2022.09.15 チャンピオンズリーグ2022-23チャンピオンズリーグ
数秒前まで、チンタラ歩いてたのに…!怪物ハーランドのアクロバティックで、マン・シティCL連勝!
いやー、言葉を失いました。チャンピオンズリーググループステージ2節、マンチェスター・シティVSドルトムント。1-1となった84分、右にいたデブライネの左足クロスを跳ね返された後、相手のミスパスをフリアン・アルバレスが奪って、ボールは後方のロドリへ。可能性が低い浮き球を再度クリアされたとき、彼はオフサイドポジションで歩いていたのです。
ナタン・アケがキープし、左のジョアン・カンセロに渡るまでオフサイド。チンタラという言葉がぴったりの歩き方で、ボールの行方を追っていた選手は、7番が持った瞬間にラインの内側にすっと戻りました。右足アウトのクロスがファーへ。「絶妙のラストパス」「完璧なコース」と絶賛する記者もいそうですが、あの怖ろしいフィニッシュがなければ「きついクロス」といわれていたはずです。
5分ほど前に、守備固めとして投入されたシュロッターベックは、クロスが上がる直前に彼の位置を確認していました。浮いたボールは頭の高さ。しかし、ヘディングは間に合いません。次の瞬間、空中に上がった左足がボールを捉えるのが目に入りました。
GKマイヤーが頭上を抜かれると、すぐ外にいたゲレイロは、お手上げのポーズ。アーリング・ブラウト・ハーランドの決勝ゴールは、今季公式戦9試合で13発めです。
ああいうアクロバティックなボレーは、フツーは決まらないもので、クロスバーを越えるボールを見て、スタンドがどよめくのが「あるある」です。簡単に決めているように見えるのは、DFの間に入るタイミングを計る先読みの力と、空間認識力の高さによるものでしょう。そしてもうひとつ、彼が熟知しているのは、「シュートは思い切り蹴らなくてもOK」ということです。
昨季までのチームメイトの動きをよく知るドルトムントにとっては、悔しい敗戦でした。縦パスを許さず、サイドからのクロスを確実に跳ね返した前半の守備は大満足。昨季プレミアリーグ王者は決定機を創れず、シュート3本という珍しい数字でハーフタイムを迎えています。
後半に入り、先制したのはアウェイチーム。右からのCKがファーに流れ、マルコ・ロイスが入れたシュート性のボールを頭でプッシュしたベリンガムは見事でした。ペップの3枚代えは、さほど機能せず、67分にデブライネの絶妙な浮き球で右から抜けたハーランドは、ニアポストの外側にぶち当てました。
DFを1枚足したのは78分。フライブルクから加わったばかりのシュロッターベックは、2失点の原因となってしまいました。ジョン・ストーンズの無回転ミドルにマイヤーが反応できなかったのは、彼が首を振ってよける格好となったため、突然ボールが現れたように見えたからでしょう。
強烈なミドルとモンスターのアクロバティックを、彼の責任とするのは酷ですが、両方に関与してしまった不運なCBという表現なら、うなずいてもらえるのではないでしょうか。
コミュニティーシールドはノーゴールだったハーランドは、プレミアリーグで6戦10発、チャンピオンズリーグは2戦3発。プレミアリーグのスタッツを見ると、25本のシュートの6割となる15本を枠内に収めており、ショットコンバージョン40%という驚異的な数字を残しています。
ただでさえ欧州屈指の破壊力を誇るチームが、やばいストライカーを引き入れました。ペップが最も恐れているのは、ハーランド&デブライネというホットラインの負傷でしょう。マン・シティは、悲願のCL制覇…いや、トレブルを達成できるでしょうか。まだ序盤戦ですが、ついつい先走ってしまうほど、入団してすぐのゴールラッシュは鮮烈です。
ナタン・アケがキープし、左のジョアン・カンセロに渡るまでオフサイド。チンタラという言葉がぴったりの歩き方で、ボールの行方を追っていた選手は、7番が持った瞬間にラインの内側にすっと戻りました。右足アウトのクロスがファーへ。「絶妙のラストパス」「完璧なコース」と絶賛する記者もいそうですが、あの怖ろしいフィニッシュがなければ「きついクロス」といわれていたはずです。
5分ほど前に、守備固めとして投入されたシュロッターベックは、クロスが上がる直前に彼の位置を確認していました。浮いたボールは頭の高さ。しかし、ヘディングは間に合いません。次の瞬間、空中に上がった左足がボールを捉えるのが目に入りました。
GKマイヤーが頭上を抜かれると、すぐ外にいたゲレイロは、お手上げのポーズ。アーリング・ブラウト・ハーランドの決勝ゴールは、今季公式戦9試合で13発めです。
ああいうアクロバティックなボレーは、フツーは決まらないもので、クロスバーを越えるボールを見て、スタンドがどよめくのが「あるある」です。簡単に決めているように見えるのは、DFの間に入るタイミングを計る先読みの力と、空間認識力の高さによるものでしょう。そしてもうひとつ、彼が熟知しているのは、「シュートは思い切り蹴らなくてもOK」ということです。
昨季までのチームメイトの動きをよく知るドルトムントにとっては、悔しい敗戦でした。縦パスを許さず、サイドからのクロスを確実に跳ね返した前半の守備は大満足。昨季プレミアリーグ王者は決定機を創れず、シュート3本という珍しい数字でハーフタイムを迎えています。
後半に入り、先制したのはアウェイチーム。右からのCKがファーに流れ、マルコ・ロイスが入れたシュート性のボールを頭でプッシュしたベリンガムは見事でした。ペップの3枚代えは、さほど機能せず、67分にデブライネの絶妙な浮き球で右から抜けたハーランドは、ニアポストの外側にぶち当てました。
DFを1枚足したのは78分。フライブルクから加わったばかりのシュロッターベックは、2失点の原因となってしまいました。ジョン・ストーンズの無回転ミドルにマイヤーが反応できなかったのは、彼が首を振ってよける格好となったため、突然ボールが現れたように見えたからでしょう。
強烈なミドルとモンスターのアクロバティックを、彼の責任とするのは酷ですが、両方に関与してしまった不運なCBという表現なら、うなずいてもらえるのではないでしょうか。
コミュニティーシールドはノーゴールだったハーランドは、プレミアリーグで6戦10発、チャンピオンズリーグは2戦3発。プレミアリーグのスタッツを見ると、25本のシュートの6割となる15本を枠内に収めており、ショットコンバージョン40%という驚異的な数字を残しています。
ただでさえ欧州屈指の破壊力を誇るチームが、やばいストライカーを引き入れました。ペップが最も恐れているのは、ハーランド&デブライネというホットラインの負傷でしょう。マン・シティは、悲願のCL制覇…いや、トレブルを達成できるでしょうか。まだ序盤戦ですが、ついつい先走ってしまうほど、入団してすぐのゴールラッシュは鮮烈です。
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いやー、凄いゴールでしたねー。だってデフェンダーがヘディングでクリア出来なかったボールに左足ボレーですよ‼️アグエロ時代でも絶対見られないごーるですよ。しかも、どうしても追加点が欲しい状況で期待に応えるプレー。規格外のCFです。