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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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リヴァプールに朗報!マーティン・ケリー復帰。まずは9月を乗り切れれば…。

昨年来、ケガとトラブルに悩まされていたリヴァプールに明るいニュースです。2012年9月に靭帯断裂で長期離脱を強いられ、シーズンを通じてわずか4試合の出場に終わっていたマーティン・ケリーが開幕から復帰できる見通しがついたようです。CBはもちろん、両サイドバックもこなせる彼がいるといないとでは大違い。一時期、不安定なプレイに終始し、ベンチを温めていた時期もありましたが、23歳とまだ若く伸びしろのある選手。来季のブレイクに期待がかかります。

ルイス・アルベルト、コロ・トゥレ、ミニョレ、イアゴ・アスパスと既に4人を獲得する一方で、キャロルとシェルベイを放出するなど、積極的な動きが目立つリヴァプールですが、スアレスが残留したとしても開幕から6試合欠場が決まっており、スタリッジも数試合不在となる可能性を残しています。イアゴ・アスパスは計算できそうですが、バルセロナのBチームでプレイしていたルイス・アルベルトは未知数。開幕5試合で2分け3敗という、クラブ史上最悪ともいえる昨季の悪夢まではないとしても、やや心もとないですね。前線はエースの復帰を待たざるをえないとしても、レイナとダウニングあたりを出してでも、層の薄いDFと好不調の波があった中盤にもうひとりずつ、選手がほしいところです。

ジョー・アレンが中盤でさらに機能して、ケリーやスターリング、ボリーニ、ルイス・アルベルトなどの若手から成長株が出れば戦えるという算段なのだと思いますが、ケガ人が出た時に一気に弱体化してしまいそうで、やや不安があります。キャロルをレンタル移籍させた直後にデンプシー獲得に失敗して、スタリッジとコウチーニョの獲得まで我慢を強いられた昨季のようなことはないにしても、新しい選手がフィットするかどうかも含めて、8月から9月をどう乗り切れるかがポイントですね。ここを5位以内でくぐり抜ければ、その後は視界良好でしょう。ロジャース監督の手綱さばきに注目です。(写真著作者/Kevin Walsh)

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