2020.07.11 マンチェスター・ユナイテッドの話題
「後ろで楽しんでいる」ポール・ポグバが語る、マンチェスター・ユナイテッドが強くなった理由。
「後ろから見て、楽しんでいるよ。前の試合でブルーノ、ラシュフォード、マルシアル、メイソンが、ゴールを挙げていくのを見るのは楽しかった。彼らには拍手を送るしかない。とにかく美しい。彼らは毎回、サッカーのおもしろさを感じさせてくれる」
「みんな話さないけど、彼らは守備的な役割もこなしている。しっかりプレスをかけてくれる。よくわかっているサッカーファンなら、彼らが創り出す違いを見て取れるだろう。ベストな状態の彼らを見るのは最高だね」
「メトロ」が伝えるポール・ポグバの言葉に、共感します。プレミアリーグ史上初の4戦連続3点差勝利。攻守かみ合ったマンチェスター・ユナイテッド。グリーンウッドとブルーノ・フェルナンデスはいずれも3戦連発と確変中で、コースが空けばいつでも決めてくれそうな18歳は3試合4ゴール1アシストというスタッツを残しており、ポルトガルからやってきたプレーメイカーは3試合4ゴール3アシストの荒稼ぎです。
ブルーノ・フェルナンデスが前線のクオリティを革命的に変えたという評価は、決して大げさではないでしょう。プレミアリーグ10試合7ゴール6アシスト。彼のプレイを見ていると、「Why」を繰り返してしまいます。「なぜ、そこにいる」「なぜ、そこに出せた」「なぜ、そこまで戻れる」…。マンチェスター・ユナイテッドの3トップが以前よりスプリントするようになったのは、マークを外せば必ず出してくれるワールドクラスを信頼しているからにほかなりません。
シェフィールド・ユナイテッド戦でハットトリックを達成したマルシアルも、再開後のプレミアリーグ5試合で4ゴール1アシストと好調をキープ。アストン・ヴィラ戦でグリーンウッドの1発をお膳立てしたセンターフォワードは、79分にイガロと代わった後、クロスバーに当てたシュートを悔やむ姿が印象的でした。腰の疲労骨折が癒えたばかりのラシュフォードは、5試合でPK1本のみと出遅れ気味ですが、左サイドから貪欲に斬り込む彼らしいプレイが戻ってきています。
外から上がってくるルーク・ショーを無視しすぎという声もありますが、ストライカーは「中がムリなら仕方なく外」というプライオリティでいいでしょう。必死に上下動を繰り返すフルバックの面倒を見るという仕事は、ポグバ、ブルーノ・フェルナンデス、マティッチにまかせておけば問題なしです。守備のスペシャリストというイメージが強かったワン=ビサカも、攻撃における貢献度を高めています。グリーンウッドが中央に絞るのを好むため、外がぽっかり空くシーンが増えており、ポグバが涼しげに蹴るピンポイントのロングフィードがSBに届けば、一瞬でチャンス到来です。
「チームは大きく改善したといえるだろう。以前よりもチームとして戦えており、楽しんでおり、全員で守り、全員で攻め、強くなっている。ベンチにいる選手、いつもプレイできない選手も、出場した時はチームを助けている。メンタリティは、正しく適切だと思う。これらすべてが重なり、われわれは今のポジションにいる。トップになるためには、前の試合をすぐに忘れないとね。どんなにグレートな試合をしても、忘れて次を考えることが重要だ」
スペイン行きやユーヴェ復帰が取り沙汰されていたワールドカップウィナーは、もうしばらくマンチェスターに残り、プレミアリーグとチャンピオンズリーグのトロフィーをめざそうと決意を固めてくれたのでしょうか。彼を翻意させたとすれば、1月に獲得したブルーノ・フェルナンデスの価値はプライスレスです。前線の4人とポグバから誰が欠けても戦闘力が落ちるのが課題ですが、グリーリッシュなど話題のターゲットを押さえて、総合力を高めていただければと思います。
勝ち続けると気が大きくなるもので、われこそはNo.1なのではないかと妄想は膨らむばかりです。グリーンウッドにはサラーにはない右足の強さがあり、ラシュフォードのキックのバリエーションはマネより上。マルシアルのドリブルはフィルミーノを凌ぐ…と胸を張るのはさすがに手前味噌ですね。はい、わかってます。あちらはプレミアリーグ最多勝をめざす絶対王者で、3トップのゴール数は43。4つ少ないわれわれが最強3トップを主張するのは、1年後とさせていただきましょう。
プレミアリーグが再開するまでは、ポチェッティーノ招聘を願っていたのですが、グリーンウッドを信じ続けた指揮官に「もういいです」とはいえません。まずはCL出場権をゲットし、FAカップとヨーロッパリーグを勝ち切り、来季はクラブに久々のビッグタイトルをもたらしてくれればと期待しています。いやー、ゴールが決まるって、いいですね…(号泣)。写真著作者/Светлана Бекетова
「みんな話さないけど、彼らは守備的な役割もこなしている。しっかりプレスをかけてくれる。よくわかっているサッカーファンなら、彼らが創り出す違いを見て取れるだろう。ベストな状態の彼らを見るのは最高だね」
「メトロ」が伝えるポール・ポグバの言葉に、共感します。プレミアリーグ史上初の4戦連続3点差勝利。攻守かみ合ったマンチェスター・ユナイテッド。グリーンウッドとブルーノ・フェルナンデスはいずれも3戦連発と確変中で、コースが空けばいつでも決めてくれそうな18歳は3試合4ゴール1アシストというスタッツを残しており、ポルトガルからやってきたプレーメイカーは3試合4ゴール3アシストの荒稼ぎです。
ブルーノ・フェルナンデスが前線のクオリティを革命的に変えたという評価は、決して大げさではないでしょう。プレミアリーグ10試合7ゴール6アシスト。彼のプレイを見ていると、「Why」を繰り返してしまいます。「なぜ、そこにいる」「なぜ、そこに出せた」「なぜ、そこまで戻れる」…。マンチェスター・ユナイテッドの3トップが以前よりスプリントするようになったのは、マークを外せば必ず出してくれるワールドクラスを信頼しているからにほかなりません。
シェフィールド・ユナイテッド戦でハットトリックを達成したマルシアルも、再開後のプレミアリーグ5試合で4ゴール1アシストと好調をキープ。アストン・ヴィラ戦でグリーンウッドの1発をお膳立てしたセンターフォワードは、79分にイガロと代わった後、クロスバーに当てたシュートを悔やむ姿が印象的でした。腰の疲労骨折が癒えたばかりのラシュフォードは、5試合でPK1本のみと出遅れ気味ですが、左サイドから貪欲に斬り込む彼らしいプレイが戻ってきています。
外から上がってくるルーク・ショーを無視しすぎという声もありますが、ストライカーは「中がムリなら仕方なく外」というプライオリティでいいでしょう。必死に上下動を繰り返すフルバックの面倒を見るという仕事は、ポグバ、ブルーノ・フェルナンデス、マティッチにまかせておけば問題なしです。守備のスペシャリストというイメージが強かったワン=ビサカも、攻撃における貢献度を高めています。グリーンウッドが中央に絞るのを好むため、外がぽっかり空くシーンが増えており、ポグバが涼しげに蹴るピンポイントのロングフィードがSBに届けば、一瞬でチャンス到来です。
「チームは大きく改善したといえるだろう。以前よりもチームとして戦えており、楽しんでおり、全員で守り、全員で攻め、強くなっている。ベンチにいる選手、いつもプレイできない選手も、出場した時はチームを助けている。メンタリティは、正しく適切だと思う。これらすべてが重なり、われわれは今のポジションにいる。トップになるためには、前の試合をすぐに忘れないとね。どんなにグレートな試合をしても、忘れて次を考えることが重要だ」
スペイン行きやユーヴェ復帰が取り沙汰されていたワールドカップウィナーは、もうしばらくマンチェスターに残り、プレミアリーグとチャンピオンズリーグのトロフィーをめざそうと決意を固めてくれたのでしょうか。彼を翻意させたとすれば、1月に獲得したブルーノ・フェルナンデスの価値はプライスレスです。前線の4人とポグバから誰が欠けても戦闘力が落ちるのが課題ですが、グリーリッシュなど話題のターゲットを押さえて、総合力を高めていただければと思います。
勝ち続けると気が大きくなるもので、われこそはNo.1なのではないかと妄想は膨らむばかりです。グリーンウッドにはサラーにはない右足の強さがあり、ラシュフォードのキックのバリエーションはマネより上。マルシアルのドリブルはフィルミーノを凌ぐ…と胸を張るのはさすがに手前味噌ですね。はい、わかってます。あちらはプレミアリーグ最多勝をめざす絶対王者で、3トップのゴール数は43。4つ少ないわれわれが最強3トップを主張するのは、1年後とさせていただきましょう。
プレミアリーグが再開するまでは、ポチェッティーノ招聘を願っていたのですが、グリーンウッドを信じ続けた指揮官に「もういいです」とはいえません。まずはCL出場権をゲットし、FAカップとヨーロッパリーグを勝ち切り、来季はクラブに久々のビッグタイトルをもたらしてくれればと期待しています。いやー、ゴールが決まるって、いいですね…(号泣)。写真著作者/Светлана Бекетова
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テクニックに秀で、視野が広く、しかも働き者。
ブルーノ・フェルナンデス1人の加入と、グリーンウッドの覚醒で、ここまでゲームが面白くなるとは。
毎日こうしていただき、ありがとうございます。
毎朝楽しくよませていただいております。
ユナイテッドファンの気持ち出まくってる管理人さん、好きです笑
にしてもグリーンウッドえぐいです