いよいよ決戦、リヴァプールVSトッテナム!現地メディアのプレビューがおもしろい!
「BBC」が取り上げたニュースやデータを見れば、彼らがホームチームの順当勝ちを主張するのもうなずけます。トッテナムと戦った直近13試合でレッズはひとつしか負けておらず(8勝4分1敗)、アンフィールドでは24試合で1敗。プレミアリーグ31試合で18失点という堅守を誇るチームは、マン・シティに唯一の敗戦を強いられた後の10試合を無敗で駆け抜けており、バイエルンとの激戦を1勝1分で制しています。2シーズンにわたってプレミアリーグのホームゲームで負けておらず、2015-16シーズンのクリスタル・パレス戦の敗戦以降は26勝10分とアウェイチームを圧倒。優勝を争う彼らが得意のスパーズ戦で敗れるとは考えにくいというのが、スコアを予想した記者の主張でしょう。
両者のコンディションを比較しても、リヴァプールに軍配を上げざるをえません。ジョー・ゴメスとチェンバレンは復帰までにもう少し時間がかかりますが、シャキリとナビ・ケイタは既に合流。「デイリー・ミラー」のセッションレポートには、負傷の状態をモニタリングされていたナビ・ケイタ、デヤン・ロブレン、アーノルドの3人が激しくボールを奪い合う写真が掲載されています。7試合連続ノーゴールのモー・サラーのメンタルが心配ですが、最近の動きは決して悪くはなく、右サイドで厳しいチェックを受けてもおとりの役割は果たしてくれるはずです。
片やトッテナムは、イングランド代表のチェコ戦で痛んだエリック・ダイアーがリタイア。ハリー・ウィンクスとセルジュ・オーリエもピッチに戻れず、トリッピアーが出場できそうなのが数少ないプラス材料です。直近のプレミアリーグで4試合未勝利と崩れたのは、ソン・フンミンがひと頃の無双状態になく、トリッピアーやカイル・ウォーカー=ピータースのサイドも安定せず、時折採用した3バックがうまくはまらなかったことに起因しているものと思われます。中盤センターで頼れるのがシソコのみのチームに、ワイナルドゥムやミルナーの獰猛なプレスをかいくぐれとオーダーするのは酷ではないでしょうか。
スタッツを見ても、スカッドを見ても、レッズの優位は揺るぎないシックスポインター。クロップ監督は、自信たっぷりにいつものメンバーを揃えてくるものと思われますが、ポチェッティーノ監督に不振を払拭する策はあるのでしょうか。2019年のプレミアリーグでゴールがないラメラとルーカス・モウラ、トップフォームを取り戻せていないデル・アリなど、前線も万全とはいえません。負ければ猛追してくるライバルに呑み込まれるノースロンドンのクラブが、どんなフォーメーションと戦術で立ち向かうのかに注目したいと思います。事件が起きるとすれば、主犯はハリー・ケインかエリクセンでしょうか…。
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更新ご苦労様です。
やっと長く感じたブレイク期間。やっとリーグ戦再開楽しみな一戦です。予想はあれこれあれど、ゲームをしてみないと
分かりません。レッズはエリクセンのFKは要注意で、ゴール近くでの不用意なファールは禁物です。また、ソンフンミンは
侮れない存在です。熱い一戦を期待する一方レッズは勝利必須なので冷静な戦いをしてほしいところです。
ウィンクスもダイアーもいない、ここ数試合のリーグ戦の出来は悪い…おまけにアウェーレッズ戦とくれば厳しすぎる試合になりそうです。CL権確保の為にも敗北はして欲しくないところですが…