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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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チャンスを逃したマグパイズ、不運な失点連発…カラバオカップ決勝はアーセナルVSマン・シティ!

ニューカッスルのカラバオカップ連覇の野望は、キックオフから10分もしないうちに潰えたといっていいでしょう。開始早々から鋭いカットインを見せていたマルムシュが、レインダースとのワンツーでボックス左に抜け出したのは7分。ダン・バーンが間に合い、スライディングで先に触ったのですが、マルムシュに当たったボールが絶妙なループシュートになってしまいました。

セント・ジェームズ・パークで0‐2の完敗を喫したアウェイチームは、3点をゲットしなければアウトという厳しい条件を突き付けられています。1-0となった2分後、ハーフライン付近でキープしたヴォルテマーデの縦パスで、右から上がったアンソニー・ゴードンがフサノフの裏を取りました。止めにいけるのは、逆サイドを持ち場とするマテウス・ヌネスだけです。

中央からスプリントしてきたウィロックと、外から絞ってきたルイス・ホールがフリーで3対1。10番からラストパスをもらったウィロックは、足元に飛び込んできたトラフォードをかわそうとして奪われてしまいました。スパイクの裏でルイス・ホールに落とせれば、ギャップを元に戻せたかもしれません。序盤の攻防の結果、トータル3‐0という重い事実のみが残りました。

それでも何とか差を詰めようとしていたマグパイズは、21分のアンソニー・ゴードンとトラフォードの1対1も、シュートを足でブロックされています。絶望的な追加点を喰らったのは29分。トリッピアーが左隅に落としたFKを、トラフォードにキャッチされた直後でした。左からドリブルで上がったレインダースが外にいたセメンヨに預けると、高速のクロスがファーに入りました。

中の人数は足りていたのですが…。ニアで構えていたラムズデールが触れず、トリッピアーがスライディングでカットしたボールが真上に浮いた瞬間、落下点にいたマルムシュが「ゴール前で倒れていない唯一の選手」となりました。頭に当てるだけの幸運な一撃で2-0。さらに32分、カウンターを仕掛けたのはレインダースです。

右から上がったセメンヨにパスが通ると、2つめのタッチが大きくなり、ダン・バーンがカット。こぼれたボールがレインダースの足元にいってしまい、右足インサイドの冷静なフィニッシュがネットを揺らしました。ハーフタイムにウィサ、エランガ、ジェイコブ・マーフィー、ハーヴィー・バーンズを投入したエディ・ハウ監督は、次の試合に目を向けているはずです。

後半の唯一のゴールは62分。右サイドでレインダースとアイ・ヌーリを一気に抜き去ったエランガが、ニコ・オライリーもかわして左隅に叩き込みました。2試合トータル5-1でファイナル進出を果たしたマン・シティは、3月22日のウェンブリーでアーセナルとトロフィーを争うことになります。大方の予想は、アルテタ監督の6年ぶりの戴冠でしょう。

2026年になってからのマン・シティは、プレミアリーグで1勝4分1敗と停滞しており、チャンピオンズリーグでもボデ/グリムトに3-1で完敗。ハーランドのペースダウン、DFの大量リタイア、セカンドハーフのゴール欠乏症、カウンターからの失点など、さまざまな課題を抱えています。ペップと選手たちがレフェリングを非難するようになったのは、余裕がないからでしょう。

とはいえ、CLも国内カップも、ファイナルは1発勝負。ハーランド、シェルキ、ドク、セメンヨといった飛び道具が揃うチームは、常にチャンスありといえるでしょう。今日の試合の序盤にあった守備の乱れを改善し、ボックス周辺でウインガーを活かす戦い方ができれば、自ずと結果はついてきます。楽しみな決戦ですので、直前になったら、あらためて予想してみます。


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