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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

欧州の準々決勝レポート!アストン・ヴィラは敵地で快勝、クリスタル・パレスの決め手は鎌田大地!

チャンピオンズリーグの準々決勝は、アーセナルがスポルティングCPを0-1で下し、リヴァプールはパリ・サンジェルマンに2-0で完敗と明暗分かれる結果となりました。昨夜はヨーロッパリーグとカンファレンスリーグ。ボローニャVSアストン・ヴィラ、ポルトVSノッティンガム・フォレスト、クリスタル・パレスVSフィオレンティーナといずれも難敵との対戦です。

ウナイ・エメリのヴィラとオリヴァー・グラスナーのイーグルスが勝ち抜けを決めれば、セリエAはベスト8で全滅となります。レナト・ダラーラに乗り込んだヴィラは、前線からの厳しいプレスでパスコースを切られ、苦し紛れのフィードをカットされるシーンが続いていました。21分の右からのクロスを叩いたミランダのバイシクルは、エミ・マルティネスが右に弾き出しています。

29分には右サイドに出たコンサが奪われ、左からドリブルで仕掛けたジョナサン・ローがニアにクロスを入れると、ルイス・ファーガソンのボレーはクロスバーにヒット。前半終了間際までシュート1本だったヴィラは、44分のCKで先制しました。左からファーに入れたのはティーレマンス。GKラバーリアは頭上を越され、コンサのヘッドがネットを揺らしました。

優勢だったボローニャは、後半開始6分にミスから追加点を許してしまいました。ビルドアップでサイドチェンジのボールをキープしたヘッゲムのパスを、サイドに出すと読んだマッギンがカット。こぼれ球を拾ったオリー・ワトキンスが左から中に持ち込み、GKの股間を抜きました。残り30分からホームチームのペース。1点差に詰め寄れば、セカンドレグに希望がつながります。

90分に左サイドからカットインしたのは、マティ・キャッシュを翻弄していたジョナサン・ロー。レオン・ベイリーとSBをかわして放った鋭いシュートは、GKの指先を抜けてファーポストの内側に収まる完璧な弾道でした。テンションが上がったサポーターたちは、エミ・マルティネスに「早くプレイを再開しろ」とブーイングを浴びせたのを後悔しているのではないでしょうか。

GKのパントからヴィラが攻め込み、カットしたボールがゴールラインを越えてCK。左からティーレマンスが蹴ったボールは、ゴール前に走り込んだオリー・ワトキンスの足元に収まりました。CKでストライカーがフリーになり、ゴールまで2メートルの至近距離から決めるとは…!プレミアリーグではありえないゴールシーンでした。

1-3で勝ったアストン・ヴィラを上回るリードとなったのは、セルハースト・パークのクリスタル・パレス。フィオレンティーナに3-0快勝の一戦は、「鎌田大地のゲーム」といっても大げさではないでしょう。24分の先制ゴールのきっかけは、敵陣でのムニョスのカット。イスマイラ・サールが左から上がったゲサンにつなぐと、シュートの直後のチャージが問題になりました。

レフェリーのジャッジは、ドドのイエローとPK。マテタが蹴る前は、「デ・ヘア止めろ!」と拳を握り締めていたのですが、逆を突いたキックが右に決まった瞬間、ガッツポーズしてしまいました。どちらも真剣だったのですが、「外野はいい加減」と詰められたら、頭を垂れるしかありません。さて、気を取り直してまいりましょう。この後の2発は、鎌田大地のショータイムです。

31分にラインの裏に浮かしたボールは絶妙で、抜け出したムニョスがダイレクトで左のポスト際に送ると、マテタの左足ボレーはデ・ヘアが足でセーブ。詰めたタイリック・ミッチェルが右隅に流し込み、前半のうちに2点差となりました。勝ち抜けを決定的にする3点めは90分。右サイドでウォートンのパスを受けた鎌田は、迷わずゴール前にクロスを上げました。

完璧なボールをヘディングで叩きつけたのは、イスマイラ・サール。セカンドレグで大敗しなければ、AZアルクマールを3-0で下したシャフタール・ドネツクと当たることになりそうです。FAカップ優勝の翌シーズンに欧州を制したら、オリヴァー・グラスナー監督は英雄としてクラブ史に名を残し、スタジアムに銅像が建つのではないでしょうか。

ポルトの本拠地エスタディオ・ド・ドラゴンに遠征したノッティンガム・フォレストは、開始30秒に3対1のカウンターを喰らう不穏なスタート。1対1となったモフィの一撃を右手でセーブしたオルテガは、こぼれ球に先着したボルハ・サインスのシュートをキャッチし、チームを落ち着かせました。ポルトが先制したのは11分。左からグラウンダーを入れたのは、ベイガでした。

ファーに詰めたウィリアム・ゴメスが押し込み、リーガ・ポルトガル・ベットクリックの首位チームが圧勝かと思いきや、2分後にマルティム・フェルナンデスが痛恨のオウンゴール。右サイドから出した25メートルほどのバックパスにGKディオゴ・コスタは触れず、ボールはゴールラインを越えてしまいました。

その後も攻め続けたポルトは、オルテガの冷静なセービングと自らのシュートミスでゴールを決められず、1-1のままでタイムアップとなりました。シーズンを通じて2敗しかしていない強豪を倒すのは難しい仕事ですが、そのうちのひとつはリーグフェーズ3節のシティ・グラウンドです。PK2発というシブい勝利ではありましたが、あの歓喜の再現を期待しましょう。

プレミアリーグびいきで打倒スペインのファンとして、CLはバイエルンVSアーセナル、ELはフライブルグVSアストン・ヴィラ、カンファレンスリーグはクリスタル・パレスVSマインツというファイナルを期待しています。いえ、ブンデスリーガが好きなわけではありません。「因縁の対決」か「勝てそう」を重視したチョイスです。いえいえ、ドイツをなめているだなんて、そんなことは…。


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