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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

キャピタルワンカップ準決勝のドロー決定!優勝はリヴァプールか?マン・シティか?

昨日のサウサンプトンとリヴァプールの試合終了後、キャピタルワンカップ準決勝のドローが発表されました。 第1戦をホームで戦うクラブを先に記すと、エヴァートンVSマンチェスター・シティ、ストークVSリヴァプール。1月4日、1月25日の週にホーム&アウェイでウェンブリーへのチケットが争われるわけですが、エヴァートンとマン・シティは1月13日に開催されるプレミアリーグ21節でもエティハドでの対戦が決まっており、同じ月に3回も当たることになってしまいました。キャピタルワンカップで、クロップ監督とロベルト・マルティネス監督が激突するマージ―サイドダービーを観たかったのですが、デブライネ、スターリング、アグエロ、ダヴィド・シルヴァ、コンパニ、ヤヤ・トゥレ、ヘスス・ナバス、オタメンディ…やはりエヴァートンの勝利は厳しそうです。直後のプレミアリーグの対戦相手が上位クラブなのでメンバーを落とすのではないか、ジンクスのようなものがないかと、彼らが負ける理由になりそうなネタがないかと縦横ナナメに調べたのですが、どうも見当たらず、投了です。

とはいえ、この4チームなら、どこが優勝してもおかしくないですね。さあ、みなさん、勝つのはどのクラブだと思いますか?大型補強がぴったりはまった大本命のマンチェスター・シティか、プレミアリーグとカップ戦の直近8試合を7勝1敗と絶好調のリヴァプールか。この50年で2回ファイナルに歩を進めながら、ウェンブリーで決勝を戦えなかったエヴァートンか、シャキリ、アフェライ、オウリアチ、グレン・ジョンソンらに投じた多額のお金を回収したいストークか。ちなみに、ブックメーカー「ウィリアム・ヒル」のオッズは、マンチェスター・シティ2.25、リヴァプール2.62、エヴァートン7.0、ストーク9.0です。本ブログにコメントを寄せていただいているみなさんは、どう見ても私よりも冷静で賢明なので、「オーディエンス」を使いたいところなのですが、ここはこらえて独力で予想をしてみましょう。優勝はマンチェスター・シティ、ただし「コンパニがいれば」です。

リヴァプールの好材料は、ヘンダーソンが復帰したこと、新戦力のフィット感が高まっていること、クロップ監督のターンオーバーのうまさですが、ウインターブレイクなしのプレミアリーグをフルスロットルで走れるかは未知数。初年度はチームの土台づくりと割り切っており、何としてもタイトル獲得という地熱の高さはないように思います。一方のペジェグリーニ監督は、2年連続の無冠なら間違いなく解任と心得ているはずで、タイトルに対するこだわりは強いでしょう。今季の彼らは、コンパニがいるゲームはユヴェントスにしか負けておらず、エティハドで1-2と敗れたチャンピオンズリーグも、決勝点はコンパニが負傷でピッチを離れてから奪われたものです。昨季のプレミアリーグでは不安定なプレイが多かったベルギー代表CBは、2015-16シーズンに入ると見事に復活を遂げ、開幕からの5戦連続クリーンシートの立役者となりました。2週間前のプレミアリーグでは、アウェイのリヴァプールが1-4でマン・シティを叩きましたが、キャプテンが復帰すれば、ウェンブリーでは同じことは起こらないという見立てです。

キャピタルワンカップの決勝は、2016年2月28日に予定されているのですが、リヴァプールは2月27日のプレミアリーグ27節がマージ―サイドダービー、3月1日の28節がマンチェスター・シティです。エヴァートンが決勝に進出すればマージ―サイドダービーがウェンブリーでのファイナルに差し替わり、マン・シティとの対戦になれば…これは連チャンとなるのでしょうか。マンチェスター・シティとの2連戦となればやはり盛り上がり…あ、失礼しました。いずれもレッズがストークに勝ってからのお話、フライングが過ぎたようです。とにかくこの4強はおもしろいですね。今から、年明けが楽しみです。

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