ニューカッスル戦でいよいよ復帰⁉ リヴァプールの得点力を高めるナビ・ケイタ待望論!
ナビ・ケイタ、ギニア代表の24歳。最後にプレミアリーグでプレイしたのは、シーズン3つめのゴールを決めた4月26日のハダースフィールド戦でした。セップ・ファン・デン・ベルグに130万ポンドという小さな投資しかしなかったリヴァプールにおいて、昨季からのプラスアルファがあるとすれば、負傷でシーズンの大半を棒に振ったチェンバレンと、プレミアリーグにフィットするのに時間がかかったナビ・ケイタでしょう。ザルツブルグでリーグ戦59試合17ゴール、ライプツィヒでは58試合14ゴール。レッドブル傘下のクラブで得点力を発揮してきたMFは、リヴァプールの移籍初年度はプレミアリーグ25試合2ゴール1アシストというもの足りない数字に終わっています。
放ったシュートは27本で、1試合1本ペース。スルーパスは7本、ビッグチャンスクリエイトは1回に留まっており、2ゴールしか決めていないのに決定機を3回逃しています。入団当初、「ガーディアン」の選手評に「a dynamic, box-to-box central midfielder(ダイナミックでボックス・トゥ・ボックスのセントラルMF)」と書かれた眠れる逸材は、勝負の2019-20シーズンで出遅れてしまいました。チェルシーと戦うUEFAスーパーカップの前のトレーニングで痛めたのは、鼠径部です。離脱を余儀なくされたナビ・ケイタは、プレミアリーグ開幕から4連勝と最高のスタートを切ったリヴァプールで、中盤で唯一出場ゼロの選手となってしまいました。
今や世界最高の3トップが繰り出す長短のカウンター、危険なエリアを襲う両SBのピンポイントクロス、ファン・ダイクとマティプが体を張るセットピース。魅力的なフィニッシュの形を持つリヴァプールに課題があるとすれば、相手が引いた際の崩し方です。ヘディングが強いマネを抑えられると、サラーやフィルミーノが強引なシュートをDFに跳ね返されるシーンが目立ち始めます。そんなとき、中盤の選手がゴール前に飛び出してくればゴールの可能性が広がることは、バルセロナ戦で2発ゲットしたワイナルドゥムが教えてくれています。
サイドにボールが入り、ニアとファーにストライカーたちが走り込む場面で、第3、第4の選手がボックスに侵入する厚みのあるアタックができるかどうか。ナビ・ケイタに期待したいのは、マネを追い越してボックス内のスペースに入り込むシーンや、ウインガーの後方から思い切りよく放つミドルを増やすことです。悲願のプレミアリーグ制覇を実現するためには、オリギの継続性、シャキリの意外性、チェンバレンの積極性、そしてナビ・ケイタの多彩な仕掛けが欠かせません。ニューカッスル戦で、ベンチに戻って来られるかもしれないと聞いています。今季こそ、序盤戦からゴールを!(ナビ・ケイタ 写真著作者/Werner100359)
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更新ご苦労様です。
そうなんですケイタの復帰が必要なんです。昨シーズン終盤にみせたプレーがこのチームには必要なんです。トレーニングには復帰しているようですが、、、、。OXとケイタの復帰で中盤はだいぶ面白くなると思うんですよね。
ケイタ試合出場してる時は素晴らしいですけど怪我が多いのがね…。
中盤の一枚にケイタかチェンバレンの推進力があればと思うのですが。
是が非でもブルーノ・フェルナンデスを、ツィエクをーと願っていたのですが中盤は飽和状態なんですよね。だからこそスティービーGの背番号を継いだケイタにはやってもらわなきゃ困るんです(^^;)がんばれ!チェンバレンには相当期待してます。