2022.02.05 FAカップ・リーグカップ2021-22FAカップ・リーグカップ
ジャイアントキリング勃発!外し続けたマンチェスター・ユナイテッドがPK戦で敗退!
インターナショナルブレイク明けの最初のゲームは、FAカップ4回戦。マンチェスター・ユナイテッドが、オールド・トラフォードでミドルズブラを迎え撃ちます。ポール・ポグバとルーク・ショーの復帰戦。プレミアリーグの月間MVPに初めて選ばれたデ・ヘアは不在で、ディーン・ヘンダーソンがゴールマウスに立っています。
DFジオゴ・ダロト、ヴァラン、マグワイア、ルーク・ショー。中盤センターはポグバとマクトミネイ、2列めにジェイドン・サンチョ、ブルーノ・フェルナンデス、ラシュフォード、最前線にはプレミアリーグ17戦8発のクリスティアーノ・ロナウド。将来を嘱望されていたメイソン・グリーンウッドが、あんな形でチームを離れることになったのが返す返すも残念です。
開始2分、ロングボールを捕ろうとしたGKラムリーがダエル・フライと交錯してファンブル。ロナウドがカットし、こぼれ球に先着したジェイドン・サンチョのループシュートがバーにヒットすると、落下点に走り込んだブルーノ・フェルナンデスのボレーは右に外れました。ラシュフォード、ポグバ、ブルーノ、サンチョ、ショーと左につながった6分のチャンスは、ロナウドのオーバーヘッドがラムリーの正面です。
ボロの最終ラインが入れてくる縦パスに対して、ホームチームの中盤が後手にまわる姿が目立ちます。19分、ルーク・ショーがボックス左のポグバに鋭いパスを通すと、ダイクスティールが後ろから引っかけてしまい、PK。ロナウドが難なく決めるかと思いきや、左隅を狙ったキックは外に流れてしまいました。23分にジオゴ・ダロトの浮き球がラインの裏に入ると、どフリーだったブルーノのボレーはラムリーの頭上に消えていきます。
3つの決定機を活かせなかったマンチェスター・ユナイテッドは、25分にようやく先制しました。センターサークルにいたブルーノのロングフィードが、ボックス左に走ったジェイドン・サンチョへ。クルックスをかわして右隅に打った左足シュートはパーフェクトでした。29分、左からドリブルで上がったブルーノのスルーパスがロナウドに通るも、左から放ったシュートは右のポストの外に逸れていきました。
ファーから走ってきたラシュフォードに打たせていたら…と悔やまれるシーン。33分にもブルーノがカウンターを仕掛け、左のロナウドにラストパスが出ますが、ラムリーと向き合って打った決定的なシュートをあっさりブロックされてしまいました。45分、ポグバが右に流れたロナウドに縦パス。クロスをフリーで受けたブルーノのヘッドは、ラムリーの正面でした。
3-0にしなければならなかった前半は、1-0。後半開始直後のカウンターは、右のラシュフォードが早めに入れたグラウンダーを飛び出したラムリーがクリアしました。55分、ロングボールを追ったラシュフォードが右から折り返すと、ニアに入ったロナウドのボレーは右ポストの外。直後、タヴァニアの長いパスが右のアイザイア・ジョーンズに通ると、グラウンダーを直接叩いたクルックスのシュートはディーン・ヘンダーソンが左に弾き出しました。
64分、アイザイヤ・ジョーンズが右からスプリントしたカウンター。ボックス左でアーリークロスを受けたワトモアは、トラップしたボールを手に当てましたが、ホイッスルは鳴りません。アウトにかけた浮き球をフォローしたクロックスのスライディングボレーが決まり、1-1。ここでVARが作動しなかったのも、この試合の結果につながったひとつのポイントです。
71分、右にいたポグバが、最前線に走ったラシュフォードにすかさずフィード。右から放った強烈なシュートはラムリーがセーブしました。1分後、ラムリーの不用意なキックをブルーノがさらい、GKとの1対1に持ち込んで左にフィニッシュ。今度こそ決まり…そう思って腰を浮かした瞬間、ボールが左のポストを叩いたのが視界に入ってきました。
82分、ラシュフォードとポグバが下がり、エランガとフレッジ。右サイドでチャンスメイクに徹していたポグバは、悪くないパフォーマンスだったと思います。終盤の猛攻は実らず、延長戦に突入。ラングニック監督はヴァランを下げ、フィル・ジョーンズを投入しています。傷んだ選手がたびたび倒れ、そのたびに試合が止まっています。100分にボックス手前でエランガが倒れたシーンも、ファールもオフサイドもなしというジャッジです。
延長後半に入った106分、ジオゴ・ダロトのクロスを叩いたブルーノのヘッドをラムリーが指先で弾くと、レフェリーの指示はゴールキック。プレミアリーグのクラブは、左右からの放り込みが増えています。125分に左からのラストパスで飛び出したコノリーのフィニッシュは、ディーン・ヘンダーソンが体を張ってブロック。ロナウドがPKを外し、サンチョ、ブルーノ、ラシュフォード、エランガが決定機を逃す展開は、ジャイアントキリングの典型的なルートです。
1-1のまま、120分が終了。決着はPK戦に委ねられました。ディーン・ヘンダーソンは、2人めのパイエロのキックに触るも弾き切れず。13人が決め続けたショータイムの幕を下ろしたのは、打ち上げてしまったエランガでした。シュート30本、オンターゲット9本を記録したクラブの敗因は、フィニッシュの精度。フリーのチャンスをあれだけ逃せば、この結果もやむなしでしょう。
とはいえ、グリーンウッドがいなくなったなかで、サンチョのゴールは次につながる好材料。ポグバが復帰し、ルーク・ショーの切り崩しとダロトのクロスは武器になりつつあり、プレミアリーグのバーンリー戦では3ポイントをゲットしてくれると信じています。それにしてもロナウド…次こそは、ぜひ!
DFジオゴ・ダロト、ヴァラン、マグワイア、ルーク・ショー。中盤センターはポグバとマクトミネイ、2列めにジェイドン・サンチョ、ブルーノ・フェルナンデス、ラシュフォード、最前線にはプレミアリーグ17戦8発のクリスティアーノ・ロナウド。将来を嘱望されていたメイソン・グリーンウッドが、あんな形でチームを離れることになったのが返す返すも残念です。
開始2分、ロングボールを捕ろうとしたGKラムリーがダエル・フライと交錯してファンブル。ロナウドがカットし、こぼれ球に先着したジェイドン・サンチョのループシュートがバーにヒットすると、落下点に走り込んだブルーノ・フェルナンデスのボレーは右に外れました。ラシュフォード、ポグバ、ブルーノ、サンチョ、ショーと左につながった6分のチャンスは、ロナウドのオーバーヘッドがラムリーの正面です。
ボロの最終ラインが入れてくる縦パスに対して、ホームチームの中盤が後手にまわる姿が目立ちます。19分、ルーク・ショーがボックス左のポグバに鋭いパスを通すと、ダイクスティールが後ろから引っかけてしまい、PK。ロナウドが難なく決めるかと思いきや、左隅を狙ったキックは外に流れてしまいました。23分にジオゴ・ダロトの浮き球がラインの裏に入ると、どフリーだったブルーノのボレーはラムリーの頭上に消えていきます。
3つの決定機を活かせなかったマンチェスター・ユナイテッドは、25分にようやく先制しました。センターサークルにいたブルーノのロングフィードが、ボックス左に走ったジェイドン・サンチョへ。クルックスをかわして右隅に打った左足シュートはパーフェクトでした。29分、左からドリブルで上がったブルーノのスルーパスがロナウドに通るも、左から放ったシュートは右のポストの外に逸れていきました。
ファーから走ってきたラシュフォードに打たせていたら…と悔やまれるシーン。33分にもブルーノがカウンターを仕掛け、左のロナウドにラストパスが出ますが、ラムリーと向き合って打った決定的なシュートをあっさりブロックされてしまいました。45分、ポグバが右に流れたロナウドに縦パス。クロスをフリーで受けたブルーノのヘッドは、ラムリーの正面でした。
3-0にしなければならなかった前半は、1-0。後半開始直後のカウンターは、右のラシュフォードが早めに入れたグラウンダーを飛び出したラムリーがクリアしました。55分、ロングボールを追ったラシュフォードが右から折り返すと、ニアに入ったロナウドのボレーは右ポストの外。直後、タヴァニアの長いパスが右のアイザイア・ジョーンズに通ると、グラウンダーを直接叩いたクルックスのシュートはディーン・ヘンダーソンが左に弾き出しました。
64分、アイザイヤ・ジョーンズが右からスプリントしたカウンター。ボックス左でアーリークロスを受けたワトモアは、トラップしたボールを手に当てましたが、ホイッスルは鳴りません。アウトにかけた浮き球をフォローしたクロックスのスライディングボレーが決まり、1-1。ここでVARが作動しなかったのも、この試合の結果につながったひとつのポイントです。
71分、右にいたポグバが、最前線に走ったラシュフォードにすかさずフィード。右から放った強烈なシュートはラムリーがセーブしました。1分後、ラムリーの不用意なキックをブルーノがさらい、GKとの1対1に持ち込んで左にフィニッシュ。今度こそ決まり…そう思って腰を浮かした瞬間、ボールが左のポストを叩いたのが視界に入ってきました。
82分、ラシュフォードとポグバが下がり、エランガとフレッジ。右サイドでチャンスメイクに徹していたポグバは、悪くないパフォーマンスだったと思います。終盤の猛攻は実らず、延長戦に突入。ラングニック監督はヴァランを下げ、フィル・ジョーンズを投入しています。傷んだ選手がたびたび倒れ、そのたびに試合が止まっています。100分にボックス手前でエランガが倒れたシーンも、ファールもオフサイドもなしというジャッジです。
延長後半に入った106分、ジオゴ・ダロトのクロスを叩いたブルーノのヘッドをラムリーが指先で弾くと、レフェリーの指示はゴールキック。プレミアリーグのクラブは、左右からの放り込みが増えています。125分に左からのラストパスで飛び出したコノリーのフィニッシュは、ディーン・ヘンダーソンが体を張ってブロック。ロナウドがPKを外し、サンチョ、ブルーノ、ラシュフォード、エランガが決定機を逃す展開は、ジャイアントキリングの典型的なルートです。
1-1のまま、120分が終了。決着はPK戦に委ねられました。ディーン・ヘンダーソンは、2人めのパイエロのキックに触るも弾き切れず。13人が決め続けたショータイムの幕を下ろしたのは、打ち上げてしまったエランガでした。シュート30本、オンターゲット9本を記録したクラブの敗因は、フィニッシュの精度。フリーのチャンスをあれだけ逃せば、この結果もやむなしでしょう。
とはいえ、グリーンウッドがいなくなったなかで、サンチョのゴールは次につながる好材料。ポグバが復帰し、ルーク・ショーの切り崩しとダロトのクロスは武器になりつつあり、プレミアリーグのバーンリー戦では3ポイントをゲットしてくれると信じています。それにしてもロナウド…次こそは、ぜひ!
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