完璧マルティネス、サカは1ゴール2アシスト!猛攻に耐えたアーセナルがアウェイで0-3快勝!
11分、アンドレ・シルヴァのミドルシュートは左ポストの外。13分にヒンテレッガーのミスパスをサカが敵陣ボックス手前でカットしますが、フィニッシュかパスか躊躇したために寄せられ、左足のシュートをブロックされてしまいます。16分、左サイドにいたサカが縦に出したスルーパスでルーカス・トレイラが裏に抜け出しますが、GKトラップの出足が速くシュートを打てず。直後、アンドレ・シルヴァのスルーパスでボックス左に抜けたコスティッチは、マルティネスと1対1になりながら左に外してしまいます。
21分に左サイドから上がったコスティッチが高速グラウンダーを入れると、クリアのこぼれ球を叩いたバス・ドストの一撃は左にアウト。ウィロックの縦パスを受けたオーバメヤンが右に流れ、クロスに狙うと、こちらも枠にいきません。攻守が目まぐるしく変わるスリリングな展開。昨季プレミアリーグ5位チームは、右サイドを狙われています。24分にロングフィードがコスティッチに届き、トラップ1発でチャンバースをかわしたWBが左足を振り抜くと、マルティネスが左手で弾き出すビッグセーブでチームを救いました。
25分に右からのグラウンダーが鎌田大地に入り、右足で放ったシュートはマルティネスの正面。劣勢だったアーセナルは、33分にビッグチャンスをつかみます。敵陣でソウをチェックして奪ったジャカがスミス=ロウを縦に走らせると、トラップと1対1になった若きアタッカーは、至近距離からの一撃をセーブされて悔しがっています。37分、右からのクロスを叩いたバス・ドストのヘッドは右に外れ、直後のカウンターでガナーズが先制します。サカのパスを左サイドで受けたウィロックがドリブルで突進。ボックスに入ったところで切り返しを入れて右足を振り抜くと、アブラハムに当たって大きく跳ねたボールがバーの下を叩いてゴールに吸い込まれました。
前半終了間際にも、マルティネスがビッグセーブ。斜めのパスがボックス右に走ったアンドレ・シルヴァに入り、ダイレクトのシュートがニアに飛びますが、27歳になった第2GKはコースに体を入れて防ぎました。0-1で始まった後半も、直線的なアタックを交互に仕掛ける忙しい展開が続きます。50分にウィロックがドリブルで仕掛けたカウンターは、フリーになったオーバメヤンが左足で打った瞬間、間に合ったヒンテレッガーがスライディングでブロック。54分にルーカス・トレイラが自陣で潰され、ショートカウンターが発動しますが、コスティッチの左足シュートはGKの正面でした。
55分、右サイドからジャカが蹴ったFKは、トラップの頭上を越えてクロスバーにヒット。59分にコスティッチが左から上がり、正確なグラウンダーがアンドレ・シルヴァの足元に入りますが、ボレーは明らかなキックミスでバーを越えてしまいました。60分、スミス=ロウに代わってニコラ・ペペ。フランクフルトのシュートは20本を超えています。68分に左でフリーになったコスティッチは、触れば1点の速いボールをゴール前に入れるも、誰も飛び込みません。
72分、ウィロックが下がってダニ・セバージョス。79分、サカを後ろから倒したドミニク・コールは2枚めのイエローで退場です。これでフランクフルトはしびれました。85分、ジャカ、ニコラ・ペペとつながったカウンターから、サカのミドルが左隅に決まって0-2。2分後、ルーカス・トレイラがスパイクが脱げながらも前線でチェックし、競り合いのこぼれ球を拾ったサカが左足アウトでラインの裏に転がします。オーバメヤンとトラップが1対1。プレミアリーグ5ゴールのエースが冷静に足元を抜き、ガナーズが0-3で快勝しました。
MVPは、完璧だったマルティネスと1ゴール2アシストのサカでいかがでしょうか。コスティッチに左サイドを蹂躙され、シュート24本を浴びる苦しい試合でしたが、CBの2人と守護神が要所を締めて耐え抜き、最後にチャンスをものにしました。バイタルエリアにおけるチェックの緩さは相変わらずでしたが、アストン・ヴィラと戦う週末のプレミアリーグで解決していただきましょう。若手とサブの選手が結果を出したのが何よりも収穫。グループFの最大の難敵をアウェイで下すという結果は、自信につながるのではないでしょうか。スリリングでおもしろい試合でした。グーナーのみなさん、おめでとうございます。ウィロック、スミス=ロウ、サカ…楽しみですね!(エミリアーノ・マルティネス 写真著作者/joshjdss)
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勝ったのは良いですが
やはりシュート打たれ過ぎだし、チャンスで決めきれないのもガナーズかなーと思いました。
なかなかうまいこと中盤が埋まらないですよね。
アンカーがいて守備が盤石なチームになってもらいたい。
管理人さんのおっしゃる通り、マルティネスはすごく良かったですね。
レノに劣らぬ、堂々としたものでした。
この試合もかなり打たれましたが、大怪我しないやられ方というか、ワトフォード戦よりはハラハラしませんでした。
とは言え、危なっかしい横パス、それは取られるだろ!とか、そんなタイミングで渡されたら、仲間が困るのわからないの!とかいうボールが多くて、そこの徹底をするだけでほころびが減り、かなり改善されると思うんですが、同じ事を10年以上言いつづけてる気がしますね(泣)
文句が多く出てしまいますが、ポジティブな面も多い試合だったので、良かったです。
でも、試合を決められたのも、ちょっと可哀想なレッドで相手が一人減ってからですからね。
もっともっと強くなって欲しい!!