ポチェッティーノかフランク・デ・ブールか!? こちらも大詰め!トッテナムの新監督選び
フランク・デ・ブール監督は、「チームを離れるつもりはない。アヤックスで幸せだ」と明言しながらも、「トッテナムからオファーがあれば話を聞くつもり。自分に関心を持ったクラブとはすべて会うことになるだろう」といっています。元オランダ代表のCBは、監督としても手腕は確か。2010年に臨時監督としてアヤックスで指揮を執ると、6シーズン、リーグ制覇がなかったチームを最終戦で逆転優勝に導きました。以来、スアレスやエマヌエルソン、エリクセンを他クラブに持っていかれながらも(エリクセンを奪っていったのは…)、アヤックスを4連覇させています。もし、トッテナムに来れば、子飼いのエリクセンを中心に相当クオリティを上げてくれそうですが、チャンピオンズリーグ出場権がないクラブに行くかといわれれば、厳しいでしょうね。ご本人はキャリアアップを望んでいるものと思われますが、来季の電撃移籍はないと見ます。
一方のポチェッティーノ監督は、自分を引っ張ってくれたコルテーゼ会長がクラブを離れ、野心を失ったセインツに留まることはないでしょう。残り1年となった契約も更新しておらず、クラブを離れるなら、いい頃合いです。プレミアリーグをわかっており、降格候補だったセインツをトップ10内に引き上げた実績は、トッテナムにとっても魅力でしょう。DFラインの整備と前線の補強という条件はつきますが、ポチェッティーノ監督なら、チャンピオンズリーグ出場権も充分狙えると思われます。懸念があるとすれば、モイーズ監督同様、トップクラブの指導経験がないこと。ヨーロッパリーグを戦いながら、プレミアリーグで上位につけるといったやりくりをうまくこなせるかは未知数です。
ポチェッティーノ監督がトッテナムの指揮官に就任したら、シャーウッド前監督はセインツにいく、などという噂もあります。さあ、どうなるでしょうか。トッテナムも、シーズン終了後、すぐに監督解任を発表しているので、候補者とは相当具体的に交渉を進めているのだろうと思います。この2人なら、どちらがきてもおもしろいですね。いや、楽しみです。(フランク・デ・ブール 写真著作者/Сидик из ПТУ)
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