イギリス人記者が軒並み絶賛。「トップ下・香川真司」は信じられないほどの高評価!
「今季の香川真司はここまでのところ、なかなか印象を残せずあがいてきたが、彼は得意なトップ下のポジションでモイーズ監督が無視できない秀でたプレイを披露した。フェライニとファン・ペルシがいなかったため、香川真司は珍しくスタメンでトップ下となったが、今季のマンチェスター・ユナイテッドにおいて、このポジションでプレイした選手の中でもいちばんいいプレイだった」
■デイリー・テレグラフ
「モイズ監督は香川真司を得意なトップ下でプレイさせたことで結果を出した。今まで、彼に疑問を感じていた面々は、精神面とフィジカルを疑っていたが、序盤に空中戦で一度負けただけですぐに躍動を始め、効果的なプレイを披露した。UEFAのデータによると、香川真司の走行距離は12.48キロで、両チームのどの選手よりも運動量が多かった。この種のスタッツは、ゲームにとって効果的でなければ意味がないが、彼の動きは常にレバークーゼンに危機をもたらし、ルーニーと効果的に連携していた。香川真司にとって不運なのは、ファンペルシが戻ってくれば、元の左サイドMFに戻されるか、ベンチに下げられる可能性があることだ」
■インディペンデント
「香川真司はトップ下でその真価を発揮した。開始30秒のルーニーへの完璧なスルーパス、先制点における速攻の起点、4点目の連携は秀逸だった。不慣れな左サイドよりも明確によかった。今季いちばん高い評価だった香川は、次節のプレミアリーグ、アウェイのトッテナム戦に向けて準備を始めるが、得意のトップ下で強い存在感を示したことでモイーズ監督の選択肢を増やしたことは間違いない」
■デイリー・メール=採点:7
「香川真司は得意な10番のポジションでルーニーの後ろに入り、輝くチャンスを手に入れた。モイーズ監督も、彼がサー・アレックス・ファーガソン前監督に起用されていた時のベストコンディションを取り戻してほしいと期待しているだろう。その突出した視野の広さと運動量で、フィル・ジョーンズやライアン・ギグスとも連携し、ドイツでのプレイを楽しんでいた」
■マンチェスター・イブニング・ニューズ=採点:7
「香川真司自身と彼のファンが熱望するトップ下でプレーし、本来の実力を発揮。しかし彼をめぐる難題は続く。日本代表の10番は周囲が望んでいたトップ下でスタメン出場し、マンチェスター・ユナイテッドの中心選手となって、ルーニーと見事に連携した。とはいえモイーズ監督にとっては悩ましい状況である。香川真司とファン・ペルシ、ルーニーは3人で共存できるのか?」
…むやみに下がってくるとルーニーの孤立を招くので、意志を持って前にいたのは理解するものの、前半の攻撃の絡みが少なかったこともあって、私はここに書かれている言葉ほどいいとは思っていませんでした。それにしてもイギリスのマスコミは、高い評価ですね。「運動量」「ルーニーをはじめとする連携」が2大ポイントのようです。
最後に、このおふたりからの賞賛コメントを紹介しましょう。まずは、マンチェスター・ユナイテッドOBで、解説者としてもファンが多いガリー・ネビル先輩です。「4点めで香川真司が見せた、一発でルーニーを抜けさせたパスは素晴らしかった」。そして大トリは、ご本人様、ウエイン・ルーニー。「シンジはファンタスティックな選手。チームに彼のような選手がいるのはいいことだ。プレミアリーグ序盤は出場機会に恵まれなかったけど、今日は素晴らしかった。チーム内の競争が激しくなるのはいいことだと思う」
いや、ほんとうに素晴らしい。よほど質の高いプレイを見せないと、何かとうるさいイギリスで、複数のメディアがこれほどまでに評価することはないと思います。日曜日のトッテナム戦でも、ぜひ香川を観たいのですが、モイーズ監督はどうするでしょうね。そろそろ香川の今季初ゴールが見られる気がして…。
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