クロップ監督を襲った2つの悲劇…ジョー・ゴメスとダニー・イングスが今季絶望!
10月13日、最初の悲劇はU-21欧州選手権2017の予選で発生しました。3-0完勝が目前だったカザフスタン戦の最終盤、ジョー・ゴメスの右足は、相手選手へのタックルで壊れてしまいました。チームに帯同していたメディカルスタッフは深刻な負傷ではないという見立てをしていたのですが、クラブに戻って診断を仰いだところ、重傷が判明。350万ポンド(約6億4000万円)で獲得したお買い得プレイヤーの初年度は、プレミアリーグ先発5試合で幕を閉じることとなりました。
ジョー・ゴメスの負傷から24時間も経たないうちに、リヴァプールを2つめの悲劇が襲うことになります。12日に行われたユーロ予選、イングランドVSリトアニアで代表デビューを飾ったダニー・イングスは、メルウッドに戻った14日の練習で前十字靭帯を断裂してしまいます。復帰までの期間は、ジョー・ゴメスと同じ6ヵ月~9ヵ月。プレミアリーグ出場5試合、先発3試合で2ゴールと、昨季のバロテッリの記録を既に上回っていた期待のストライカーの離脱は激痛です。たった2つ、類似したサンプルがあるからといって、リヴァプール全体の課題をあぶり出そうとするのは早計かもしれませんが、彼らに加えてベンテケ、フィルミーノと入団して間もない選手の負傷が多いのは気になります。
3バック、中盤の底にルーカスと、守備を重視したフォーメーションで戦っていたロジャース監督の晩年に、クロップ監督はどんな変化を施そうとしているのでしょうか。負傷していたコウチーニョとデヤン・ロブレンが間に合えば、控え選手も含めてそれなりの布陣にはなりそうですが、トッテナム戦は前線の駒不足が懸念されます。トップにスタリッジ、中盤にジョーダン・アイブ、ララナ、ミルナーを投入してしまえば、ベンチにはオリギとプレミアリーグ経験がほとんどない若手のみとなってしまうかもしれません。ヨーロッパリーグのルビン・カザンとの連戦、ボーンマスと当たるキャピタルワンカップと、3週間にわたってミッドウィークのゲームが続くこの時期に、クロップ監督は厳しい戦力ダウンを強いられることになりました。直近6試合のうち5試合を1-1で終えている煮え切らないチームは、ピンチをうまく乗り切れるのか。新監督のやりくりに注目しましょう。(ジョー・ゴメス 写真著作者/S. Plaine)
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更新お疲れ様です。
イングスとゴメスの離脱、しかも今季絶望は痛すぎます。
特にイングスはここ数試合で結果を残していただけに残念でなりません。
確かにリバプールのフィジカルやメディカルの質を疑いたくもなります。
ヘンダーソンの経過も気になりますし。
クロップ監督はこの状態でどのような布陣、戦術で初戦を迎えるのか、期待と心配で今日は仕事に集中できないです。
若手2人の離脱は本当に辛いです。
スタリッジやベンテケが怪我がちなだけに、特にイングスにはFWの軸として頑張ってもらいたかったのですが・・・
ここ最近の怪我人の多さを見るとメディカルスタッフの仕事はどうなのかと疑問を感じ得ませんが、とにかくFWに関してはスタリッジはもちろんのこと、オリギにもこの機会をチャンスと考えてもらって奮起してもらいたいです。
nyonsukeさん 名無しさん>
アーセナルは、試合前のアップのやり方を変えて負傷者を減らしたそうです。もしかしたら、特定の部位に負担がかかるトレーニングになってしまっているのかもしれません。オリギは、波がなくなれば怖いのですが…うまくはまってくれればいいですね。