2024.12.26 リヴァプールの話題
このまま走り切れるのか?クリスマスを首位で迎えたリヴァプールの4つの懸念材料。
プレミアリーグは12勝3分1敗で、1試合少ないチェルシーに4ポイント差のTOP。チャンピオンズリーグは6連勝で、順位テーブルの頂点に立っています。最高のクリスマスを迎えたリヴァプールは負傷者も少なく、戦線離脱中のコナテとブラッドリーが年明けに戻ってくれば、ネガティブなリストは空っぽになります。
ブカヨ・サカを失ったアーセナル、バディシルとフォファナがリタイアのチェルシー、満身創痍のマンチェスター・シティにしてみれば、うらやましい限りです。モー・サラーはプレミアリーグ16試合15ゴール11アシストという驚異のスタッツで、得点王レースのTOPに君臨。16試合7ゴール2アシストのルイス・ディアスも、スパーズ戦で2ゴールと好調をキープしています。
プレミアリーグの先発が9月までゼロだったガクポも、直近の公式戦10試合で5ゴールと調子を上げています。筋肉を傷めて2ヵ月不在だったジョッタは、フラムとのホームゲームで同点ゴールをゲット。チェルシー戦以降、9戦連続で2ゴール以上を決めており、停滞気味のダルウィン・ヌニェスと123分しかプレイしていないフェデリコ・キエーザを気にしなくてもいい状況です。
アルネ・スロットの就任以降、1回しか負けていないリヴァプールですが、クリスマスを首位で通過した2018-19シーズンと2020-21シーズンにトロフィーを逃したことを忘れていないサポーターもいるでしょう。当時はライバルだったマン・シティは絶不調で、12ポイントのギャップがあります。5年ぶりのリーグ制覇に近づいているクラブに、懸念材料はあるのでしょうか。
12月に入ってから、ニューカッスル戦とフラム戦で取りこぼしたチームの気になるポイントを4つほど挙げてみましょう。ひとつめは、イエローカードの累積。前半戦が終わる前にイエローが5枚溜まると、サスペンデッドとなりますが、ガクポ、フラーフェンベルフ、コナテ、ダルウィン・ヌニェス、ショボスライの5人はリーチがかかっています。
年明けのマンチェスター・ユナイテッド戦で、中盤の2人を欠くという展開は避けたいところでしょう。2つめは、直近のプレミアリーグ3試合で8失点を喫した守備の綻び。最近は、ファン・ダイクとジョー・ゴメスの緩いチェックが失点につながるシーンが増えており、ヘディングとミドルレンジからのゴールが多いノッティンガム・フォレストは要注意です。
3つめは、サラーが凄すぎること。ロドリを失ったマン・シティと、ウーデゴーアがリタイアしたアーセナルが苦戦したように、リヴァプールもエースを欠くと得点力がダウンします。昨季プレミアリーグの前半戦で19戦12発7アシストだったサラーは、アフリカネーションズカップでの負傷をきっかけに、3月以降は11戦3発1アシストとペースダウンしてしまいました。
4月の頭まで首位だったレッズは、最後の8試合は3勝3分2敗で脱落。昨シーズンは2ケタゴールだったジョッタとダルウィン・ヌニェスが復調しなければ、エース不在の影響はより大きくなりそうです。未だノーゴールのフェデリコ・キエーザや、復帰したエリオットがそれなりに活躍したとしても、巨大な穴は埋まらないでしょう。
最後の懸念材料は、プレミアリーグの試合の間隔が空いていた2月上旬に、カラバオカップ準決勝と延期試合のマージーサイドダービーが入ったこと。FAカップで勝ち進んだら、この近辺にもう1試合、組み込まれます。選手層の薄いチームがひと息つけそうなスケジュールの激変によって、指揮官のやりくり術が問われます。負けてヒマになるよりいいのですが…。
マン・シティが崩れ、アーセナルにエンジンがかからない絶好のチャンスを活かすなら、ゴールに向かえるサイドアタッカーや、前線を動かせるMFを獲りにいってもいいのではないかと思います。静かな夏を過ごしたクラブは、冬のマーケットも悠々とスルーするのでしょうか。たったひとりの新戦力で、このまま走り切ったら頭を下げるしかありません。
ブカヨ・サカを失ったアーセナル、バディシルとフォファナがリタイアのチェルシー、満身創痍のマンチェスター・シティにしてみれば、うらやましい限りです。モー・サラーはプレミアリーグ16試合15ゴール11アシストという驚異のスタッツで、得点王レースのTOPに君臨。16試合7ゴール2アシストのルイス・ディアスも、スパーズ戦で2ゴールと好調をキープしています。
プレミアリーグの先発が9月までゼロだったガクポも、直近の公式戦10試合で5ゴールと調子を上げています。筋肉を傷めて2ヵ月不在だったジョッタは、フラムとのホームゲームで同点ゴールをゲット。チェルシー戦以降、9戦連続で2ゴール以上を決めており、停滞気味のダルウィン・ヌニェスと123分しかプレイしていないフェデリコ・キエーザを気にしなくてもいい状況です。
アルネ・スロットの就任以降、1回しか負けていないリヴァプールですが、クリスマスを首位で通過した2018-19シーズンと2020-21シーズンにトロフィーを逃したことを忘れていないサポーターもいるでしょう。当時はライバルだったマン・シティは絶不調で、12ポイントのギャップがあります。5年ぶりのリーグ制覇に近づいているクラブに、懸念材料はあるのでしょうか。
12月に入ってから、ニューカッスル戦とフラム戦で取りこぼしたチームの気になるポイントを4つほど挙げてみましょう。ひとつめは、イエローカードの累積。前半戦が終わる前にイエローが5枚溜まると、サスペンデッドとなりますが、ガクポ、フラーフェンベルフ、コナテ、ダルウィン・ヌニェス、ショボスライの5人はリーチがかかっています。
年明けのマンチェスター・ユナイテッド戦で、中盤の2人を欠くという展開は避けたいところでしょう。2つめは、直近のプレミアリーグ3試合で8失点を喫した守備の綻び。最近は、ファン・ダイクとジョー・ゴメスの緩いチェックが失点につながるシーンが増えており、ヘディングとミドルレンジからのゴールが多いノッティンガム・フォレストは要注意です。
3つめは、サラーが凄すぎること。ロドリを失ったマン・シティと、ウーデゴーアがリタイアしたアーセナルが苦戦したように、リヴァプールもエースを欠くと得点力がダウンします。昨季プレミアリーグの前半戦で19戦12発7アシストだったサラーは、アフリカネーションズカップでの負傷をきっかけに、3月以降は11戦3発1アシストとペースダウンしてしまいました。
4月の頭まで首位だったレッズは、最後の8試合は3勝3分2敗で脱落。昨シーズンは2ケタゴールだったジョッタとダルウィン・ヌニェスが復調しなければ、エース不在の影響はより大きくなりそうです。未だノーゴールのフェデリコ・キエーザや、復帰したエリオットがそれなりに活躍したとしても、巨大な穴は埋まらないでしょう。
最後の懸念材料は、プレミアリーグの試合の間隔が空いていた2月上旬に、カラバオカップ準決勝と延期試合のマージーサイドダービーが入ったこと。FAカップで勝ち進んだら、この近辺にもう1試合、組み込まれます。選手層の薄いチームがひと息つけそうなスケジュールの激変によって、指揮官のやりくり術が問われます。負けてヒマになるよりいいのですが…。
マン・シティが崩れ、アーセナルにエンジンがかからない絶好のチャンスを活かすなら、ゴールに向かえるサイドアタッカーや、前線を動かせるMFを獲りにいってもいいのではないかと思います。静かな夏を過ごしたクラブは、冬のマーケットも悠々とスルーするのでしょうか。たったひとりの新戦力で、このまま走り切ったら頭を下げるしかありません。
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