ドイツ発のゴシップを代理人は一蹴…ペップのバイエルン復帰はホントに「なし」ですか!?
この流れで目を付けられたのが、ペップ・グアルディオラというわけです。2013年の夏にバイエルンと契約した世界一の名将は、ブンデスリーガ3連覇、DFBポカール優勝2回、UEFAスーパーカップとクラブワールドカップ制覇という華々しい成果を残しており、主力の高齢化が進む現在のチームの立て直しにはうってつけといわれています。ひとたび噂が勃発すれば、尾ひれがつくのが欧州のサッカーメディアで、「マンチェスターでの生活に不満がある」「FFP違反が問われているクラブがCL出場権を剥奪されれば続投しない」「現在の契約には、今季限りでの退団を認める条項がある」などと、もっともらしい話で着々と外堀が埋められようとしています。
これに対して、敢然と待ったをかけたのは、イギリスメディア「ミラー」です。「Pep Guardiola’s agent responds to Bayern Munich return reports(ペップ・グアルディオラの代理人が、バイエルンへの復帰話に対応)」と題された記事は、名将のキャリアをサポートするジョセップ・マリア・オロビッツ氏のコメントを紹介。「サッカー界には、確実なことは何もないが…」と前置きした代理人は、「先週の水曜日にペップと話したけど、いつもと同じだった。彼はマンチェスター・シティで気分よくやっている。契約は2021年6月30日まで残っている。ペップの将来について、私にコンタクトを取ったのはマスコミだけだね」とゴシップを一蹴しました。
契約解除の経験がない指揮官が、マン・シティで戦い続けるのを見直すのは、次の3つのいずれかが起こったときだけではないでしょうか。「プレミアリーグでリヴァプールに完敗」「チャンピオンズリーグで早期敗退」「来季のCL出場権剥奪」。プレミアリーグ連覇と国内トレブルを達成したペップが、欧州の頂点へのルートを遮断されれば、モチベーションのキープが難しくなるのは間違いないでしょう。
見切り発車したドイツメディアの記事に妥当性があるのは、「バイエルンに復帰したいなら、次の夏は最高のタイミング」という1点だけですが、ペップは昔乗っていたクルマを買い戻すのでしょうか。他人のクセがついたクルマに、自分好みのパーツを入れて快適に乗りこなせるようにするのがお好きなようなので、よくあるゴシップとスルーしていいものか迷います。彼がプレミアリーグに来てくれたおかげで全体の底上げが進み、リヴァプールとトッテナムがCLのファイナルを戦うまでになったと大変感謝している私としては、「もうしばらく楽しませてください」といいたいところなのですが…。今いえるのは、「サッカー界には、確実なことは何もない」ですね。どうなるか、見てみましょう。
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更新ありがとうございます。
私はこの観測記事はスルーしたんですけど。今のシティー以上のチーム力のクラブはそうそうないですしね。このチームで是非CL獲って欲しいんですけど。
ただ、やはり気になるのがプレミアリーグ、リーグカップ、FAカップ、そしてCLが続く超過密スケジュールで、それに比べるとブンデスリーガはウィンターブレイクもあるし。
完全に勘でしかないですが、ペップはもう一度CLをとりたいなという欲はあると思います。
それに適した職場を求めるのではないかと。
それがシティなのかバイエルンなのか、はたまたパリやスペイン…??
いずれにせよ、彼がやってきたリーグのほとんどのクラブは「ペップがやってきたか……」と肩を落とすでしょうね。
更新ありがとうございます。
負けず嫌いなペップが負けて去る事は考えられないので、ペップがいつまでもいてくれるように、ぜひクロップ始め各ライバルはシティに土をつけ続けて貰いたいです。笑
いまPLが世界最高のリーグに駆け上がれるかどうかの大事な時期にあると思っています。莫大な放映権料を追い風に昨年のCL,EL決勝独占。しかし数年前に顔を揃えた名監督の多くは去って行き、アザールのようなスター流出も無くなりません(次はエリクセンでしょうか…)。
ビッグ6の苦戦はリーグの魅力を下げてしまいます。移籍市場では閉幕時期で自ら首を絞めるのはやめ、各監督には一層頑張っていただき、二超四強などではなくどっちが勝つのか手に汗握るビッグマッチをこれからも沢山観たいです。