2025.11.08 監督トピックスマンチェスター・シティの話題
おめでとうペップ!監督としての1000試合目がリヴァプール戦は、最高のプレゼントですね!
おめでとう、ペップ!指揮官として1000試合めとなるメモリアルな一戦が、エティハドでリヴァプールは、最高のプレゼントでしょう。バルセロナBの監督に就任したのは2007年6月21日。メキシコのドラドでスパイクを脱いでから、8ヵ月で新たなキャリアをスタートさせた若き指揮官は36歳でした。以来、999試合で715勝156分128敗。勝率71.6%と39のトロフィーは圧巻です。
マンチェスターに降臨したのは2016年の夏。公式戦トータルで387勝79分87敗、プレミアリーグでは252勝50分50敗という戦績を残しています。2024年に達成した4連覇は、1888年に始まったイングランドリーグ史上初。2017-18シーズンの100ポイントはリーグレコードで、2018-19シーズンの国内トレブルも前例はありません。
2022-23シーズンのトレブルは、1998-99シーズンのマンチェスター・ユナイテッド以来で、イングランドでは2度めの快挙。バルサで指揮を執っていた2008-09シーズンにも3冠を独占しており、「異なるクラブでトレブルを2回達成」も誰も成し遂げていない偉業です。マン・シティで獲得した18のタイトルは、既にアーセナルでのアーセン・ヴェンゲルを上回っています。
プレミアリーグの公式サイトが、これまでの足跡を称える記事を配信しているのですが、「The Big Question: Is Guardiola the Premier League’s best manager ever?(グアルディオラはプレミアリーグ史上最高の監督なのか?)」というタイトルは愚問でしょう。「勝利」「制覇」といったテーマにおいて、彼より濃密な実績を持つ監督などいるわけがありません。
せっかくの機会なので、プレミアリーグにおける1試合あたりのポイント数ランキングを紹介しましょう。1位はペップで2.29、2位のサー・アレックス・ファーガソンは2.16、3位に入ったユルゲン・クロップは2.11。4位以下は僅差で、ロベルト・マンチーニが2.05、アントニオ・コンテは2.03、ジョゼ・モウリーニョは2.02となっています。
ペップが及ばないのは「長続き部門」で、プレミアリーグでの総試合数は、今季が終わると380試合で歴代9位。とはいえ、あと12年続ければアーセン・ヴェンゲルの828試合を抜いてTOPに立ちます。「プレミアリーグで圧倒的No.1」「ワールドカップ制覇」「欧州主要4大リーグをコンプリート」「Jリーグで優勝」のどれを選ぶかは、ご本人次第。おすすめはもちろん、①と④です。
マンチェスター・ユナイテッドのサポーターとしては、「リヴァプールとのライバル関係はエル・クラシコに似ている」といった天然発言にイラっとさせられますが、明日は記念日なので素直に拍手を送りましょう。リヴァプールに勝てなくても、TOP4に残れればCLに出場できます。…すみません、やっぱり素直になれなくて。いや、だって、あっちが煽ってくるから…!
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