モウリーニョがチェルシー決定!? ペジェグリーニ口頭合意!? やや怪しいプレミアリーグの監督報道
モウリーニョ監督は、レアル・マドリードでスペイン人選手たちとモメにモメて、GKカシージャスを5ヵ月飼い殺しにするくらいの仁義なき戦いを繰り広げてしまったので、トラブルを嫌うオーナーは手が出しづらい状況。来季に関してはパリかロンドンしか行き先はなかったでしょうね。そうはいいつつ、この話は昨年の12月にはほぼ決まっていたのでしょう。モウリーニョ監督が、少しでもレアル・マドリードに残る気があれば、さすがにカシージャスやペペと歩み寄りの姿勢を示したでしょう。そういえばその時期、サー・アレックス・ファーガソンとニューヨークで密会、という報道もありましたね。話の中身はどうあれ、何らかの形で「就活」していたのは間違いないでしょう。クラブを出ていくという既定路線があったから、とことんまでバトルモードになれたのではないか、という見方はうがち過ぎでしょうか。
チェルシー時代もインテルの頃も、モウリーニョはオーナーやフロント、他クラブの監督とは舌戦を繰り広げても、選手とサポーターとはいい関係を構築して守り抜くというイメージがあったので、今季のスペインでの顛末にはがっかりしましたが、心機一転、大好きなイングランドに復帰です。来季はおもしろくなりそうですね。さしあたって、おそらくサイドバックと右サイドMFに誰かを連れてくるでしょう。チェルシーの補強に関しては、引き続き注目です。
さて、そのモウリーニョに追い出される形でレアル・マドリードを解任されたのがペジェグリーニ監督です。既にマラガを離れることは発表済みでしたが、こちらは昨日、ご本人が「マンチェスター・シティと口頭で合意した」とおっしゃっていました。確かに契約書にサインするまでは何があっても不思議はありませんが、これは決まりですね。となると、レアル・マドリードの前任と後任だけに、モウリーニョがスペインでの実績を盾にケンカをふっかけそうです。監督同士のバトルは、プレミアリーグを盛り上げる重要なコンテンツのひとつですが、モイーズやヴェンゲルに足元をすくわれないよう、ほどほどにお願いします。
というわけで、本日唯一の信頼できる監督関連ニュースは「ストーク新監督にマーク・ヒューズ」です。マンチェスター・シティを解任になった後、QPRでも昨年11月に成績不振の責任を取らされたばかり。ご本人にとっても今回は勝負ですね。前任者ピュリス監督の古典的なキック&ラッシュ戦術の印象が強すぎて、ストークがどう変わるのかがイメージできませんが、引き続き、ホームで負けないやっかいな中堅クラブとして、プレミアリーグのいいスパイスでいてほしいと思います。以上、いろいろありますが、落ち着いて続報を待て、ですね。
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