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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

グアルディオラ監督がバイエルン退任⁉「プレミアリーグ誘致競争」を制するのはどこだ?

よし、マンチェスターダービーだ、と気合いを入れていたところだったのですが、モウリーニョ監督と袂を分かつ決断をしたチェルシーが乱入して三つ巴の争いとなるかもしれません。とにかく、ペップ・グアルディオラをプレミアリーグで観られると思うだけで、ワクワクします。イギリス紙「デイリー・ミラー」が踏み込んで報じているのは、19日にアポイントがあるといわれている会談の内容です。バイエルン・ミュンヘンの指揮官は、クラブからの契約延長オファーを断り、プレミアリーグに挑戦する意志を固めたとのこと。カール・ハインツ・ルンメニゲ会長とのミーティングは、30億円弱という破格の年棒を断る場だと伝えています。

今のところは状況証拠と伝聞でしかないこのお話が確定的となれば、元より熱烈なラブコールを送っていたといわれるマンチェスター・シティと、ファン・ハール監督のチーム作りに疑問符がつき始めたマンチェスター・ユナイテッドは強烈なアプローチを開始するのではないかと思われます。マンチェスター・シティのアドバンテージは、クラブ幹部にバルセロナ時代の盟友であるフェラン・ソリアーノとチキ・ベギリスタインの両氏がいること。年棒についても、このクラブがいちばん高値でいくのではないでしょうか。

一方のマンチェスター・ユナイテッドの武器は、オールド・トラフォードです。「ペップ コンフィデンシャル~バイエルン・ミュンヘン1年目におけるペップ・グアルディオラの秘話」という本には、2011年5月にマンチェスター・ユナイテッドとシャルケ04が戦ったチャンピオンズリーグの視察でかの地を訪れたことが記されており、「私はこの雰囲気が好きだ。いつかここで指揮を執ることをイメージできる」と語ったとされています。グアルディオラさんにその思いが強く残っていれば、条件のよしあしではなく、こちらを選ぶでしょう。

そして、チェルシーですが…。選手の顔ぶれを見ると、ペップカラーに染めるのには時間がかかりそうです。スタジアム改修もあり、近年の移籍市場ではマンチェスター勢ほどお金を使わなくなったクラブに、グアルデイオラさんは魅力を感じるでしょうか。ペップ招聘への本気度、現状、資金力などを重ねてみると、アブラモヴィッチさんがシティ・フットボールグループをひっくり返せる要素は乏しいのではないかと思います。

マンチェスター・ユナイテッドサポーターとしては、ようこそオールド・トラフォードへ!といいたいところではありながらも、ファン・ハール監督との契約が残っているなか、クラブが本気でいくのかどうかは不透明です。以前にモウリーニョ監督が来てくれたら…と思っていた時期もあったのですが、最近は元々挑発的だったキャラにエッジが効きすぎて、若干引き気味でして、トークが攻撃的な監督よりもサッカーが攻撃的なほうを取りたいと思う次第です。

外からこの顛末を眺め、魅力的な監督がプレミアリーグに集結してほしいと思われている方にとっては、「マンチェスター・ユナイテッド=モウリーニョ、マンチェスター・シティ=グアルディオラ」がおもしろいのでしょうか。「マンチェスター・ユナイテッド=グアルディオラ、マンチェスター・シティ=アンチェロッティ、バイエルン・ミュンヘン=モウリーニョ」が私が観たい2016-17シーズンなのですが、3つめはないでしょうね…。ベッケンバウアーやルンメニゲの下で粛々と指揮を執るモウリーニョ氏。うーん、絵が浮かびません。

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“グアルディオラ監督がバイエルン退任⁉「プレミアリーグ誘致競争」を制するのはどこだ?” への9件のフィードバック

  1. ルタレック より:

    プレミアリーグに集結して欲しい派です。ライバルのユナイテッドには強くならないで欲しいですがユナイテッドにモウリーニョ、シティーにグアルディオラ、チェルシーにアンチェロッティまたはシメオネとかになるとプレミアファンとしてはたまりませんね。

  2. ちくちく より:

    ガナーズ今こそ本気出そう!

    PL優勝!→ヴェンゲル勇退!→ペップ招聘!

  3. シティズン より:

    シティファンとしてはチキ ソリアーノ念願のペップには是非とも来て欲しいですね
    ユース上がりがほぼ皆無の現状も中心選手の高齢化問題も解消してくれそうですし
    何より攻撃的サッカーをやらせたら右に出る者がいない彼にシティを率いてプレミアに旋風を巻き起こして欲しいものです

  4. queen より:

    ここに挙げられている方々ほどビッグネームではないですが、個人的にはエメリさんがどこかに来てくれるとおもしろそうな気がします。
    予算が限られ主力が頻繁に去っていく中で堅実に結果を出す手腕はなかなかのものと思います。ただ、「育てて売る」チームと「買って勝つ」チームとでは色合いがだいぶ違うということと、言語の問題が大丈夫かどうかは加味した上でですが。育てつつ買いもするチームという意味では、将来的にガナーズも視野に入れてくれたら…とも思いますが今はベンゲルさんのチームですから、彼を応援ですね。

  5. プレミアリーグ大好き! より:

    モウリーニョがプレミアでチェルシー以外の指揮してるのを観たくない…

    ユナイテッドはポチェさんを…
    プレミアにアッレグリきてほしい

    —–
    ローマのガルシアとかもプレミアで見てみたい!

  6. FDN より:

    グーナーにとってベンゲルの後任はアンリに、というのが理想です。が、監督としての経験も無く未知数な為、数年のペップ政権下で経験を積んでアンリ政権へ、と妄想に近い期待を抱く自分もいたりします。

  7. FDN より:

    グーナーにとってベンゲルの後任はアンリに、というのが理想です。が、監督としての経験も無く未知数な為、数年のペップ政権下で経験を積んでアンリ政権へ、と妄想に近い期待を抱く自分もいたりします。

  8. パチ より:

    チェルシーファンとしては、チェルシーに来て是非アザールを世界トップレベルの選手にして欲しいって感じです。

    主様の仰るとおり現メンバーの特に後ろの方をペップカラーに染めるのは難しそうですが、チェルシーには優秀な若手がたくさんいますよ、とお勧めしたいですね。特にアケとかペップの元でならアラバのようなSBかボランチやCBでも覚醒できそうな気がします。
    ロフタス=チークやソランケらもいますし、アザールをエースに攻撃的で面白いチームにしてくれたらな…とは思いますが、まあCL出れないようじゃ来てくれないでしょうね…。

  9. makoto より:

    ルタレックさん>
    あ、やっぱりそうなっちゃいます?

    ちくちくさん>
    名古屋以来のヴェンゲルファンとしては、泣き笑いです。

    シティズンさん>
    今の陣容で、いちばん早くペップスタイルが浸透しそうなのはマン・シティでしょうね。

    queenさん>
    ストークなど、いかがでしょうか?エメリさん。サッカー的にもおもしろいですし、監督のイケメンクオリティも上がりますね。

    porさん>
    サポーターの方は、そうでしょうね。2回もチェルシーをやってるので、他のイメージが湧かないのは確かです。

    プレミアリーグ大好き!さん>
    ガルシアさんは、アーセナルの次世代の監督にいいのではないかと思ってました。

    FDNさん>
    いやー、グーナーのペップ派も多いですね。うちの相方のグーナーは、CLの記憶から「バルセロナとバイエルンの監督やってたヤツは絶対イヤ」といってましたが、白黒分かれそうですね。

    パチさん>
    ヒディンクさんでペップのチームに勝ってCL優勝して、来季の権利をおさえときましょうか!

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