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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

本日はマージーサイドダービー!「BBC」のユルゲン・クロップ就任5周年企画をチェック!

「Doubters into believers」。この季節になると、「ユルゲン・クロップ監督のリヴァプール就任〇周年」と見出しに掲げた記事が、さまざまなメディアで展開されます。後にプレミアリーグとチャンピオンズリーグを制する名将がアンフィールドにやってきたのは、2015年10月8日。「疑念を抱く人々は、信じる人になってほしい」と語りかけたドイツ人指揮官は、初陣のトッテナム戦をスコアレスドローで終えました。それから5年で272試合を消化し、164勝。直近2シーズンのプレミアリーグは62勝10分4敗で、勝率81.6%という文句なしの戦績を残しています。

今回紹介するメモリアルコンテンツは、「BBC」の「Jurgen Klopp’s record-breaking five Liverpool years in numbers(ユルゲン・クロップがリヴァプールの5年で残した新記録の数々)」。実りある5シーズンをチェックし、ワールドクラスの選手たちとともに叩き出したレコードをリスペクトする企画です。初めての記者会見で、ビル・シャンクリー、ボブ・ペイズリー、ジョー・フェイガン、ケニー・ダルグリッシュといったレジェンドの名を挙げ、「歴史に残る天才たちと自分を比べようとは思わない。彼らは皆、就任したときにレジェンドになるといっていたわけではないだろう」と語ったクロップ監督は、既にいくつかのテーマでレッズの歴代1位に到達しています。

最初に紹介したい数字は、公式戦の勝率60.2%。ドイツ人指揮官は、ケニー・ダルグリッシュとボブ・ペイズリーを僅差ながら上回っています。プレミアリーグ創設以来、クロップ監督よりも高い勝率を誇るのはペップ・グアルディオラのみ。ドイツ人指揮官の後ろには、サー・アレックス・ファーガソン、アントニオ・コンテ、ジョゼ・モウリーニョ、ロベルト・マンチーニといったそうそうたる顔ぶれが続いています。「BBC」がピックアップしたリーグレコードは2つです。2020年2月まで続いたプレミアリーグ18連勝は、2017年のペップと並ぶタイ記録。7月にバーンリーに止められたプレミアリーグのホーム24連勝は、文句なしの史上最多です。

しばらく破られそうにないクラブレコードして、ワトフォードに敗れるまで続けたプレミアリーグ44試合連続無敗と、現在も継続中のホーム61戦無敗があります。クロップ監督自身が達成した「月間最優秀監督受賞シーズン5回」という新記録も、伝説を語り継ぐエッセンスのひとつです。素晴らしい足跡を振り返ったレポートは、クロップ監督とともにビッグタイトルを獲得した選手のランキングも紹介しています。

出場試合数は、クロップ体制の89%となるる242試合のロベルト・フィルミーノを筆頭に、ミルナー、ワイナルドゥム、ヘンダーソン、サラー。ゴール数はサラー、マネ、フィルミーノ、コウチーニョ、オリギの順で、最強3トップの261ゴールは5年間の46%を占めています。移籍金ランキングは、7500万ポンドのファン・ダイク、5300万ポンドのアリソン、4800万ポンドのナビ・ケイタがTOP3。夏に加わったばかりのディオゴ・ジョッタの4100万ポンドは4位で、国内・欧州・世界を制した3トップよりも高額です。

本日は、マージーサイドダービー。グディソンパークのランチタイムキックオフを盛り上げるべく、レッズサポーターのテンションが上がりそうな記事を紹介させていただきました。ハメス・ロドリゲス、カルヴァート=ルーウィン、リシャルリソン、ドゥクレが猛威を振るう古豪と、アストン・ヴィラに大敗を喫したばかりの昨季プレミアリーグ王者の激突は、エキサイティングな攻め合いとなるのではないでしょうか。キックオフまで8時間。待ちきれませんね…。


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“本日はマージーサイドダービー!「BBC」のユルゲン・クロップ就任5周年企画をチェック!” への1件のコメント

  1. うぇん より:

    今日まで楽しく拝見させていただきました
    ありがとうございました
    プレミアリーグは、審判とVARが治らない限り、だめですね。膝がでてるように見えるから点取り消し、が通用するなら、自分も子供もサッカーやめるし、プレミアももう見ない。何年もこのブログ見てきて、楽しませていただきました。
    ありがとうございました。

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