スコットランド王者からレスターへ⁉ ブレンダン・ロジャースは現在、交渉中!
ワトフォード、レディング、スウォンジーで指揮を執った後、2012年の夏にレッズにやってきた若き指揮官は、初年度の冬にダニエル・スタリッジとフェリペ・コウチーニョを迎え入れました。2年めのシーズンは、開幕からSAS(スアレス・アンド・スタリッジ)が2トップ。スターリング、ジェラード、ヘンダーソン、コウチーニョと中盤にも実力者と注目の若手を揃えた攻撃的なチームは、後半戦でブレイクします。25節から35節までプレミアリーグ11連勝、残り3試合まで14勝2分と負けなし。2月8日のアーセナル戦を5-1で圧勝すると、6試合連続で3ゴール以上を記録するなど、大爆発という表現がぴったりの快進撃でした。
35節まで首位に立っていたレッズは、最後の3つを2勝1分なら優勝でしたが、スタンフォード・ブリッジで行われた36節のチェルシー戦で事件が起こります。ジェラードのスリップからデンバ・バにに独走の先制点を許し、2-0完敗。得失点差でマンチェスター・シティに抜かれたチームは、0-3でリードしていたクリスタル・パレス戦を79分からの3失点で追いつかれ、千載一遇のチャンスを逃しました。シーズン終了後にスアレスがバルセロナに移籍し、2014-15シーズンは6位。次のシーズンも序盤戦で3勝3敗2分の10位とつまずき、ついに解任となってしまいました。
あれから、3年半。ユルゲン・クロップが後を継いだチームは、チャンピオンズリーグのファイナリストとなり、ロジャースが果たせなかった夢に向かって突き進んでいます。一方、レッズを離れた指揮官のほうは、セルチックに招聘された初年度にスコティッシュ・プレミアリーグで無敗優勝という快挙を成し遂げ、トレブル達成。昨季も2シーズン連続となる3冠をゲットしており、グラスゴーでできることはやり尽くした感があります。彼はレスターに来るのでしょうか。ラニエリが奇跡を起こしたクラブに、何を求めるのでしょうか。「BBC」のライブブログは、「ブレンダンの望みを聞き入れ、非常にしぶしぶながらレスターと話す許可を与えた」とセルティックが発表したと伝えています。
「スコットランドを制圧した40代の監督のネクストステップがレスターなのか」という疑問はありながらも、彼がプレミアリーグに戻ってきたら、盛大な拍手で迎えたい気分です。「月曜日の夜に議論があり、元リヴァプールのボスであるロジャースはミッドランドにいる。解任されたピュエルのリプレイスのための取引は、決定に近づいている」。現地メディアの報道を見ていると、両者の思惑に大きなギャップがなければすんなり決まりそうな雰囲気です。本日のプレミアリーグ28節でレスターはブライトンに競り勝ち、ホームでの連敗を4で止めました。彼が早期に決断したら、復帰戦はヴィカレージ・ロードでワトフォードです。
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更新ご苦労様です。
レスターオフィシャルTwitterで公式の発表がありましたね。ブレンダンのプレミア復帰を称え、来シーズンアンフィールドで再開する事を楽しみにしております。コロ兄さんも一緒にレスターへ来るのですかね。
プレミアリーグ 監督の面々もプレミアリーグ化してきましたね!
来シーズンがほんとうに楽しみです。
ペップ、クロップ、ポチェッティーノ、エメリ、サッリ 、ロジャース、ペジェ、ハッセンヒュッテル、エディハウとベニテス
素晴らしい
ロジャースもプレミア復帰したとして……あともう一人、足りないなあと思うのはマーティン・オニールです。エヴァートンあたり、どうかと思うんですけどね。