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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

「クリスマスを楽しんでも構わないが…」ペップが選手たちに通告した恐怖のイベントとは?

みなさまは、クリスマスをどんなふうに過ごしましたか?大事な家族やパートナー、友人たちとパーティーで盛り上がった方、カラオケに興じた方、ワインを飲み過ぎてしまった方…楽しみ方はさまざまです。クリスマスといわれて、最初に思い浮かぶのは何でしょうか。プレゼント、ケーキ、ツリー…。イギリスでは、ターキーとミンスパイが定番です。

プレミアリーグにも、クリスマスの束の間の楽しい時間を心待ちにしていた選手がいるでしょう。マンチェスター・シティの選手でなければ、華やかなごちそうや友との語らいを満喫したのではないでしょうか。「テレグラフ」のジェームズ・ダッカ―記者によると、ウェストハムを3-0で下して5連勝を決めた選手たちは、ペップの言葉を聞いて愕然としたそうです。

「全員、金曜日に〇〇を〇〇する」。ハマーズ戦のポゼッション時のポジショニングが気に入らなかった指揮官は、日曜日から水曜日までの4日間の休暇を3日に短縮するというペナルティを科したばかりです。3-0で勝ったのに!「日曜日は休ませてほしい」と申し出た選手はあっさり却下され、テンションが下がっていたところに、追い打ちをかけるような〇〇〇〇とは…!

シティズンのみなさんは、既にご存じでしょう。他クラブのサポーターたちは、ピンとこないかもしれません。ジュース、ピザ、ジャンクフード、ケチャップを禁止し、野菜や魚、オリーブオイル、ナッツを推奨してきた指揮官にとって、今月はパトロール強化月間です。そう、彼はこう宣言したのでした。「全員、金曜日に体重を測定する」と。

「彼らが25日に戻ってきたら、私は現場で何キロ増えたかを把握する。彼らは脂肪を蓄えているだろう。それをふまえて、27日のノッティンガム・フォレスト戦のメンバー選考をしなければならない。例えばある選手が完璧な状態だったとしても、3キロ増えて戻ってきたら?彼はマンチェスターに残る。ノッティンガム・フォレスト戦には帯同させない。当然だろう」

こういうことをやるときに、「クリスマスだから、食べるのは構わない。でも体重は管理したい」というあたりは、いかにもインテリヤクザテイストのペップです。サー・アレックス・ファーガソンやジョゼ・モウリーニョなら、はっきり「食べるな」というでしょう。もしかすると彼は、「ハマーズ戦はダメだった」などと思っておらず、恐怖のイベントのための口実なのかもしれません。

公式戦7連勝、トータル21ゴール、レアル・マドリードをアウェイで撃破、直近は3試合連続でクリーンシート。あまりにも好調ゆえ、気が緩みがちなムードを感じて、「ここらで締めとかんと」と思い立っただけという可能性もあります。「選手たちが心身ともにリフレッシュできるよう、休日を確保している」という指揮官が最後に残した恐怖のコメントを紹介しましょう。

「選手たちは家族と過ごし、フットボールを忘れる必要がある。私は彼らのために働く。いつも通りにね。もちろん数日間、仕事から完全に離れるのはいいことだ。いいことに決まっているだろう。だって彼らにとって、毎日マネージャーと顔を合わせるのがどんなことかわかる?マジでタフだからね!」

というわけでみなさん、本日のシティ・グラウンドの一戦は、 アウェイチームの選手のリストを必ずチェックしてください。先発の11人は、クリスマスでも野菜とナッツを食べたか、トレーニングに励んだ選手たちです。サブのメンバーは、カロリーが高いミンスパイはノーサンキューと断ったかもしれません。スカッド全体から先発、ベンチ、負傷者を引いて、残った選手は…!


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