「I did it better」…そっくりなゴールを決めたロフタス=チークとアザールがTwitterで激論!?
まずは、彼らのゴールシーンをおさらいしましょう。1-0でチェルシーリードの60分、先にゲットしたのはエデン・アザール。ジョルジーニョが左にいたロフタス=チークに預けると、ダイレクトパスが斜め前にいたアザールにつながりました。前を向いて受けた10番は、ボックス手前でダンクと対峙すると、キックフェイントで難なくかわして右足でフィニッシュ。柔らかいコントロールショットがきれいに右隅に吸い込まれ、チェルシーのリードは2点に広がりました。
「ザ・サン」が「IDENTIGOAL」と表現した一撃が決まったのは、エースが今季プレミアリーグの14ゴールめを決めた4分後でした。ジョルジーニョが左にいた選手に短い縦パスを通し、ダイレクトのパスを受けた選手が右足でコントロールショットを放つところまではまったく一緒の流れです。しかしこのゴールは2点めと役割が逆で、つなぎ役がアザール、フィニッシャーはロフタス=チーク。ダフィ―に詰められる前に右足インフロントに引っかけたシュートは、美しいカーブを描いてマシュー・ライアンの指先を越えていきました。試合後、Twitterで速攻を仕掛けたのはロフタス・チークのほうでした。2人のやり取りを「ザ・サン」の記事より引用しましょう。
「Alongside pictures of the two goals on Twitter and a wink emoji, the 22-year-old wrote: “Eden, I did it better.”However, not to be outdone, Hazard quickly fired back: “Cos you learnt from the best my friend.(ツイッターに2つのゴールの画像とウインクの絵文字を添えた22歳は、こう書いています。”エデン、僕のほうがうまいだろう?”しかしながら、アザールは負けじと素早くやり返します。”僕の友人のベストな技から学んだのだろうよ”」
勝ち負けをはっきりさせる必要はないのですが、えー、これについては「ダンクをきれいにかわしたアザールの勝ち」としましょうか。フィギュアスケートの「アクセルやルッツなど高難易度の技が入っていたほうが素点が高い」というヤツです。いや、2人とも見事。これだけ似ていれば、アザールのそっくりさんと化したロフタス=チークが元祖をいじりたくなる気持ちはわかります。
この試合を見逃した方は、ぜひハイライトをチェックしてみてください。合法的かつ無料で観るなら、チェルシーの公式サイトでグローバルオンラインコミュニティに登録するか、DAZNの1ヵ月無料お試し会員になるのが早いでしょう。プレミアリーグ3位のスパーズに1ポイント差に迫ったチェルシーは、リヴァプールとマン・ユナイテッドに勝てればCL出場権に手が届きそうです。「プレミアリーグのTOP4でシーズンを終えることが可能であり、ヨーロッパリーグのファイナルに進むこともできる。最後にはいいシーズンだったといって終われるはず」というサッリ監督の言葉を信じるしかありません。
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チークのゴールは素晴らしかったですけど、この時カンテが飛び出して相手の中盤とCBを引っ張っていてチークの周りに大きなスペースを生み出していたってことも見逃せないですね。
個人的にはこの助演とセットでチークのゴールは素晴らしかったなと。