2024.11.06 チャンピオンズリーグ2024-25チャンピオンズリーグ
欧州の明暗…リヴァプールは怒涛の4発でCL4連勝、マン・シティは後半の3失点でまさかの3連敗!
アンフィールドでレヴァークーゼンと戦ったリヴァプールは、前半は0-0。スポルティングCPの本拠地エスタディオ・ジョゼ・アルヴァラーデに乗り込んだマンチェスター・シティは、1-1でハーフタイムを迎えています。チャンピオンズリーグのリーグフェーズ4節。プレミアリーグの2強は、いずれも後半勝負となっていました。
ここからブックメーカーに「最終スコアを当てたら100/1」といわれても、ビッグマネーを手にした人はいなかったでしょう。リヴァプールは怒涛の4発で圧勝。4連勝で首位に躍り出ました。片やマン・シティは、3失点を喫して4-1の惨敗。直線はカラバオカップでスパーズに2-1、プレミアリーグでボーンマスに2-1で連敗。開幕から公式戦13連勝だったのに、まさかの3連敗です。
まずはレッズの4ゴールを振り返りましょう。先制は61分。自陣でコナテ、ファン・ダイク、アーノルドとまわし、中央で空いていたカーティス・ジョーンズにパスを通すまで、アンフィールドのサポーターは穏やかでした。直後、縦の鋭いスルーパスでルイス・ディアスがラインの裏に出ると、スタンドに爆音が響き渡り、ループシュートがラインを越えるとテンションMAXです。
今季のリヴァプールは、先制から5分以内に追加点をゲットした試合が3つあります。2点めは63分、アンフィールドには歓喜の余韻が残っていました。自陣のボックス左でマック・アリスターがボールをカットし、カウンターがスタート。右サイドでパスを受けたサラーは急がず、ルイス・ディアスとのパス交換で上がると、ファーに完璧なクロスを入れました。
フリーでヘッドを決めたガクポは、サラーが蹴る瞬間に加速しており、自分に来るとわかっていたようです。2点のリードを得たスロット監督は、勝ちましたよと宣言するかのように、70分過ぎからカーティス・ジョーンズ、ガクポ、アーノルド、ツィミカスを次々に下げました。代わって入ったのは、ショボスライ、ダルウィン・ヌニェス、ブラッドリー、ロバートソンです。
3点めは83分、ロバートソンの楔のパスをダルウィン・ヌニェスがマック・アリスターに落とし、ドリブルで上がった10番は右のサラーに展開。ボールをキープしたエースは、今度は左足でファーのルイス・ディアスの足元に合わせました。冷静だったルイス・ディアスは、正確なトラップから右足で流し込み、スタンドに走り寄って拳を振り上げています。
最後のゴールは91分、ロバートソンのタックルからのカウンタ―。マック・アリスターが前線のダルウィン・ヌニェスに長い縦パスを通すと、あっという間に4対2です。ロバートソンは、素晴らしいですね。ダルウィン・ヌニェスがボックス左に入ったとき、中央でフリーでした。自陣のバイタルエリアからスプリントして、間に合うとは…!
カットインした9番のシュートはインカピエに当たり、こぼれ球をトラップしたルイス・ディアスが左隅に決めてハットトリック。ブンデスリーガを制した監督として古巣に帰ってきたシャビ・アロンソにとっては、アンフィールドの歓喜の声を浴び続けるつらい旅となりました。圧勝のレッズは、公式戦14勝1分1敗と好調キープ。疲れを残さず、土曜日のヴィラ戦に臨めそうです。
ポルトガル遠征のマンチェスター・シティは、4分に敵陣で守田英正から奪ったフォーデンが強烈な一撃を決める好スタート。38分に縦1本でギョケレスに決められたものの、前半のポゼッションは71%で、シュート数3対11、オンターゲット2対5と優位に立っていました。ここから4-1は、予測不能の結末です。
後半のキックオフはホームチーム。後方に下げたボールが左にまわり、コヴァチッチを抜き去ったペドロ・ゴンサウヴェスが中に斬り込むと、一気に3人を無力にする縦のスルーパスがアラウホに通ります。エデルソンの正面に打った強引な一撃が股間を抜いて2-1。リードされてから2分も経たないうちに、トリンコンを背後から倒したグヴァルディオルがPKを取られてしまいました。
ギョケレスが右に突き刺し、マン・シティは開始4分で2点のビハインド。65分のベルナルド・シウヴァのシュートがディオマンテの腕に当たり、VARを経てPKをゲットすると、ハーランドのキックはクロスバーに阻まれました。勝負が決したのは80分。カタモに奪われたマテウス・ヌネスは熱くなったのか、後ろから腕をつかんで倒してしまい、またもPKです。
ギョケレスが左に蹴ったボールはエデルソンの手を弾き、ついに3点差。後半のオンターゲットが1本では、完敗もやむなしでしょう。少人数の速攻でラインの裏を取られて2失点、サイドの守備における不要なチャージでPKを取られて2失点。直近の3試合で3ゴール8失点は、無類の強さを誇るペップのチームのスタッツとは思えません。
12月1日のプレミアリーグ13節、アンフィールドの直接対決まで、両者ともに3試合。アストン・ヴィラ、サウサンプトン、レアル・マドリードと戦うリヴァプールは、CLでスペインの名門に敗れても、ストレートインでノックアウトラウンドに進出できるでしょう。リーグフェーズの残り試合は、ジローナ、リール、PSVと戦いやすい相手ばかりです。
対するマン・シティは、プレミアリーグがブライトン&トッテナムで、CLはフェイエノールト。速攻に長けた難敵との連戦でつまずき、シックスポインターを落とすと、国内はレッズの独走となりそうです。ペップはすぐに守備を立て直せるでしょうか。リヴァプール戦の6日後に控えるマンチェスターダービーは、ルーベン・アモリムとのリベンジマッチとなります。
ここからブックメーカーに「最終スコアを当てたら100/1」といわれても、ビッグマネーを手にした人はいなかったでしょう。リヴァプールは怒涛の4発で圧勝。4連勝で首位に躍り出ました。片やマン・シティは、3失点を喫して4-1の惨敗。直線はカラバオカップでスパーズに2-1、プレミアリーグでボーンマスに2-1で連敗。開幕から公式戦13連勝だったのに、まさかの3連敗です。
まずはレッズの4ゴールを振り返りましょう。先制は61分。自陣でコナテ、ファン・ダイク、アーノルドとまわし、中央で空いていたカーティス・ジョーンズにパスを通すまで、アンフィールドのサポーターは穏やかでした。直後、縦の鋭いスルーパスでルイス・ディアスがラインの裏に出ると、スタンドに爆音が響き渡り、ループシュートがラインを越えるとテンションMAXです。
今季のリヴァプールは、先制から5分以内に追加点をゲットした試合が3つあります。2点めは63分、アンフィールドには歓喜の余韻が残っていました。自陣のボックス左でマック・アリスターがボールをカットし、カウンターがスタート。右サイドでパスを受けたサラーは急がず、ルイス・ディアスとのパス交換で上がると、ファーに完璧なクロスを入れました。
フリーでヘッドを決めたガクポは、サラーが蹴る瞬間に加速しており、自分に来るとわかっていたようです。2点のリードを得たスロット監督は、勝ちましたよと宣言するかのように、70分過ぎからカーティス・ジョーンズ、ガクポ、アーノルド、ツィミカスを次々に下げました。代わって入ったのは、ショボスライ、ダルウィン・ヌニェス、ブラッドリー、ロバートソンです。
3点めは83分、ロバートソンの楔のパスをダルウィン・ヌニェスがマック・アリスターに落とし、ドリブルで上がった10番は右のサラーに展開。ボールをキープしたエースは、今度は左足でファーのルイス・ディアスの足元に合わせました。冷静だったルイス・ディアスは、正確なトラップから右足で流し込み、スタンドに走り寄って拳を振り上げています。
最後のゴールは91分、ロバートソンのタックルからのカウンタ―。マック・アリスターが前線のダルウィン・ヌニェスに長い縦パスを通すと、あっという間に4対2です。ロバートソンは、素晴らしいですね。ダルウィン・ヌニェスがボックス左に入ったとき、中央でフリーでした。自陣のバイタルエリアからスプリントして、間に合うとは…!
カットインした9番のシュートはインカピエに当たり、こぼれ球をトラップしたルイス・ディアスが左隅に決めてハットトリック。ブンデスリーガを制した監督として古巣に帰ってきたシャビ・アロンソにとっては、アンフィールドの歓喜の声を浴び続けるつらい旅となりました。圧勝のレッズは、公式戦14勝1分1敗と好調キープ。疲れを残さず、土曜日のヴィラ戦に臨めそうです。
ポルトガル遠征のマンチェスター・シティは、4分に敵陣で守田英正から奪ったフォーデンが強烈な一撃を決める好スタート。38分に縦1本でギョケレスに決められたものの、前半のポゼッションは71%で、シュート数3対11、オンターゲット2対5と優位に立っていました。ここから4-1は、予測不能の結末です。
後半のキックオフはホームチーム。後方に下げたボールが左にまわり、コヴァチッチを抜き去ったペドロ・ゴンサウヴェスが中に斬り込むと、一気に3人を無力にする縦のスルーパスがアラウホに通ります。エデルソンの正面に打った強引な一撃が股間を抜いて2-1。リードされてから2分も経たないうちに、トリンコンを背後から倒したグヴァルディオルがPKを取られてしまいました。
ギョケレスが右に突き刺し、マン・シティは開始4分で2点のビハインド。65分のベルナルド・シウヴァのシュートがディオマンテの腕に当たり、VARを経てPKをゲットすると、ハーランドのキックはクロスバーに阻まれました。勝負が決したのは80分。カタモに奪われたマテウス・ヌネスは熱くなったのか、後ろから腕をつかんで倒してしまい、またもPKです。
ギョケレスが左に蹴ったボールはエデルソンの手を弾き、ついに3点差。後半のオンターゲットが1本では、完敗もやむなしでしょう。少人数の速攻でラインの裏を取られて2失点、サイドの守備における不要なチャージでPKを取られて2失点。直近の3試合で3ゴール8失点は、無類の強さを誇るペップのチームのスタッツとは思えません。
12月1日のプレミアリーグ13節、アンフィールドの直接対決まで、両者ともに3試合。アストン・ヴィラ、サウサンプトン、レアル・マドリードと戦うリヴァプールは、CLでスペインの名門に敗れても、ストレートインでノックアウトラウンドに進出できるでしょう。リーグフェーズの残り試合は、ジローナ、リール、PSVと戦いやすい相手ばかりです。
対するマン・シティは、プレミアリーグがブライトン&トッテナムで、CLはフェイエノールト。速攻に長けた難敵との連戦でつまずき、シックスポインターを落とすと、国内はレッズの独走となりそうです。ペップはすぐに守備を立て直せるでしょうか。リヴァプール戦の6日後に控えるマンチェスターダービーは、ルーベン・アモリムとのリベンジマッチとなります。
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