2026.01.15 FAカップ・リーグカップ2025-26FAカップ・リーグカップ
セメンヨは2戦2発、ギョケレスは1ゴール1アシスト!カラバオカップ準決勝の激戦レポート!
右のウインガーが絶妙なタイミングで出したボールは、ファーに走り込んだウィサにぴったりだったのですが、フリーでGKと向き合って放った左足のダイレクトショットは浮いてしまいました。マックス・アレインのスライディングが気になったのでしょうか。先に決めたかったホームチームは、0-0の後半の立ち上がりにも決定機を創っています。
50分に左から上がったアンソニー・ゴードンが中央にクロスを入れると、ウィサが左隅に浮かしたヘッドはトラフォードがぎりぎりで右に弾き出すビッグセーブ。こぼれ球を拾ったルイス・ホールがブルーノ・ギマランイスに預けると、左隅を狙った一撃はポストを叩きました。ピンチをしのいだマン・シティは、3分後に先制。決め手となったのは、左サイドのドクの仕掛けでした。
一瞬のスピードUPでハーヴィー・バーンズをかわし、ニアにグラウンダーを入れると、ベルナルド・シウヴァが触ったボールが中央に流れました。左足でプッシュしたのは、外からハーランドの裏に入ってきたアントワーヌ・セメンヨ!1月9日に加わったばかりの快足ウインガーは、1週間も経たないうちに2戦2発と結果を残しています。
ペップが激昂したのは63分。左からのCKを右足アウトで決めたセメンヨの2発めが取り消しとされたことに、納得がいかなかったようです。公式の見解は「オフサイドポジションにいたハーランドが、ティアウのプレイを妨害した」。マン・シティの絶対的エースは、チャンスクリエイト3回でシュートゼロと、珍しく脇役にまわっていました。
負けたとしても、1点差ならセカンドレグに希望がつながったのですが…。9分の追加タイムが残り60秒となり、左からのスローインはアイ・ヌーリ。ドクとパスを交換したSBは、シェルキのダイレクトパスで左から突破を図り、ニアに入ったシェルキに優しいラストパスを転がしました。左足のダイレクトショットがニック・ポープの脇を抜け、ギャップは2点に広がりました。
次のゲームをエティハドで戦うペップのチームは、順当にファイナルに進出しそうです。ウェンブリーで対峙するのはアーセナルか、チェルシーか。サリバ&ガブリエウとデクラン・ライス、ズビメンディ、ウーデゴーア、サカなどベストメンバーを揃えたアルテタ監督に対して、ロセニオール監督はマルク・ギウ、アンドレイ・サントス、アチャンポンを起用しています。
スタンフォード・ブリッジがざわめいたのは7分。デクラン・ライスのCKを頭で押し込んだのは、ベン・ホワイトです。12分のショートカウンターから、エンソ・フェルナンデスが放ったミドルはケパがキャッチ。15分に右から抜け出したズビメンディがグラウンダーを通すと、時間がかかってしまったギョケレスは、左足のシュートがアチャンポンの足に当たりました。
24分、左からニアに入れたウーデゴーアのFKがクリアされ、ズビメンディのジャンピングボレーはクロスバー越え。32分に右から斬り込んだエステヴァンの強烈なシュートは、ケパが左に弾き出しました。40分のデクラン・ライスのロングスローから二次攻撃となり、左にいたサリバがミドルを放つと、ボールはバーをかすめてゴール裏に消えていきました。
ロベルト・サンチェスは痛恨のファンブル。スライディングで枠に収めたのは、ギョケレスでした。ロセニオール監督は、53分という早い時間にマルク・ギウとアチャンポンを下げ、ガルナチョとバディアシルを投入。1分後、波状攻撃からのウーデゴーアの無回転ミドルは、ロベルト・サンチェスが正面でセーブしています。
チェルシーが1点差に戻したのは57分。ジョアン・ペドロが右のペドロ・ネトに預け、クロスがファーに届くと、ガルナチョがニアに打った鋭いシュートがケパの足元を抜きました。ここからは、ホームチームのペース。サイドで劣勢のアーセナルは、縦のフィードを受けたフリーの選手からのパスが前線に通りません。
67分、ウーデゴーアとトロサールに代わってミケル・メリノとマルティネッリ。71分に右サイドのサカがミケル・メリノに短いパスを入れると、ボックス右で足元に収めたギョケレスがズビメンディに落としました。キックフェイント1発でアンドレイ・サントスとフォファナをかわし、左隅に決めたフィニッシュはパーフェクト。ガナーズの前線は、4点めを狙いにいっています。
73分の決定機は、ミケル・メリノがボックスの手前に入れた柔らかいパスがきっかけでした。ギョケレスが強引に突破を図って混戦となり、サカが蹴ったボールが右に浮き上がると、落下点にいたミケル・メリノのボレーはロベルト・サンチェスが右足に当てるビッグセーブ。82分にギョケレスとデクラン・ライスが下がり、ジェズスとカイ・ハヴェルツがピッチに入りました。
ジョエル・ハト、ムウカ、トシン・アダラビオヨが入ったチェルシーは、最後まで守り切れるでしょうか。83分、右からのCKのクリアがファーのガルナチョへ。右足のボレーがネットを揺らし、スタンフォード・ブリッジに歓声が鳴り響きました。最後まで攻め合った激戦は、アーセナルが2-3で逃げ切ってアドバンテージを手に入れました。
シュートは10対17、オンターゲットは5対6、ビッグチャンスは1対3。アウェイチームの勝利は、妥当な結果でしょう。ギョケレスは1ゴール1アシスト、ガルナチョは2ゴール&ドリブル成功3回。敗れたチェルシーも、サイドアタックに手ごたえを感じた一戦といえるでしょう。とはいえ、今季のエミレーツでは無敗で、3失点が1度もないチームに先制を許したらアウトです。
2試合の結果を受けて、ファイナルの組み合わせ予想をしろといわれれば、ペップVSアルテタと答えるしかありません。アーセナルが久々にトロフィーを手に入れるのか、昨シーズンを無冠で終えたペップがタイトル奪還を果たすのか。あるいはニューカッスルとチェルシーの逆転はあるのか。2025-26シーズンのカラバオカップは、いよいよ残り3試合です。
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