2024.12.12 チャンピオンズリーグ2024-25チャンピオンズリーグ
ブカヨ・サカが2ゴール1アシスト!決定機を逃し続けたアーセナルは、結局3-0でモナコに快勝!
レギュレーションが大きく変わったチャンピオンズリーグ2024-25シーズン。リーグフェイズの5節までで3勝1分1敗のアーセナルは、モナコとのホームゲームで勝てば、5位以内にジャンプアップします。ガブリエウとカラフィオーリを起用できないアルテタ監督は、キヴィオルとルイス・スケリーを先発させるようです。
リストを見ると、中盤はベストメンバーですが、カイ・ハヴェルツとティンバーはベンチにいます。GKラヤ、DFトーマス、サリバ、キヴィオル、ルイス=スケリー、MFウーデゴーア、デクラン・ライス、ミケル・メリノ、FWサカ、ジェズス、トロサール。サブのメンバーばかりの最終ラインは、先制されてハイライン必須という展開は避けたいところです。
立ち上がりからポゼッションはアーセナル。左サイドのマルティネッリが斜めのパスを出し、ミケル・メリノがボックス脇を突破するシーンが目を引きますが、再三のクロスは中に通りません。6分の高速クロスは、ニアでスライディングしたジェズスが触れず。徐々に攻め返し始めたモナコは、10分のゴロヴィンのミドルが右ポストすれすれを抜けていきました。
縦に持つと見せかけたサカが、脇にいたウーデゴーアに預けたのは20分。ボックス入り口から打った左足のシュートは、うまくドライブがかからず左に逸れてしまいました。ルイス・スケリーの縦パスを、ジェズスがキャプテンに落としたのは24分。フェイントでサリスを揺さぶり、一瞬空いたコースを通したシュートも左に外れています。
その1分後、キヴィオルのロングフィードでラインの裏に出たジェズスが、GKマイェツキと1対1。胸トラップからのフィニッシュは、GKが右足を出してストップしました。アーセナルの先制は34分。鮮やかな速攻は、ベン・セギルを抜いたルイス=スケリーの高速の縦パスが決め手でした。ボックス左を突破したジェズスがファーに送ったグラウンダーは、サカにぴったりでした。
1-0となった38分、オーバーラップしたトーマスのクロスが中央に入ると、マルティネッリの右足ボレーは右ポストの外。直後、厳しいプレスでバックパスをさらったウーデゴーアは、ひとり旅でマイェツキと1対1になりました。右隅に流し込んで2-0かと思いきや、これもアウト。41分にもボックス手前でインターセプトしたキャプテンは、マルティネッリにスルーパスを通しました。
ラインの裏に出た11番のシュートは、ウーデゴーアと同じコースでグーナーのため息を誘いました。4-0でもおかしくなかった前半は1-0。シュート8対2、オンターゲット4対1と優勢のアーセナルは、早い時間に追加点を決められれば、ヌワネリの経験値を高めることができます。後半開始直後、右からのFKに合わせたケーラーの決定的なヘッドは、右ポストの外を抜けていきました。
最初の5分は、南野拓実が入ったモナコがサイドを制圧。53分にデクラン・ライスのサイドチェンジがマルティネッリに通ると、ゴールラインまで持ち込んで浮かしたクロスは、ゴール前に詰めたサカの頭上を越えていきます。ミケル・メリノの鋭いフィードから、再度マルティネッリが仕掛けたのは57分。ボックス左からのグラウンダーは、ジェズスに通りませんでした。
左サイドからボックスに侵入したエンヒッキが、サカとトーマスをかわしてニアに転がしたのは63分。南野拓実のダイレクトショットは、ラヤがキャッチしています。アルテタ監督が動いたのはこの直後で、デクラン・ライス、ルイス=スケリー、マルティネッリに代わってジョルジーニョ、ティンバー、トロサールです。
モナコの決定機は65分。敵陣左でインターセプトした南野が中にラストパスを送ると、エンボロが振り向きざまに放ったシュートは惜しくも右に外れました。71分のトーマスのフィードがサカに届き、カウンターが発動。左でパスを受けたトロサールは、ボックス左に流れてきたウーデゴーアに合わせられず、ボールはマイェツキが悠々と回収しています。
73分にジェズスが下がり、カイ・ハヴェルツ。モナコがビルドアップで痛恨のミスを犯したのは、78分でした。左に開いていたサリスがGKに蹴らせようとして緩いボールを出すと、カイ・ハヴェルツが猛然と詰め寄り、慌てて出したボールがサカヘ。左足で確実に決めた7番は、今季チャンピオンズリーグで4ゴールめです。
アーセナル・スタジアムは既に、勝負が決した後の弛緩した空気が漂っているように感じられます。88分、左からトロサールが抜け出したのは、クイックリスタート。クロスに合わせたミケル・メリノのボレーはミスタッチで、こぼれ球に先着したサカが速いボールをニアに出すと、カイ・ハヴェルツが左足でタッチしてネットを揺らしました。
終わってみれば3-0快勝。シュート16対7、オンターゲット8対2、ビッグチャンス6対0といった主要スタッツは、勝者を浮き彫りにしています。オフィシャルなMVPは2ゴール1アシストのサカで決まりですが、左右でチャンスメイクしたルイス=スケリーとトーマス、左サイドを動かしたミケル・メリノとも握手をかわしたくなる一戦でした。
リヴァプールが1位、アーセナルは3位、アストン・ヴィラは5位。絶好調のスロットのチームだけでなく、アルテタもエメリも次の試合で勝てば、ストレートインが見えてきます。アーセナルがホームに迎えるディナモ・ザグレブは、バイエルンとドルトムントに大敗しており、ヴィラはモナコとのアウェイゲーム。両者ともに、3ポイントを狙える相手といっていいでしょう。
ユーヴェに2-0で完敗したマン・シティは22位に転落し、25位のパリとのアウェイ戦は「残留決定戦」になってしまうかもしれません。直近10試合で1勝2分7敗は気がかりですが、その話は別な場で。緊張感が高まってきたチャンピオンズリーグのリーグフェイズは、1月20日の週に7節が開催されます。アーセナルは次節圧勝なら、ストレートインはほぼ決まりでしょう。
リストを見ると、中盤はベストメンバーですが、カイ・ハヴェルツとティンバーはベンチにいます。GKラヤ、DFトーマス、サリバ、キヴィオル、ルイス=スケリー、MFウーデゴーア、デクラン・ライス、ミケル・メリノ、FWサカ、ジェズス、トロサール。サブのメンバーばかりの最終ラインは、先制されてハイライン必須という展開は避けたいところです。
立ち上がりからポゼッションはアーセナル。左サイドのマルティネッリが斜めのパスを出し、ミケル・メリノがボックス脇を突破するシーンが目を引きますが、再三のクロスは中に通りません。6分の高速クロスは、ニアでスライディングしたジェズスが触れず。徐々に攻め返し始めたモナコは、10分のゴロヴィンのミドルが右ポストすれすれを抜けていきました。
縦に持つと見せかけたサカが、脇にいたウーデゴーアに預けたのは20分。ボックス入り口から打った左足のシュートは、うまくドライブがかからず左に逸れてしまいました。ルイス・スケリーの縦パスを、ジェズスがキャプテンに落としたのは24分。フェイントでサリスを揺さぶり、一瞬空いたコースを通したシュートも左に外れています。
その1分後、キヴィオルのロングフィードでラインの裏に出たジェズスが、GKマイェツキと1対1。胸トラップからのフィニッシュは、GKが右足を出してストップしました。アーセナルの先制は34分。鮮やかな速攻は、ベン・セギルを抜いたルイス=スケリーの高速の縦パスが決め手でした。ボックス左を突破したジェズスがファーに送ったグラウンダーは、サカにぴったりでした。
1-0となった38分、オーバーラップしたトーマスのクロスが中央に入ると、マルティネッリの右足ボレーは右ポストの外。直後、厳しいプレスでバックパスをさらったウーデゴーアは、ひとり旅でマイェツキと1対1になりました。右隅に流し込んで2-0かと思いきや、これもアウト。41分にもボックス手前でインターセプトしたキャプテンは、マルティネッリにスルーパスを通しました。
ラインの裏に出た11番のシュートは、ウーデゴーアと同じコースでグーナーのため息を誘いました。4-0でもおかしくなかった前半は1-0。シュート8対2、オンターゲット4対1と優勢のアーセナルは、早い時間に追加点を決められれば、ヌワネリの経験値を高めることができます。後半開始直後、右からのFKに合わせたケーラーの決定的なヘッドは、右ポストの外を抜けていきました。
最初の5分は、南野拓実が入ったモナコがサイドを制圧。53分にデクラン・ライスのサイドチェンジがマルティネッリに通ると、ゴールラインまで持ち込んで浮かしたクロスは、ゴール前に詰めたサカの頭上を越えていきます。ミケル・メリノの鋭いフィードから、再度マルティネッリが仕掛けたのは57分。ボックス左からのグラウンダーは、ジェズスに通りませんでした。
左サイドからボックスに侵入したエンヒッキが、サカとトーマスをかわしてニアに転がしたのは63分。南野拓実のダイレクトショットは、ラヤがキャッチしています。アルテタ監督が動いたのはこの直後で、デクラン・ライス、ルイス=スケリー、マルティネッリに代わってジョルジーニョ、ティンバー、トロサールです。
モナコの決定機は65分。敵陣左でインターセプトした南野が中にラストパスを送ると、エンボロが振り向きざまに放ったシュートは惜しくも右に外れました。71分のトーマスのフィードがサカに届き、カウンターが発動。左でパスを受けたトロサールは、ボックス左に流れてきたウーデゴーアに合わせられず、ボールはマイェツキが悠々と回収しています。
73分にジェズスが下がり、カイ・ハヴェルツ。モナコがビルドアップで痛恨のミスを犯したのは、78分でした。左に開いていたサリスがGKに蹴らせようとして緩いボールを出すと、カイ・ハヴェルツが猛然と詰め寄り、慌てて出したボールがサカヘ。左足で確実に決めた7番は、今季チャンピオンズリーグで4ゴールめです。
アーセナル・スタジアムは既に、勝負が決した後の弛緩した空気が漂っているように感じられます。88分、左からトロサールが抜け出したのは、クイックリスタート。クロスに合わせたミケル・メリノのボレーはミスタッチで、こぼれ球に先着したサカが速いボールをニアに出すと、カイ・ハヴェルツが左足でタッチしてネットを揺らしました。
終わってみれば3-0快勝。シュート16対7、オンターゲット8対2、ビッグチャンス6対0といった主要スタッツは、勝者を浮き彫りにしています。オフィシャルなMVPは2ゴール1アシストのサカで決まりですが、左右でチャンスメイクしたルイス=スケリーとトーマス、左サイドを動かしたミケル・メリノとも握手をかわしたくなる一戦でした。
リヴァプールが1位、アーセナルは3位、アストン・ヴィラは5位。絶好調のスロットのチームだけでなく、アルテタもエメリも次の試合で勝てば、ストレートインが見えてきます。アーセナルがホームに迎えるディナモ・ザグレブは、バイエルンとドルトムントに大敗しており、ヴィラはモナコとのアウェイゲーム。両者ともに、3ポイントを狙える相手といっていいでしょう。
ユーヴェに2-0で完敗したマン・シティは22位に転落し、25位のパリとのアウェイ戦は「残留決定戦」になってしまうかもしれません。直近10試合で1勝2分7敗は気がかりですが、その話は別な場で。緊張感が高まってきたチャンピオンズリーグのリーグフェイズは、1月20日の週に7節が開催されます。アーセナルは次節圧勝なら、ストレートインはほぼ決まりでしょう。
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