はデータ上も拮抗した内容でしたし、アンフィールドに戻って同じ以上のスコアでバルサを倒せる、と楽観的に考えます笑
リヴァプールの差別主義サポーターのせいだな。当然の結果。
それにしてもあのメッシのFKはまるで漫画のようでしたね
プレミアファンとしてはショッキングな結果ですね。こんだけプレミアで飛び抜けてる二チームの1つがこんな大敗するとは、、、
まだバルサが抜けているのか?!
いつも楽しい記事をありがとうございます。
この試合、本当に悔しかったです。
是非ともアンフィールドではボコボコに
してほしいな、と(笑)