11月MVPはブルーノ・フェルナンデス、最優秀監督はモウリーニョ!彼らの凄さを数字でチェック!
プレミアリーグの11月MVPはブルーノ・フェルナンデス、最優秀監督にはジョゼ・モウリーニョが選出されました。オーレ・グンナー・スールシャールが現在も指揮を執っているのは、1月にチームに加わったプレーメイカーのおかげといっても過言ではないでしょう。ホームゲームだった7節のアーセナル戦で敗れ、2勝1分3敗となったときは、「次戦で負けたら解任」というゴシップが飛び交っていました。背水の陣だったグディソン・パークのエヴァートン戦は、ブルーノ・フェルナンデスの2ゴール1アシストで1-3快勝。1-0の辛勝だったWBA戦でPKを決めたエースは、2点のビハインドをひっくり返したサウサンプトンでも反撃のきっかけとなるゴールをゲットしています。
11月の4試合で4ゴール1アシストを決めて、マンチェスター・ユナイテッドを復活させたポルトガル代表の素晴らしさについて、スタッツを駆使して語ってみましょう。プレミアリーグ2020-21シーズンは、10戦7ゴール4アシスト。7ゴールはMFのNo.1、ゴールとアシストの総本数11はハリー・ケインの18、ソン・フンミンの13に次ぐ3位です。これらの数字に、「キーパス」という指標を加えてみましょう。プレミアリーグの各種スタッツを提供する「Opta」の定義によると、「シュートにつながったが、得点にはならなかったラストパス」です。
ブルーノ・フェルナンデスは35本のキーパスを通しており、今季プレミアリーグNo.1。ハリー・ケインは22本、ソン・フンミンは18本で、「ゴール+チャンスクリエイト(=アシスト+キーパス)」という指標では46本のMFがスパーズコンビを逆転します。クロス56本は、サイドアタッカー以外で唯一のTOP10で、スルーパス7本は1位のモー・サラーに1本差の2位。彼の凄さをわかりやすく表現すると、「攻撃系のスタッツ選手権総合優勝」です。
一方、ジョゼ・モウリーニョの表彰理由をまとめると、「マンチェスター・シティに2-0、チェルシー戦を0-0で3勝1分」となります。総ゴール数23はリヴァプール、チェルシーに次ぐ3位で、失点9は今季プレミアリーグ最少。攻撃の特徴は「8ゴール10アシストのハリー・ケインと11ゴール3アシストのソン・フンミンのコンビプレー」のひとことです。10番のアシストで7番が決めたシーンが8回(もちろん今季プレミアリーグNo.1!)で、逆ルートが3回。彼ら以外に、2ゴール以上をゲットした選手はひとりもいません。
前線の破壊力が素晴らしいのは確かですが、名将のチームづくりをリスペクトするなら、鉄壁の守備に目を向けるべきでしょう。キーマンを挙げると、最終ラインを統率するアルデルヴァイレルト、CBに復帰してトップフォームを取り戻したエリック・ダイアー、CBの前のスペースをカバーするホイビュルクです。
アルデルヴァイレルトの1試合あたりのシュートブロック1.3は、ニューカッスルのフェデリコ・フェルナンデスに次ぐ2位。1試合あたりのクリア本数ランキングを見ると、WBAのカイル・バートリー(6.1)、フラムのアダラビオヨ(6.0)の下に、5.7本のエリック・ダイアーと5.6のアルデルヴァイレルトが並んでいます。エリックダイアーは、35ヤード以上のパスを49本成功させており、DFとしてはアイリング(60本)、マイケル・キーン(51本)を追う3位にランクイン。クロスが上がる際にはホイビュルクが最終ラインに入り、奪ったボールをすかさず前線に送る堅守速攻が見事に機能しています。
週末のマンチェスター・ユナイテッドは、ペップのマン・シティとのダービー。首位をキープしたいトッテナムは、クリスタル・パレスの本拠地セルハースト・パークに乗り込むロンドンダービーです。ブルーノ・フェルナンデスは多彩なチャンスメイクでチームを勝利に導けるのか。モウリーニョ率いるスパーズは、好調ザハと復活気配のベンテケを抑えられるのか。プレミアリーグ屈指のアタッカーのパフォーマンスと、稀代の名将のゲームプランに注目したいと思います。
11月の4試合で4ゴール1アシストを決めて、マンチェスター・ユナイテッドを復活させたポルトガル代表の素晴らしさについて、スタッツを駆使して語ってみましょう。プレミアリーグ2020-21シーズンは、10戦7ゴール4アシスト。7ゴールはMFのNo.1、ゴールとアシストの総本数11はハリー・ケインの18、ソン・フンミンの13に次ぐ3位です。これらの数字に、「キーパス」という指標を加えてみましょう。プレミアリーグの各種スタッツを提供する「Opta」の定義によると、「シュートにつながったが、得点にはならなかったラストパス」です。
ブルーノ・フェルナンデスは35本のキーパスを通しており、今季プレミアリーグNo.1。ハリー・ケインは22本、ソン・フンミンは18本で、「ゴール+チャンスクリエイト(=アシスト+キーパス)」という指標では46本のMFがスパーズコンビを逆転します。クロス56本は、サイドアタッカー以外で唯一のTOP10で、スルーパス7本は1位のモー・サラーに1本差の2位。彼の凄さをわかりやすく表現すると、「攻撃系のスタッツ選手権総合優勝」です。
一方、ジョゼ・モウリーニョの表彰理由をまとめると、「マンチェスター・シティに2-0、チェルシー戦を0-0で3勝1分」となります。総ゴール数23はリヴァプール、チェルシーに次ぐ3位で、失点9は今季プレミアリーグ最少。攻撃の特徴は「8ゴール10アシストのハリー・ケインと11ゴール3アシストのソン・フンミンのコンビプレー」のひとことです。10番のアシストで7番が決めたシーンが8回(もちろん今季プレミアリーグNo.1!)で、逆ルートが3回。彼ら以外に、2ゴール以上をゲットした選手はひとりもいません。
前線の破壊力が素晴らしいのは確かですが、名将のチームづくりをリスペクトするなら、鉄壁の守備に目を向けるべきでしょう。キーマンを挙げると、最終ラインを統率するアルデルヴァイレルト、CBに復帰してトップフォームを取り戻したエリック・ダイアー、CBの前のスペースをカバーするホイビュルクです。
アルデルヴァイレルトの1試合あたりのシュートブロック1.3は、ニューカッスルのフェデリコ・フェルナンデスに次ぐ2位。1試合あたりのクリア本数ランキングを見ると、WBAのカイル・バートリー(6.1)、フラムのアダラビオヨ(6.0)の下に、5.7本のエリック・ダイアーと5.6のアルデルヴァイレルトが並んでいます。エリックダイアーは、35ヤード以上のパスを49本成功させており、DFとしてはアイリング(60本)、マイケル・キーン(51本)を追う3位にランクイン。クロスが上がる際にはホイビュルクが最終ラインに入り、奪ったボールをすかさず前線に送る堅守速攻が見事に機能しています。
週末のマンチェスター・ユナイテッドは、ペップのマン・シティとのダービー。首位をキープしたいトッテナムは、クリスタル・パレスの本拠地セルハースト・パークに乗り込むロンドンダービーです。ブルーノ・フェルナンデスは多彩なチャンスメイクでチームを勝利に導けるのか。モウリーニョ率いるスパーズは、好調ザハと復活気配のベンテケを抑えられるのか。プレミアリーグ屈指のアタッカーのパフォーマンスと、稀代の名将のゲームプランに注目したいと思います。
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