2024.09.26 チャンピオンズリーグ2024-25チャンピオンズリーグ
致命的なミスが重なった激痛の失点!停滞気味のマンチェスター・ユナイテッドの打開策は…?
プレミアリーグのサウサンプトン戦は0-3快勝、カラバオカップのバーンズリー戦は7-0圧勝。リヴァプール戦の惨敗の後、昇格クラブと下部リーグとはいえ連勝を遂げ、調子が上がってくるのではないかと期待したのですが…。マンチェスター・ユナイテッドは、クリスタル・パレス戦に続き、ヨーロッパリーグのトゥエンテ戦もドローで終えてしまいました。
セルハーストパークのアウェイゲームは、前半だけで5回のビッグチャンスを逃し、後半は停滞。ラシュフォードとホイルンドを投入した交代策は空転し、ラスト20分はシュートゼロでした。ELのリーグフェイズの初戦は、オールド・トラフォード。エールディヴィジのクラブは、マン・ユナイテッドのELのホームゲームのなかで、UEFAのスコアが最下位です。
ホームチームの先制ゴールは35分。ブルーノ・フェルナンデスがボックス左に入れた縦パスを、ダロトとヒルガースが競り、こぼれたボールに先着したエリクセンが右隅に突き刺しました。8分に左サイドでキープしたボールをファン・ルーイに奪われ、フリーのラマースへの決定的なグラウンダーを許したダロトは、唯一のゴールの仕掛け人としてチームに貢献したのですが…。
前半を1-0でリードしたマンチェスター・ユナイテッドは、追加点を決められません。エリクセンの一撃から、68分のラマースのゴールまでのオンターゲットは、53分のCKの競り合いからマグワイアが叩いた右足のボレーのみ。失点シーンは、前からの厳しいプレスを日常とするリヴァプールやアーセナルなら絶対に喰らわないロングカウンターでした。
自陣右サイドの深い位置でドリブルを始めたファン・ルーイは、単独で突破しようとは考えておらず、パスコースがなかったから持ち続けただけでしょう。後ろから追ったラシュフォードが奪取に失敗したのはしょうがないとしても、本気で詰めなかったブルーノと、2人がかりでいってかわされたエリクセンとリサンドロ・マルティネスは失点の要因のひとつです。
マグワイアは中途半端なタックルを仕掛けて股を抜かれ、最後の砦はウガルテ。SBのタッチが長くなったところをスライディングでカットし、エリクセンにボールが渡りました。後方のダロトに落とすか、オナナまで戻すか。シンプルにプレイしていれば、そこで終わりだったのですが、判断が遅れたセントラルMFが右に持った瞬間、ラマースにさらわれてしまいました。
あっという間に3対1になり、センターをケアしていたマズラウィがラマースに迫ろうとしています。オナナは、ファーにグラウンダーが出るのをケアしていたのでしょう。しかし、ゴールエリアに迫ったFWにあれだけニアを空ければ、思い切り蹴り込まれて終わりです。致命的なミスが重なった失点の後、ラスト20分でシュート8本の猛攻は実らず、1-1でタイムアップとなりました。
この日のラシュフォードはアグレッシブで、ドリブル成功5本。さほど強固とは思えなかったトゥエンテの守備を崩せなかったのは、チームとしての狙いがなかったからか。トッテナム、ポルト、アストン・ヴィラ…今季公式戦で3勝2分2敗のチームは、厳しい3連戦を切り抜けられるのでしょうか。個々の能力が停滞の原因ではないとすれば…!
セルハーストパークのアウェイゲームは、前半だけで5回のビッグチャンスを逃し、後半は停滞。ラシュフォードとホイルンドを投入した交代策は空転し、ラスト20分はシュートゼロでした。ELのリーグフェイズの初戦は、オールド・トラフォード。エールディヴィジのクラブは、マン・ユナイテッドのELのホームゲームのなかで、UEFAのスコアが最下位です。
ホームチームの先制ゴールは35分。ブルーノ・フェルナンデスがボックス左に入れた縦パスを、ダロトとヒルガースが競り、こぼれたボールに先着したエリクセンが右隅に突き刺しました。8分に左サイドでキープしたボールをファン・ルーイに奪われ、フリーのラマースへの決定的なグラウンダーを許したダロトは、唯一のゴールの仕掛け人としてチームに貢献したのですが…。
前半を1-0でリードしたマンチェスター・ユナイテッドは、追加点を決められません。エリクセンの一撃から、68分のラマースのゴールまでのオンターゲットは、53分のCKの競り合いからマグワイアが叩いた右足のボレーのみ。失点シーンは、前からの厳しいプレスを日常とするリヴァプールやアーセナルなら絶対に喰らわないロングカウンターでした。
自陣右サイドの深い位置でドリブルを始めたファン・ルーイは、単独で突破しようとは考えておらず、パスコースがなかったから持ち続けただけでしょう。後ろから追ったラシュフォードが奪取に失敗したのはしょうがないとしても、本気で詰めなかったブルーノと、2人がかりでいってかわされたエリクセンとリサンドロ・マルティネスは失点の要因のひとつです。
マグワイアは中途半端なタックルを仕掛けて股を抜かれ、最後の砦はウガルテ。SBのタッチが長くなったところをスライディングでカットし、エリクセンにボールが渡りました。後方のダロトに落とすか、オナナまで戻すか。シンプルにプレイしていれば、そこで終わりだったのですが、判断が遅れたセントラルMFが右に持った瞬間、ラマースにさらわれてしまいました。
あっという間に3対1になり、センターをケアしていたマズラウィがラマースに迫ろうとしています。オナナは、ファーにグラウンダーが出るのをケアしていたのでしょう。しかし、ゴールエリアに迫ったFWにあれだけニアを空ければ、思い切り蹴り込まれて終わりです。致命的なミスが重なった失点の後、ラスト20分でシュート8本の猛攻は実らず、1-1でタイムアップとなりました。
この日のラシュフォードはアグレッシブで、ドリブル成功5本。さほど強固とは思えなかったトゥエンテの守備を崩せなかったのは、チームとしての狙いがなかったからか。トッテナム、ポルト、アストン・ヴィラ…今季公式戦で3勝2分2敗のチームは、厳しい3連戦を切り抜けられるのでしょうか。個々の能力が停滞の原因ではないとすれば…!
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