ポチェッティーノは納得、マーク・ヒューズは疑問…2人の監督が新たな長期契約を締結!
「ダニエル(・レヴィ会長)と私は、このサッカークラブにおけるわれわれの野望について、長い間語り合ってきた。われわれは、長期的でサスティナブルな成功を実現するために、同じ哲学を共有している」(マウリシオ・ポチェッティーノ)
「マウリシオとの新たな契約延長合意をとてもうれしく思っている。われわれは驚くべき旅を続けてきた。歴史の次のフェイズには、さらにエキサイティングなことが待っているだろう。マウリシオは、極上のスピリッツをチームに植え付け、ファンが愛するプレイスタイルを披露してくれた。彼らは、マウリシオのさらなるコミットメントを歓迎してくれると思う」(ダニエル・レヴィ)
いやー、素晴らしい。会長と指揮官の間に強い信頼関係があることが、3シーズン連続でプレミアリーグ3位以内をキープしたスパーズの安定感につながっているのだと思います。アルデルヴァイレルト、デンベレ、ダニー・ローズがチームを離れるかもしれませんが、マンチェスター・ユナイテッドのマルシアル、「スパーズCB養成スクール」と化しているアヤックスのCBデリフト、ワトフォードのドゥクレなど、噂の選手たちを獲得できれば戦力は落ちず。エリクセン、ハリー・ケイン、デル・アリ、ソン・フンミンを引き留められれば、来季のプレミアリーグでも優勝争いに加われるのではないかと思われます。この夏も、レヴィ会長の的確な補強と、ポチェッティーノ監督のコンセプチュアルなチームづくりが楽しみです。
一方のセインツは、マーク・ヒューズ残留でいいのでしょうか。11月末からの3ヵ月半を1勝9分7敗と勝利の女神に見放され、5勝13分12敗という信じられない低迷でプレミアリーグ17位に沈んだイングランド南端のクラブは、マウリシオ・ペジェグリーノ監督を解任した2日後の3月14日にウェールズ人指揮官を招聘。ストークを解任されたばかりの監督は、新しいクラブでも冴えず、2勝2分4敗で何とか同じ順位をキープしてシーズンを終えました。補強予算がなかったストークをうまく束ね、クラブ史上最高のプレミアリーグ9位に押し上げたのはお手柄でしたが、決定力不足とファン・ダイク移籍後の守備の不安定さを同時に解決するというセインツのミッションは、前チームに負けず劣らず難易度が高そうです。
これといった特徴がないマーク・ヒューズがクラブに請われる最大の理由は、チームマネジメントのうまさなのではないかと思われます。3年契約を結んだセインツは、「マークと彼のスタッフは、就任初日から選手、関係者、サポーターに多大な影響を与えた」「マークのリーダーシップの下で、新しいシーズンに入ることが重要」と、新監督の統率力と影響力を評価。プレミアリーグをよく知る監督は、守備の強化から着手するはずですが、ポテンシャルは高いチームだけに、早期にEL出場権争いに復帰するかもしれません。昨季プレミアリーグでは、残留争いのライバルだったスワンズ戦のアウェイ勝利と、チェルシーに善戦したゲームぐらいしか印象に残っておりません。半信半疑ではありますが、ベテラン監督の巻き返し策に注目してまいりたいと思います。
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オーバメヤンがアーセナルに入ったときにこのクラブの歴史を見て入ったとコメントをして、ルーカスモウラがスパーズにこのクラブの未来を見て入ることを決めたと比較されましたが、スパーズを応援してきてこれほどまでに未来が楽しみになったことはありません。
願わくばその中心でタイトルを取るポチェッティーノが見たかったので、この契約延長は嬉しいです。
若手の連続の契約延長と監督の延長は間違いなくそれを感じさせる出来事なので補強よりも何よりも嬉しいです。
ポチェが更新してくれて本当に嬉しいです。
チェルシーにはポチェの過去の発言からして行くことはないと思っていたのですが、マドリーなどの噂は少し心配でした。これから主力選手等の契約更新も滞りなく進んで、更にレヴィ会長の財布の紐も今夏は少し緩むことを願います(笑)
ポチェッティーノは最終節後にインタビューでいまはリスクを冒すべき時だ。レヴィともその話をすると言ってましたが、今回の契約延長はレヴィもそれに同意したと言うことですよね?ということは俄かに騒がれているベイル帰還も…!?
まぁまずないと思いますけど、新スタのお披露目にベイル帰還なんてあれば最高のプレゼントにはなりますよね笑