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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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アグレッシブなプレス、直線的な速攻、獰猛なカットイン…2-0快勝、強いレッズ復活の予感!

クロップ監督の布陣は、4-2-3-1のようです。チャンピオンズリーグ3節、リヴァプールVSレンジャース。プレミアリーグとCLで17ゴールと猛威を振るうハーランドに対して、ダルウィン・ヌニェスは未だ1ゴール。アンフィールドのファンの前で、鮮やかな1発を決めてもらえればと思います。

さっそく、レッズのスタメンを紹介しましょう。GKアリソン、DFアーノルド、ジョー・ゴメス、ファン・ダイク、ツィミカス、中盤センターはヘンダーソンとチアゴ・アルカンタラ、2列めにサラー、ジョッタ、ルイス・ディアス、最前線にダルウィン・ヌニェスというフォーメーションです。

開始3分、決定機をつかんだのはリヴァプール。ボックス右で縦パスを受けたジョッタのトラップが流れ、こぼれ球に反応したダルウィン・ヌニェスが右足でボレー。GKマクレガーがセーブし、先制はできなかったものの、赤いシャツはこのシュートをきっかけにペースをつかんだようです。

7分にボックス左手前で得たFKは、アーノルドの得意のポジション。左にカーブをかけたボールは、マクレガーの指先を抜けて左隅に吸い込まれました。12分にジョッタがドリブルで中央に斬り込み、スイッチしたルイス・ディアスが右隅を狙うと、ボールは惜しくもポストの外。15分に右からカットインしたサラーは、左足のコントロールショットをマクレガーにセーブされました。

19分、レンジャースのFK。左からのキックが壁に当たり、リバウンドを拾ったケントが右足を振り抜くと、ボールは右に切れていきました。今日のレッズは、前からのプレスが効いています。28分のCKは、中央に走り込んだファン・ダイクが頭で触っただけです。

34分、ヘンダーソンの浮き球で左から抜けたダルウィン・ヌニェスのボレーは、マクレガーがセーブ。1分後に左からボックスに侵入したルイス・ディアスは、右足のフィニッシュがGKの守備範囲です。41分、サラーが縦に出したスルーパスがボックス右へ。フリーで打ったダルウィン・ヌニェスのシュートはコースが甘く、マクレガーに足でブロックされてしまいました。

ベンフィカから来たストライカーは、43分にもジョッタが斜めに出したパスでシュートチャンスを得ますが、遠めから打った左足の一撃はGKの正面に飛びました。前半は1-0。圧倒的なレッズペースですが、追加点を取らなければ安心できません。

50分、サラーのパスをボックス左コーナーで受けたダルウィン・ヌニェスは、フィニッシュが浮いてしまい、枠にいかず。プレミアリーグのクラブが対応の2点めを奪ったのは、53分でした。ヘンダーソンのサイドチェンジが左に上がり、強引に斬り込んだルイス・ディアスがキングに倒されPK。ど真ん中に蹴り込んだサラーは冷静でした。

59分、ツィミカスが中に出したパスをティルマンがカット。こぼれたボールが、ジョッタの足元に入ってしまいました。左足の強烈なシュートは、マクレガーが指先で上に弾くビッグセーブ。クロップ監督は、70分にジョッタとヘンダーソンを下げ、フィルミーノとファビーニョを投入。4-2-3-1は続行です。

今日のレッズは、最近のプレミアリーグよりも前で奪うシーンが多く、チアゴとヘンダーソンのロングフィードも効果的です。80分にエリオットに後を譲ったダルウィン・ヌニェスは、シュート6本を放ちながらノーゴールでしたが、ここぞというシーンで打てるエリアに入っており、そろそろ次のゴールを見られるでしょう。

84分、CKで競り勝ったマティプのヘッドは惜しくも右にアウト。1分後、マティプを抜き去ったマトンドが左脇から打った決定的な一撃は、ゴール前をカバーしたツィミカスがクリアしました。オープンプレーでのゴールはなかったものの、シュート23本&オンターゲット10本で2-0快勝。クリーンシートでの3ポイントは、2ヵ月半ぶりです。

今日のMVPは、ヘンダーソンでいかがでしょうか。5本の的確なロングフィードとチャンスクリエイト2回に加えて、デュエル4戦3勝とパス成功率94%も光っています。アグレッシブなプレス、直線的な速攻、両サイドからのカットイン…強いレッズ復活の兆しを感じさせるナイスゲームでした。週末のアーセナル戦をいい雰囲気で迎えられそうです。


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“アグレッシブなプレス、直線的な速攻、獰猛なカットイン…2-0快勝、強いレッズ復活の予感!” への1件のコメント

  1. lippppiioool より:

    実力差があることも考慮しなくては、ですが、現状の選手を考えると中盤の守備強度に問題があるシステムより、この試合で採用したシステムを続けていくべきでしょう。今週末の試合に少し希望が持てる内容でした。

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