モウリーニョ仔馬劇場、第三幕はリヴァプール・ロジャース監督登場!イカしてます!
「チェルシーがプレミアリーグ優勝の最有力候補ではないというと、みなさんは私が心理戦を仕掛けていると感じるようだ(筆者ツッコミ:違ったんですか?)。しかし、私は思ったことを率直にいっているだけだよ。プレミアリーグは非常におもしろくなってきている。どのチームにも難しい局面だね」
…まわりからどう見えているのか、ちゃんとご理解されているようです。
「明確に他より優勝の可能性が高いところがある。チャンピオンズリーグがないというアドバンテージがあるリヴァプールとかね。チャンピオンズリーグで戦うとなると、集中力と体力を使うからね」
…大きな馬は、3頭いるということなのでしょうか。先週は、数え間違えたとか?
さて、この「ご指名」に対して、イギリスのマスコミのみなさんは、リヴァプールのブレンダン・ロジャース監督に舞台に立つよう求めたようです。ロジャースさんからすれば、DFがケガ人だらけのなか、今週末には先日プレミアリーグで戦ったばかりのアーセナルとFAカップを争わなければならないわけですから、仔馬どころじゃないでしょう。それでも、戦いのゴングを鳴らされれば受けて立つのが、プレミアリーグ屈指の勝負師です。ただし、軽くですけどね。
「私は仔馬の話をするつもりはないね。そういう話はジョゼ(モウリーニョ)の得意とするところだ。われわれは、馬の足の間をじゃれついているチワワかもしれないね(筆者ツッコミ:のっかってるじゃないですか!しかもうまい)。それでも確かに、試合ごとによくなってはいるよ。いずれにしても、上位チームが負けてくれなければどうしようもない状況であることは変わってないけどね。勝ち点は彼らの方が上だ」
「チェルシーも大きな馬じゃないか。負けてもアタリマエ、勝ったらいばるというずるい考えでモウリーニョはいってんだろ」とムキになったペジェグリーニさんに比べて、そんなに舞台に上がれといわれたらしょうがねぇな、じゃあ一発だけ、とライトにジャブをかまして颯爽とステージを去っていくロジャースさんはスマートです。できればここは、ヴェンゲルさんにもご登場いただき、「われわれには強力なスカッドがある」という得意の一撃をかましてもらいたいところですが、あれはピンチに追い込まれないと出てこないですからね。今回は、ロジャースさんが出てきたということで、よしとしましょう。
本当は、こういう懐の深さをモイーズさんにもみせてほしいところですが。…今かましたら「チワワとかいってんじゃねぇ!勝て」と総攻撃くらって大変なことになりますね。失礼しました。ところでモウリーニョさん、この話、どこまで引っ張るんですか!?
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いつも楽しく拝見しています。
モウリーニョ発「プレミアタイトル候補」論争、ベンゲルも参加してますね。
イングランドのマスコミは、こんな話にいろんな人を巻き込んで広げていくの上手ですよね(笑)
FAカップのプレスカンファレンスの時に、
「他チームの監督が、自らのチームが優勝候補であるといわないのはなぜか?」と質問されて
「それは彼らが失敗への恐れからだ。タイトル候補であると言わなければ、タイトルを取れなくても負けたことにならないからね。しかし我々はタイトル候補であり、タイトル獲得にチャレンジしていく。もし失敗すれば、責任は私にある。」
みたいなこと答えてます。よせばいいのに(笑)
これ絶対突っ込まれると思ったら、やっぱりモウリーニョがつっこんでます…