来週発売!経営の視点からマンチェスター・ユナイテッドを紐解いた本
大変興味深い本が来週、発売になります。「ビジネスで大事なことはマンチェスター・ユナイテッドが教えてくれる ~勝つための経営戦略のつくり方 」(いや、長いタイトルですね)。サッカークラブの経営戦略や宣伝戦略について、マンチェスター・ユナイテッドをモデルにとって、スポーツビジネスに造詣の深い専門家の視点から解剖していく本です。著者は、電通でワールドカップを担当した後、日本のワールドカップ招致委員会事務局やJリーグ経営諮問委員などを歴任したスポーツビジネス研究の第一人者・広瀬一郎氏と、経営戦略コンサルタントであり、大学院でスポーツビジネス論の教鞭もとる山本真司氏。おふたりの対談形式で、マンチェスター・ユナイテッドの成功と失敗について紐解いていきます。下記のテーマを見ると、「これは知りたい!」と思わず身を乗り出してしまいます。
⇒なぜマンチェスター・ユナイテッドは世界一のサッカークラブになりえたか
⇒ナイキとのタッグに象徴されるマンチェスター・ユナイテッドのグローバル戦略
⇒CRMの先を行く、マンチェスター・ユナイテッドの最先端マーケティング手法とは?
⇒マンチェスター・ユナイテッドに学ぶ、変化する時代への対応の仕方と成長戦略
⇒不確実性の中でも確実に収益を確保する、マンチェスター・ユナイテッドのビジネスフロー
⇒いまや債務も世界最大級。グレーザーによる買収を、マンチェスター・ユナイテッドはなぜ防げなかったのか
⇒サッカー界に学ぶ、成功するビジネスリーダーの条件とは?
マーケティングやブランディングの成功も大きいのでしょうが、マン・ユナイテッドの場合は、サー・アレックス・ファーガソンの手による「コストパフォーマンスの高いチームマネジメント」の功績も大きいですね。以前に記事で出てましたが、「プレミアリーグのクラブ別年俸総額ランキングと実際の順位の差」を数字で見ていくと、サー・アレックスは常に年俸の順位をリーグ順位が大きく上回っていました。なかでも究極の成功がクリスティアーノ・ロナウドでしょう。そこそこの額で10代の若者を獲得し、スペインに売って大金を手にする。プレミアリーグでは、ある時期までこの手法をいちばんうまく使っていたのがアーセン・ヴェンゲル監督だったのですが、今は模倣されて、アーセナルは若手獲得が以前のようにはうまくいかなくなりました。
そんななかでもサー・アレックスは変わらず、ウェルベックやクレバリー、スモーリング、エヴァンスらの若手をしっかり育て上げ、要所にアシュリー・ヤングや香川などをそれなりの値段で補強し、獲れると見るや一気にファン・ペルシをさらいにいくなど、効率のいいチームづくりをしています。「育成⇔コストパフォーマンス⇔贅沢な買い物」のメリハリのきいたチームづくりは素晴らしいのひとことですね。テベス、クリスティアーノ・ロナウド、ベルバトフとチームの力のある選手を放出しても弱体化しないのが凄いです。
話が脱線気味でしたが、もとい。「サッカーのビジネス書」は珍しいと思います。興味がある方はAmazonでチェックしてください。
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