ポドルスキ躍動!今季の彼らに油断なし!アーセナル、4発快勝でFAカップ5回戦進出
アーセナルは、GKファビアンスキ、右SBジェンキンソン、サイドMFにニャブリとポドルスキ、トップにベントナーと、ベストメンバーからいくつかのポジションを入れ替えてきましたが、エジルもウィルシャーもおり、CBはいつものふたりというガチンコ仕様。前半15分、エジルのパスを受けたポドルスキが左からGKをかわして先制。27分、CKを味方がそらしたところに飛び込んだのは、やはりポドルスキ。タイミングばっちりのヘディングシュートが見事に決まって2‐0。エミレーツは、ホームチームの楽勝ペースに、どことなくのどかな雰囲気が漂っています。コベントリーのサポーターは、プレミアリーグの頂点に立つクラブ相手に奮闘する選手を応援するより、ホームスタジアム移転に抗議するのに忙しく、選手たちの意気も上がりません。
とはいえアーセナルにはプレミアリーグで戦っているときの緊張感がなく、再三にわたってミドルシュートを打たれ、後半頭にはあろうことかコシールニーが完全に裏を突かれてFWの独走を許すシーンまでありました。コベントリー攻撃陣のクラークやダニエルズに、落ち着きとシュートの正確さがあれば、ゲームはもっと緊迫したスコアになっていたでしょう。しかし、終盤までスコアは動かず。84分、ポドルスキに代わって入ったジルーが、ギブスの左からのグラウンダーを左足で蹴り込み3‐0。最後は、ジェンキンソンのシュートのこぼれをカソルラが豪快なボレーで決めて、タイムアップ。チェンバレンやベントナーといったケガ明けの選手のコンディションを上げつつ、期待の若手、17歳のMFゼラレムまで試したアーセナルが、思惑通りのゲーム運びで5回戦進出を決めました。
この日行われたもう一方のゲーム、ノッティンガム・フォレストとプレストン・ノースエンドは、スコアレスドロー&再試合となったようです。チャンピオンシップ(2部相当)で5位につけ、プレミアリーグ昇格争いに首を突っ込んでいるノッティンガム・フォレストは、1970年代後半には現在のチャンピオンズリーグ(当時の名称はチャンピオンズカップ)を連覇したほどの古豪です。彼らがホームで、リーグ1(3部)のプレストンから点を奪えなかったというのは、ジャイアントキリングとまではいいませんが、ちょっとしたサプライズです。さあ、何が起こるかわからないFAカップ、今夜は計12試合。一発勝負の緊張感にドキドキしながら、各地の経過をパラレルで追いかけるのが楽しくて、この伝統の大会にはリーグ戦とはまた、違った醍醐味があります。(ルカス・ポドルスキ 写真著作者/Ronnie Macdonald)
おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!
ポドルスキはオフザボールの動きがあんまりよくないんですよね。だからカソルラより序列が下なのは仕方ないかなぁと思います。シュートとクロスは一級品なんですけどね(^_^;)
せおさん>
なるほど。とはいえ、あのシュート力は魅力ですよね。ムードメーカー・お笑い担当として、メルテザッカーとツートップのスーパー芸人なので、彼にはがんばってほしいです。
スーパー芸人笑 まったくその通りですね笑
まだエジルと一緒にスタメンで出ていないので、後半戦ドイツ代表ホットラインで得点を量産してくれることを期待しています(^^)