有力候補はポチェッティーノ&トゥヘル…現地メディアが「コンテ早期解任の可能性」を一斉報道!
FAカップのシェフィールド・ユナイテッド戦は1-0の敗戦。プレミアリーグ26節のウルヴス戦を1-0で落とした後、チャンピオンズリーグのミラン戦はスコアレスドローで、2試合トータル1-0。1週間で2つの大会からリタイアしたトッテナムは、CL出場権を巡るバトルにおいても苦境に立たされています。
ベンタンクールが負傷したレスター戦以来、公式戦7試合で2勝1分4敗。1試合消化が少ない5位リヴァプールと3ポイント差、2試合少ない6位ニューカッスルとは4ポイント差で、これ以上負けられない状況に追い込まれています。3戦連続ノーゴールとなったミラン戦の後、絶対的エースはチームのポジションを嘆き、不振のストライカーは自らの境遇に対する不満を吐き出しました。
「われわれのクラブは、トロフィーを獲得できるところにいた。(唯一の目標となった)TOP4は、望むようなプレイができなかった結果だ。ファンのフラストレーションはよくわかる。誰が見ても、TOP4だけでは充分とはいえない」
「この1週間は特に厳しかった。シェフィールド・ユナイテッド戦の前までは、まったく違う状況だった。勝っていれば、その勢いをリーグ戦やミラン戦に活かせただろう。先週の敗戦は、心に短剣を突き刺すようなものだった」(ハリー・ケイン)
「ウェストハム戦とチェルシー戦で連勝し、いい流れで進んでいた。それなのに、ウォルバーハンプトン戦で彼は突然、僕をベンチに置いて5分だけ出場させた。理由を聞いたけど、何も教えてくれなかった。そして昨日は、ジムでテストを受けるようにいわれた。よければ試合に出すということだったけど、試合では結局ベンチだ。こういうのは、理解できない」
「明日、彼が何をいってくるか確かめてみよう。ここにバカはいないはずだけどね。プロフェッショナルとして毎日ワークしているし、プレイしたい」(リシャルリソン)
トロフィーを熱望していたイングランド代表と、チャンピオンズリーグに出たかったブラジル代表は、来季のCL出場権を失ってもチームに残るのでしょうか。彼らを慰留したいスパーズは、アントニオ・コンテ監督と袂を分かつ可能性があると報じられています。
「状況が悪化すれば、シーズンが終わる前に解任するかもしれない」というのは、「ガーディアン」のデヴィッド・ハイトナー記者。早期解任のメリットとして、スパーズに戻りたいマウリシオ・ポチェッティーノ監督や、プレミアリーグで指揮を執りたいトーマス・トゥヘル監督を招聘しやすくなることを挙げています。
「指揮官の交代は大いにあり得る」という「テレグラフ」のフランキー・クリストウ記者は、「手っ取り早いトゥヘル」「ファンに人気のポチェッティーノ」以外の可能性に言及しています。長期的な強化を図るなら、ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ。セルティックを2年連続で3冠に導いたブレンダン・ロジャースは、トロフィー獲得の実績を重視する人選です。
10月にミドルズブラの指揮官に就任し、プレミアリーグ昇格をめざせるポジションに引き上げたマイケル・キャリックは、クラブOBからのチョイス。ロジャースの後、セルティックのアンジ・ポステコグルーと、スペイン代表を率いていたルイス・エンリケを検討する際には、プレミアリーグ経験がないというリスクを考慮しなければなりません。
「スカイスポーツ」は、コンテ解任のメリット・デメリットとして「新しいヘッドコーチがプレシーズンの前にチームを評価できる」「コンテの退団で状況が悪化する可能性がある」と指摘しています。現地メディアの一斉報道は、ひとりの記者の憶測や作文ではないことを示しているといえるでしょう。
コンテ監督の評価として明確にいえるのは、「ビッグマネーを投じた新戦力を活かしていない」ということです。イヴァン・ペリシッチとリシャルリソンは、未だプレミアリーグでノーゴール。イヴ・ビスマが先発したリーグ戦の8試合は2勝2分4敗で、パペ・マタル・サールは5試合出場に留まっています。
冬のマーケットでビジャレアルからローン移籍のアルノー・ダンジュマは、プレミアリーグ出場11分、FAカップは27分。ゴールがほしかったウルヴス戦とミラン戦は、ベンチでタイムアップを迎えています。締まり屋のダニエル・レヴィ会長でなくても、補強が足りないと嘆く指揮官に対して「投資した分の見返りはあるのか?」と疑念を抱くのではないでしょうか。
苦しい戦いが続くチェルシーとトッテナムを見ながら、監督を入れ替えたら双方ハッピーになるのではないかと思ったりします。コンテ監督は、最後の砦となるTOP4キープを実現することができるでしょうか。巻き返しの第1歩は、週末のノッティンガム・フォレスト戦を勝ち切ること。最大の課題は、本領を発揮していない前線のタレントたちの活性化です。
ベンタンクールが負傷したレスター戦以来、公式戦7試合で2勝1分4敗。1試合消化が少ない5位リヴァプールと3ポイント差、2試合少ない6位ニューカッスルとは4ポイント差で、これ以上負けられない状況に追い込まれています。3戦連続ノーゴールとなったミラン戦の後、絶対的エースはチームのポジションを嘆き、不振のストライカーは自らの境遇に対する不満を吐き出しました。
「われわれのクラブは、トロフィーを獲得できるところにいた。(唯一の目標となった)TOP4は、望むようなプレイができなかった結果だ。ファンのフラストレーションはよくわかる。誰が見ても、TOP4だけでは充分とはいえない」
「この1週間は特に厳しかった。シェフィールド・ユナイテッド戦の前までは、まったく違う状況だった。勝っていれば、その勢いをリーグ戦やミラン戦に活かせただろう。先週の敗戦は、心に短剣を突き刺すようなものだった」(ハリー・ケイン)
「ウェストハム戦とチェルシー戦で連勝し、いい流れで進んでいた。それなのに、ウォルバーハンプトン戦で彼は突然、僕をベンチに置いて5分だけ出場させた。理由を聞いたけど、何も教えてくれなかった。そして昨日は、ジムでテストを受けるようにいわれた。よければ試合に出すということだったけど、試合では結局ベンチだ。こういうのは、理解できない」
「明日、彼が何をいってくるか確かめてみよう。ここにバカはいないはずだけどね。プロフェッショナルとして毎日ワークしているし、プレイしたい」(リシャルリソン)
トロフィーを熱望していたイングランド代表と、チャンピオンズリーグに出たかったブラジル代表は、来季のCL出場権を失ってもチームに残るのでしょうか。彼らを慰留したいスパーズは、アントニオ・コンテ監督と袂を分かつ可能性があると報じられています。
「状況が悪化すれば、シーズンが終わる前に解任するかもしれない」というのは、「ガーディアン」のデヴィッド・ハイトナー記者。早期解任のメリットとして、スパーズに戻りたいマウリシオ・ポチェッティーノ監督や、プレミアリーグで指揮を執りたいトーマス・トゥヘル監督を招聘しやすくなることを挙げています。
「指揮官の交代は大いにあり得る」という「テレグラフ」のフランキー・クリストウ記者は、「手っ取り早いトゥヘル」「ファンに人気のポチェッティーノ」以外の可能性に言及しています。長期的な強化を図るなら、ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ。セルティックを2年連続で3冠に導いたブレンダン・ロジャースは、トロフィー獲得の実績を重視する人選です。
10月にミドルズブラの指揮官に就任し、プレミアリーグ昇格をめざせるポジションに引き上げたマイケル・キャリックは、クラブOBからのチョイス。ロジャースの後、セルティックのアンジ・ポステコグルーと、スペイン代表を率いていたルイス・エンリケを検討する際には、プレミアリーグ経験がないというリスクを考慮しなければなりません。
「スカイスポーツ」は、コンテ解任のメリット・デメリットとして「新しいヘッドコーチがプレシーズンの前にチームを評価できる」「コンテの退団で状況が悪化する可能性がある」と指摘しています。現地メディアの一斉報道は、ひとりの記者の憶測や作文ではないことを示しているといえるでしょう。
コンテ監督の評価として明確にいえるのは、「ビッグマネーを投じた新戦力を活かしていない」ということです。イヴァン・ペリシッチとリシャルリソンは、未だプレミアリーグでノーゴール。イヴ・ビスマが先発したリーグ戦の8試合は2勝2分4敗で、パペ・マタル・サールは5試合出場に留まっています。
冬のマーケットでビジャレアルからローン移籍のアルノー・ダンジュマは、プレミアリーグ出場11分、FAカップは27分。ゴールがほしかったウルヴス戦とミラン戦は、ベンチでタイムアップを迎えています。締まり屋のダニエル・レヴィ会長でなくても、補強が足りないと嘆く指揮官に対して「投資した分の見返りはあるのか?」と疑念を抱くのではないでしょうか。
苦しい戦いが続くチェルシーとトッテナムを見ながら、監督を入れ替えたら双方ハッピーになるのではないかと思ったりします。コンテ監督は、最後の砦となるTOP4キープを実現することができるでしょうか。巻き返しの第1歩は、週末のノッティンガム・フォレスト戦を勝ち切ること。最大の課題は、本領を発揮していない前線のタレントたちの活性化です。
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