2024.12.13 チャンピオンズリーグ2024-25チャンピオンズリーグ
2戦連続で同点&逆転!救世主ホイルンドがオナナのミスを消し、マン・ユナイテッドはTOP8浮上!
その瞬間、1年前の悪夢が脳裏をよぎりました。2023年10月4日、オールド・トラフォードにガラタサライを迎えたCLのグループステージ2節。76分にオナナのパスをメルテンスにカットされると、カゼミーロが後ろから倒してしまい、2枚めのイエローをもらいました。イカルディにPKを決められたマンチェスター・ユナイテッドは、2-3のままでタイムアップを迎えています。
1勝1分4敗という無残な戦績でCLを失ったチームは、今季のヨーロッパリーグでも苦しんでいます。開幕からトゥエンテ、ポルト、フェネルバフチェに3戦連続ドロー。PAOKテッサロニキとボデ/グリムトを下して2勝3分としたものの、スペイン、イタリア、ドイツのクラブと戦ってないのに12位は不本意です。
6節のアウェイゲームは、チェコのヴィクトリア・プルゼニ。昨シーズンのチャンス・リガで3位だったクラブは、簡単に勝てる相手と思われそうですが、5節まで2勝3分はわれわれと同じです。ドーサン・アレナの前半のマン・ユナイテッドは、シュート3本。サークツィーのドリブル突破とブルーノ・フェルナンデスのミドルシュート以外に、見せ場はありませんでした。
背筋が震える痛恨の失点は、後半が始まって間もない48分。オナナのパスコースは、カゼミーロを失ったときと同じでした。バックパスを出したリサンドロ・マルティネスは、逆サイドのマズラウィを指差していたのですが、目の前にいたデ・リフトに送った緩いボールは狙っていたシュルツにさらわれてしまいました。
右からのグラウンダーをヴィドラにプッシュされ、1-0。先週末のノッティンガム・フォレスト戦でギブス=ホワイトのミドルを後逸したオナナは、昨季もミスが続いた時期がありました。さほどプレッシャーがかかっていない状況での判断ミスは、プレミアリーグでのホーム敗戦というダメージを引きずってしまった結果なのかもしれません。
ビハインドを背負ったマン・ユナイテッドは反撃できず、追加点の回避がテーマになっています。アモリム監督の最初のカードは、56分にラシュフォードをホイルンド。前節のボデ/グリムト戦で2ゴール1アシストのストライカーは、この日も救世主となりました。59分にバックパスをさらい、左に流れて放ったシュートはGKの正面。同点ゴールは、62分でした。
アマド・ディアロとのパス交換で自陣から上がったブルーノ・フェルナンデスが、ピッチに入ったばかりのアントニーにつなぐと、右に流れたアマド・ディアロがボックスに入ってカルヴァフをかわしました。左足の強烈なシュートがマルコヴィッチに当たると、こぼれ球をプッシュしたのはホイルンドでした。
1-1になってから優位に立ったマン・ユナイテッドは、残り20分からギアが一段上がりました。攻めのキーマンとなったのはホイルンドと、アントニーとともに入ったメイソン・マウント。左に出たブルーノのきわどいグラウンダーがニアに入った71分のチャンスは、ホイルンドのスライディングが届かず。77分には、アマド・ディアロのカットインで左の2人がフリーになりました。
完璧なラストパスでGKと1対1になったメイソン・マウントは、左足のシュートが正面に飛んでしまいました。アグレッシブなプレイを取り戻しつつある7番は、ホイルンドの縦パスをボックス右で受けた86分の決定機も、クロスに打った右足の一撃をGKにセーブされています。88分のFKのキッカーはブルーノ。右に集まった選手たちに向かって手を挙げ、蹴ろうとしています。
ロングフィードを出すかと思いきや、意表を突くボックス左への縦パスがホイルンドの足元へ。ソイカを背負ったまま左足のアウトで浮かした9番は、落ち際を的確に捉えて右に決めました。オナナのミスを忘れさせる劇的な逆転ゴールは、苦しかったチームをヨーロッパリーグのTOP8に引き上げる値千金の1発でした。
ELでは2戦連続の同点&逆転ゴール。ハーランドと真逆のバイオリズムとなっているホイルンドは、マンチェスターダービーでは当然の先発でしょう。客観的に見れば、ペップVSアモリムは「スランプ対決」ですが、アマド・ディアロ、メイソン・マウント、ブルーノ、ホイルンドを見ているうちにテンションが上がってきました。カウンター連発の圧勝を秘かに期待しています。
1勝1分4敗という無残な戦績でCLを失ったチームは、今季のヨーロッパリーグでも苦しんでいます。開幕からトゥエンテ、ポルト、フェネルバフチェに3戦連続ドロー。PAOKテッサロニキとボデ/グリムトを下して2勝3分としたものの、スペイン、イタリア、ドイツのクラブと戦ってないのに12位は不本意です。
6節のアウェイゲームは、チェコのヴィクトリア・プルゼニ。昨シーズンのチャンス・リガで3位だったクラブは、簡単に勝てる相手と思われそうですが、5節まで2勝3分はわれわれと同じです。ドーサン・アレナの前半のマン・ユナイテッドは、シュート3本。サークツィーのドリブル突破とブルーノ・フェルナンデスのミドルシュート以外に、見せ場はありませんでした。
背筋が震える痛恨の失点は、後半が始まって間もない48分。オナナのパスコースは、カゼミーロを失ったときと同じでした。バックパスを出したリサンドロ・マルティネスは、逆サイドのマズラウィを指差していたのですが、目の前にいたデ・リフトに送った緩いボールは狙っていたシュルツにさらわれてしまいました。
右からのグラウンダーをヴィドラにプッシュされ、1-0。先週末のノッティンガム・フォレスト戦でギブス=ホワイトのミドルを後逸したオナナは、昨季もミスが続いた時期がありました。さほどプレッシャーがかかっていない状況での判断ミスは、プレミアリーグでのホーム敗戦というダメージを引きずってしまった結果なのかもしれません。
ビハインドを背負ったマン・ユナイテッドは反撃できず、追加点の回避がテーマになっています。アモリム監督の最初のカードは、56分にラシュフォードをホイルンド。前節のボデ/グリムト戦で2ゴール1アシストのストライカーは、この日も救世主となりました。59分にバックパスをさらい、左に流れて放ったシュートはGKの正面。同点ゴールは、62分でした。
アマド・ディアロとのパス交換で自陣から上がったブルーノ・フェルナンデスが、ピッチに入ったばかりのアントニーにつなぐと、右に流れたアマド・ディアロがボックスに入ってカルヴァフをかわしました。左足の強烈なシュートがマルコヴィッチに当たると、こぼれ球をプッシュしたのはホイルンドでした。
1-1になってから優位に立ったマン・ユナイテッドは、残り20分からギアが一段上がりました。攻めのキーマンとなったのはホイルンドと、アントニーとともに入ったメイソン・マウント。左に出たブルーノのきわどいグラウンダーがニアに入った71分のチャンスは、ホイルンドのスライディングが届かず。77分には、アマド・ディアロのカットインで左の2人がフリーになりました。
完璧なラストパスでGKと1対1になったメイソン・マウントは、左足のシュートが正面に飛んでしまいました。アグレッシブなプレイを取り戻しつつある7番は、ホイルンドの縦パスをボックス右で受けた86分の決定機も、クロスに打った右足の一撃をGKにセーブされています。88分のFKのキッカーはブルーノ。右に集まった選手たちに向かって手を挙げ、蹴ろうとしています。
ロングフィードを出すかと思いきや、意表を突くボックス左への縦パスがホイルンドの足元へ。ソイカを背負ったまま左足のアウトで浮かした9番は、落ち際を的確に捉えて右に決めました。オナナのミスを忘れさせる劇的な逆転ゴールは、苦しかったチームをヨーロッパリーグのTOP8に引き上げる値千金の1発でした。
ELでは2戦連続の同点&逆転ゴール。ハーランドと真逆のバイオリズムとなっているホイルンドは、マンチェスターダービーでは当然の先発でしょう。客観的に見れば、ペップVSアモリムは「スランプ対決」ですが、アマド・ディアロ、メイソン・マウント、ブルーノ、ホイルンドを見ているうちにテンションが上がってきました。カウンター連発の圧勝を秘かに期待しています。
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