2024.11.07 チャンピオンズリーグ2024-25チャンピオンズリーグ
アーセナルは不運、アストン・ヴィラは軽率…スペイン人監督率いる不振の3チームはCLで総崩れ!
プレミアリーグとCLの頂点をめざすスペイン人の監督たちは、話し合いをしたかのように同時に不振に陥っています。マンチェスター・シティは、カラバオカップでスパーズ、プレミアリーグでボーンマス、CLでスポルティングCPと3連敗。3試合で3ゴール8失点は、リヴァプールとのホーム&アウェイとマンチェスターダービーを立て続けに落とした6シーズン前と同じです。
2週間前まで順調だったアストン・ヴィラも、ボーンマス戦で1-1ドローの後、カラバオカップのクリスタル・パレス、プレミアリーグでトッテナム、CLはクラブ・ブルッヘとこちらも3連敗。フラムに勝った8節までは、TOP4に食い込んでいたのですが、ノッティンガム・フォレストとチェルシーにかわされ6位に転落してしまいました。
8節でボーンマスに無敗記録を止められたアーセナルも、直近の6試合を2勝1分3敗と変調。快勝といえるのは、カラバオカップのブレストン戦の0-3だけで、先週末からのニューカッスル戦とインテル戦はいずれも1-0で敗れています。イングランドでは、ボーンマスウィルスが蔓延しているのでしょうか。アンドニ・イラオラもスペイン人なので、4者会談だったのかもしれません。
さて、本日はCLのリーグフェーズ4節の2日めです。3節までリヴァプール、アストン・ヴィラ、マン・シティがTOP3を独占し、2勝1分のアーセナルは9位。10勝2分と絶好調だったプレミアリーグ勢ですが、レヴァークーゼンに4-0で圧勝したリヴァプール以外は初の敗戦を喫しています。クラブ・ブルッヘに敗れたヴィラも、インテルに屈したアーセナルもアウェイで1-0。両者ともに、痛恨の失点はPKでした。
2つのPKをシンプルに表現すると、アーセナルは「不運」で、アストン・ヴィラは「軽率」でした。スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァでレフェリーがスポットを指差したのは、前半の追加タイム1分。左からのFKがゴール前に上がり、ミケル・メリノを背負っていたタレミが右足アウトでコースを変えると、振り上げたミケル・メリノの右手にボールが当たってしまいました。
キャプテンのサカの抗議は通らず、チャルハノールがど真ん中に決めて1-0でハーフタイム。後半のアーセナルはポゼッション71%、シュート数1対13と一方的に攻め立てたのですが、今までなら決まっていたようなシーンを、ことごとく阻まれました。58分のサカのCKをニアでガブリエウが合わせると、ゴールライン上でクリアしたのはファーポスト際にいたダンフリースです。
直後、右から上がったトロサールがニアに入ったカイ・ハヴェルツへ。左隅に浮かしたコントロールショットは、GKゾマーの手がぎりぎりで間に合いました。トロサールの高速クロスが、ゴール前のカイ・ハヴェルツに通ったのは75分、左足のワントラップボレーは、ビセックの腿にヒットしてCKです。マン・シティ戦も0-0でしのいだインテルは、開幕から4戦連続無失点です。
96分にトーマスの縦パスを受け、デフライのマークを外したヌワネリのミドルはクロスバーの上。敗れたアウェイチームの唯一の収穫は、ウーデゴーアがピッチの感触を確かめられたことでしょう。勝ちたい一戦でしたが、8位に転落したアストン・ヴィラと2ポイント差の12位は、罰ゲームのようなプレーオフのスキップをめざせるポジションです。
首位リヴァプールと並走していたヴィラは、ドルトムントにホームで0-3完敗のクラブ・ブルッヘなら、勝てると思ったのですが…。PK献上は50分。エミ・マルティネスがゴールキックを脇にいたタイロン・ミングスに出すと、プレイが止まっていたと勘違いしたCBが手で拾い上げてしまいました。ホームチームの選手たちが一斉に指摘し、ジャッジは当然ペナルティです。
ファナケンのキックも、ど真ん中。ここから投入されたジョン・デュラン、ジェイコブ・ラムジー、ブエンディアは全員シュートゼロで終わっています。エースのオリー・ワトキンスは、勝てなくなってからノーゴール。終始優勢ではあったのですが、90分を通じてオンターゲット1本では敗戦もやむを得ません。
不振の3チームのなかで、最も早く立ち直りそうなのは、ウーデゴーアが戻ってきたアーセナルでしょう。インターナショナルブレイク明けに負傷者がいなくなるはずのヴィラは、パスやクロスの精度を高める必要があり、ロドリを欠いたマン・シティは、中盤センターとSBの守備を強化したいところです。
週末のプレミアリーグは、リヴァプールVSアストン・ヴィラ、ブライトンVSマン・シティ、チェルシーVSアーセナル。それぞれ厳しい相手ですが、CLのモヤモヤを払拭するような快勝でサポーターを安心させられるでしょうか。マンチェスター・ユナイテッドを愛する者としては、「すべてドローでTOP4と4ポイント差」となってもらえれば…。
2週間前まで順調だったアストン・ヴィラも、ボーンマス戦で1-1ドローの後、カラバオカップのクリスタル・パレス、プレミアリーグでトッテナム、CLはクラブ・ブルッヘとこちらも3連敗。フラムに勝った8節までは、TOP4に食い込んでいたのですが、ノッティンガム・フォレストとチェルシーにかわされ6位に転落してしまいました。
8節でボーンマスに無敗記録を止められたアーセナルも、直近の6試合を2勝1分3敗と変調。快勝といえるのは、カラバオカップのブレストン戦の0-3だけで、先週末からのニューカッスル戦とインテル戦はいずれも1-0で敗れています。イングランドでは、ボーンマスウィルスが蔓延しているのでしょうか。アンドニ・イラオラもスペイン人なので、4者会談だったのかもしれません。
さて、本日はCLのリーグフェーズ4節の2日めです。3節までリヴァプール、アストン・ヴィラ、マン・シティがTOP3を独占し、2勝1分のアーセナルは9位。10勝2分と絶好調だったプレミアリーグ勢ですが、レヴァークーゼンに4-0で圧勝したリヴァプール以外は初の敗戦を喫しています。クラブ・ブルッヘに敗れたヴィラも、インテルに屈したアーセナルもアウェイで1-0。両者ともに、痛恨の失点はPKでした。
2つのPKをシンプルに表現すると、アーセナルは「不運」で、アストン・ヴィラは「軽率」でした。スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァでレフェリーがスポットを指差したのは、前半の追加タイム1分。左からのFKがゴール前に上がり、ミケル・メリノを背負っていたタレミが右足アウトでコースを変えると、振り上げたミケル・メリノの右手にボールが当たってしまいました。
キャプテンのサカの抗議は通らず、チャルハノールがど真ん中に決めて1-0でハーフタイム。後半のアーセナルはポゼッション71%、シュート数1対13と一方的に攻め立てたのですが、今までなら決まっていたようなシーンを、ことごとく阻まれました。58分のサカのCKをニアでガブリエウが合わせると、ゴールライン上でクリアしたのはファーポスト際にいたダンフリースです。
直後、右から上がったトロサールがニアに入ったカイ・ハヴェルツへ。左隅に浮かしたコントロールショットは、GKゾマーの手がぎりぎりで間に合いました。トロサールの高速クロスが、ゴール前のカイ・ハヴェルツに通ったのは75分、左足のワントラップボレーは、ビセックの腿にヒットしてCKです。マン・シティ戦も0-0でしのいだインテルは、開幕から4戦連続無失点です。
96分にトーマスの縦パスを受け、デフライのマークを外したヌワネリのミドルはクロスバーの上。敗れたアウェイチームの唯一の収穫は、ウーデゴーアがピッチの感触を確かめられたことでしょう。勝ちたい一戦でしたが、8位に転落したアストン・ヴィラと2ポイント差の12位は、罰ゲームのようなプレーオフのスキップをめざせるポジションです。
首位リヴァプールと並走していたヴィラは、ドルトムントにホームで0-3完敗のクラブ・ブルッヘなら、勝てると思ったのですが…。PK献上は50分。エミ・マルティネスがゴールキックを脇にいたタイロン・ミングスに出すと、プレイが止まっていたと勘違いしたCBが手で拾い上げてしまいました。ホームチームの選手たちが一斉に指摘し、ジャッジは当然ペナルティです。
ファナケンのキックも、ど真ん中。ここから投入されたジョン・デュラン、ジェイコブ・ラムジー、ブエンディアは全員シュートゼロで終わっています。エースのオリー・ワトキンスは、勝てなくなってからノーゴール。終始優勢ではあったのですが、90分を通じてオンターゲット1本では敗戦もやむを得ません。
不振の3チームのなかで、最も早く立ち直りそうなのは、ウーデゴーアが戻ってきたアーセナルでしょう。インターナショナルブレイク明けに負傷者がいなくなるはずのヴィラは、パスやクロスの精度を高める必要があり、ロドリを欠いたマン・シティは、中盤センターとSBの守備を強化したいところです。
週末のプレミアリーグは、リヴァプールVSアストン・ヴィラ、ブライトンVSマン・シティ、チェルシーVSアーセナル。それぞれ厳しい相手ですが、CLのモヤモヤを払拭するような快勝でサポーターを安心させられるでしょうか。マンチェスター・ユナイテッドを愛する者としては、「すべてドローでTOP4と4ポイント差」となってもらえれば…。
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