戦績低迷、2ヵ月持たず…グイドリン&ディ・マッテオがダブル解任!
2015-16シーズンの1月、モンク監督がうまくいかず、降格危機に瀕していたチームを引き受けたグイドリン監督は、8勝4分5敗と見事に立て直してプレミアリーグ12位フィニッシュ。当然の続投であり、新シーズンはさらに上を狙えるはずと注目していただけに、早すぎるお別れが残念でなりません。スワンズのジェイソン・レヴィエンオーナーは、「昨季の仕事ぶりから、彼にはチャンスが与えられるべきと判断したが、そのパフォーマンスを持ち込めなかった」と解任理由を説明し、早期に変化をもたらすことが必要だったと語っています。
同時に発表された後任監督は、ウェールズ人のライアン・ギグスではなく、プレミアリーグ初のアメリカ人監督となるボブ・ブラッドリー氏です。2006年から5年間、アメリカ代表監督を務め、ワールドカップ南アフリカ大会ではベスト16に進出。その後はエジプト代表、ノルウェーのスターベクで指揮を執り、昨季よりフランスのリーグ・ドゥに所属するル・アーヴルの監督におさまっていました。どう見ても、フランスの2部よりはプレミアリーグのほうが魅力的に映ります。アメリカ人監督はオファーを受けると即断し、クラブと話し合って契約を解除。レヴィエンオーナーは、「代表とクラブ監督の両方で素晴らしい経験があり、質の高いリーダーシップでチームを引っ張ってくれる」と、新監督に対する期待を表明しています。
「私は、グアルディオラやアンチェロッティと同じレベルにある」と豪語していた監督が、なぜル・アーヴルにいたのかは謎ですが、欧州のトップリーグ経験ゼロの指揮官にグイドリン以上の結果を期待できるのでしょうか。戦績だけでジャッジしたのであれば、早まった感はありますが、チームがバラバラになっていたのであれば、新監督がうまくまとめてチームを浮上させるという明るい未来もあるのかもしれません。
グイドリン監督解任は微妙でしたが、こちらは完全にアウトでしょう。チェルシーでチャンピオンズリーグを制覇したロベルト・ディマッテオ監督は、アストン・ヴィラで11戦1勝という信じられない数字に終わり、わずか124日でチームを追われることになりました。プレミアリーグ2015-16シーズンで3勝8分27敗というぶっちぎりの最下位でチャンピオンシップに降格したクラブが、今季も苦しい戦いを強いられるのは予想されていましたが、1勝7分3敗の19位はリーグ1(3部相当)への降格ラインに勝ち点2差しかありません。
中盤のグイェをエヴァートンに抜かれたのは激痛でしたが、クリスタル・パレスのベテランMFジェディナクやフラムの点取り屋マコーマックなど、5000万ポンド(約65億5000万円)の補強を敢行したクラブです。開幕からの2戦を連敗、3節のロザラム戦を3-0で完勝したものの、勝利も3ゴール以上もこれが最後でした。ゲステデ、ジョルダン・アイェウ、ジョルダン・アマヴィ、グリーリッシュ、レスコット、マイカ・リチャーズなど、プレミアリーグ経験のある選手を揃えての下位低迷は、「失望する結果により、解任の決定を下した」とクラブに突き放されても致し方ありません。
昨シーズン、アドフォカートとロジャースの両監督がプレミアリーグを去ったのも、2度めのインターナショナルマッチウィークに入る、このタイミングでした。「squawka」は、ビリッチ、モイーズ、ピューリス、マーク・ヒューズも危ないと報じており、彼らの次の本命は、経営陣と折り合いが悪く、サポーターの受けもよくないWBAのトニー・ピューリスのようです。オーナーのみなさんには、くれぐれも早まらないでくださいと申し上げたいです。新戦力のシャドリの活躍で、2勝3分2敗で9位につけているWBAは大健闘だと思います。
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グイドリン監督の解任は残念です試合内容もそこまで悪いとは思えずいずれ勝ち出すだろうと思っていたのですが・・・。ただ後任のブラッドリー監督は個人的に面白い選択だと思います、欧州トップクラスでの実績は無いものの守備戦術の革新を成し遂げた監督として一部で高い評価があるそうなので(詳しくは知りません笑)プレミアでどこまでやれるのか見届けたいと思います。
更新ご苦労様です。
レッズ戦終了後のグイドリンの遠くを見つめる表情が印象的でした。良い監督だけに次のステージを期待します。スワンズはどこまで浮上できますかね。ロジャーズ時代のスワンズが印象的だけにリーグに残留できるよう頑張って欲しいものです。
良いサッカーしてたと思いますが
勝たなければ降格しますからね
監督解任後はだいたいいい結果を出す気がします
これから対戦するチームは苦戦するでしょう