2020.07.26 マンチェスター・ユナイテッドの話題
満身創痍のレスターVS疲労困憊のマンチェスター・ユナイテッド。策士と天然の激突、直前プレビュー!
2月以降のプレミアリーグ13試合を8勝5分けで走り抜け、勝ち点29を積み上げたマンチェスター・ユナイテッドに対して、レスターは3勝5分5敗で勝ち点14。両者の間にあった14ポイントというギャップは消え去り、レッド・デヴィルズが1ポイント上回っています。プレミアリーグ最終節は、ブレンダン・ロジャースとオーレ・グンナー・スールシャールの直接対決。勝ったほうが来季のチャンピオンズリーグ出場権ゲットとなるエキサイティングなゲームを存分に愉しむべく、それぞれの現状と戦い方をチェックしておきたいと思います。
レスターにはホームゲームというアドバンテージがありますが、主力は負傷者だらけ。リカルド・ペレイラ、ベン・チルウェル、チャグラル・ソユンチュと最終ラインの主力3人を欠き、司令塔のジェームズ・マディソンも不在です。ブレンダン・ロジャースは、5-3-2をチョイスするのではないでしょうか。最終ラインにジャスティン、ウェズ・モーガン、ジョニー・エヴァンス、ベネット、ルーク・トーマスを並べ、アンカーのエンディディとともにシュートレンジを封鎖。奪ったボールをティーレマンスとハーヴィー・バーンズに預け、今季プレミアリーグ31発のヴァーディー&アヨゼ・ぺレスのコンビに勝負させるカウンターサッカーに活路を見出そうとするはずです。
「TOP4を達成しなければ失望するけど、その結果は来シーズンの欲望を研ぎ澄ますだろう。われわれはいいポジションにいたのに、続けられなかった。それはまた、このチームが上位進出を成し遂げるために大きな改善が必要であることを示している。ポイントを落としても、そのなかでよくなっていく必要がある。メンタリティは、走り続けるために改善しなければならない領域のひとつだね」(ブレンダン・ロジャース/BBC「Disappointment’ if Foxes miss top four」より)
チームとしての経験値の低さを懸念するレスターの指揮官に対して、マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドはクラブの歴史と伝統をアピール。2006年のプレミアリーグ最終節では、ルーニーとニステルローイを欠きながらチャールトンに圧勝したと胸を張り、「マーカス(ラシュフォード)やメイソン(グリーンウッド)は、ユースチームにいながら多くのプレイヤーが勝利を手にするのを見てきた。彼らにとって、素晴らしい学習だったはずだ」と、先人たちに続くパフォーマンスを要求しています。
ルーク・ショーが間に合う可能性があるといわれるこちらは、間違いなくベストメンバー。「ブレない」と評価されるか「○○のひとつ覚え」と揶揄されるかは結果次第ですが、中盤からの速い縦パスで前線を動かす速攻&サイドアタックでイニシアティヴを取りにいくでしょう。GKデ・ヘア、DFワン=ビサカ、リンデロフ、マグワイア、ルーク・ショー、MFマティッチ、ポグバ、ブルーノ・フェルナンデス、FWグリーンウッド、マルシアル、ラシュフォード。彼らの最大の懸念は、疲労の蓄積です。
31節のシェフィールド・ユナイテッド戦から4試合連続で3点差勝利というプレミアリーグレコードを打ち立てた攻撃陣は、直近3試合は運動量が落ちており、セインツとハマーズ相手にホームで連続ドローと停滞気味です。1月の入団後、チームの攻撃力を格段に高めたブルーノ・フェルナンデスは、再開後のプレミアリーグで8試合連続先発出場。FAカップのチェルシー戦でスタメンに名前があるのを発見したときは、「ウイイレか⁉」とツッコミを入れてしまいましたが、運動量が多いプレーメイカーが最後まで走り切れるのかが心配です。サポーターたちの不安やストレスを知ってか知らずか、スールシャール監督のコメントは相変わらずド天然で…。
「この5~6週間で、彼らがやってきたことを再びやり遂げるのを見たいだけだ。笑顔でピッチに向かって彼ら自身を表現し、恐れることなく勇気を持ってプレイし、前に出てアタックして、ドライブをかけ、決定機を創り出し、うまく守る。これまでやってきたようにね」
「過去5~6週間で、私たちは最もフィットしていたチームであり、最強のチームのひとつであることを証明してきた。他のすべてのチームは摩耗や痛みを抱え、傷だらけで戦っているようだけど、その点ではウチの選手たちは心配ない。彼らはシャープかつフレッシュで、準備ができている」(オーレ・グンナー・スールシャール/スカイスポーツ「Ole Gunnar Solskjaer looks to the past as he helps young squad prepare for the future」より)
マジすか⁉ 中盤の足が止まって手負いのレスターに押し込まれ、クリーンシートで完敗となったら暴れますよ(自宅でですが)!とはいえ、ここまできたら、ブルーノ・フェルナンデスとポール・ポグバの素晴らしいパスワークを信じて、泣きながら応援するしかないのですが…。策士と天然のバトルは、どちらに軍配が上がるのでしょうか。レスターの最終ラインのレギュラーで唯一健在のジョニー・エヴァンスに「わかってるよね」と釘を刺しつつ、勝負の行方をしっかり見届けたいと思います。しつこいようですが、本気でいってます…?
レスターにはホームゲームというアドバンテージがありますが、主力は負傷者だらけ。リカルド・ペレイラ、ベン・チルウェル、チャグラル・ソユンチュと最終ラインの主力3人を欠き、司令塔のジェームズ・マディソンも不在です。ブレンダン・ロジャースは、5-3-2をチョイスするのではないでしょうか。最終ラインにジャスティン、ウェズ・モーガン、ジョニー・エヴァンス、ベネット、ルーク・トーマスを並べ、アンカーのエンディディとともにシュートレンジを封鎖。奪ったボールをティーレマンスとハーヴィー・バーンズに預け、今季プレミアリーグ31発のヴァーディー&アヨゼ・ぺレスのコンビに勝負させるカウンターサッカーに活路を見出そうとするはずです。
「TOP4を達成しなければ失望するけど、その結果は来シーズンの欲望を研ぎ澄ますだろう。われわれはいいポジションにいたのに、続けられなかった。それはまた、このチームが上位進出を成し遂げるために大きな改善が必要であることを示している。ポイントを落としても、そのなかでよくなっていく必要がある。メンタリティは、走り続けるために改善しなければならない領域のひとつだね」(ブレンダン・ロジャース/BBC「Disappointment’ if Foxes miss top four」より)
チームとしての経験値の低さを懸念するレスターの指揮官に対して、マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドはクラブの歴史と伝統をアピール。2006年のプレミアリーグ最終節では、ルーニーとニステルローイを欠きながらチャールトンに圧勝したと胸を張り、「マーカス(ラシュフォード)やメイソン(グリーンウッド)は、ユースチームにいながら多くのプレイヤーが勝利を手にするのを見てきた。彼らにとって、素晴らしい学習だったはずだ」と、先人たちに続くパフォーマンスを要求しています。
ルーク・ショーが間に合う可能性があるといわれるこちらは、間違いなくベストメンバー。「ブレない」と評価されるか「○○のひとつ覚え」と揶揄されるかは結果次第ですが、中盤からの速い縦パスで前線を動かす速攻&サイドアタックでイニシアティヴを取りにいくでしょう。GKデ・ヘア、DFワン=ビサカ、リンデロフ、マグワイア、ルーク・ショー、MFマティッチ、ポグバ、ブルーノ・フェルナンデス、FWグリーンウッド、マルシアル、ラシュフォード。彼らの最大の懸念は、疲労の蓄積です。
31節のシェフィールド・ユナイテッド戦から4試合連続で3点差勝利というプレミアリーグレコードを打ち立てた攻撃陣は、直近3試合は運動量が落ちており、セインツとハマーズ相手にホームで連続ドローと停滞気味です。1月の入団後、チームの攻撃力を格段に高めたブルーノ・フェルナンデスは、再開後のプレミアリーグで8試合連続先発出場。FAカップのチェルシー戦でスタメンに名前があるのを発見したときは、「ウイイレか⁉」とツッコミを入れてしまいましたが、運動量が多いプレーメイカーが最後まで走り切れるのかが心配です。サポーターたちの不安やストレスを知ってか知らずか、スールシャール監督のコメントは相変わらずド天然で…。
「この5~6週間で、彼らがやってきたことを再びやり遂げるのを見たいだけだ。笑顔でピッチに向かって彼ら自身を表現し、恐れることなく勇気を持ってプレイし、前に出てアタックして、ドライブをかけ、決定機を創り出し、うまく守る。これまでやってきたようにね」
「過去5~6週間で、私たちは最もフィットしていたチームであり、最強のチームのひとつであることを証明してきた。他のすべてのチームは摩耗や痛みを抱え、傷だらけで戦っているようだけど、その点ではウチの選手たちは心配ない。彼らはシャープかつフレッシュで、準備ができている」(オーレ・グンナー・スールシャール/スカイスポーツ「Ole Gunnar Solskjaer looks to the past as he helps young squad prepare for the future」より)
マジすか⁉ 中盤の足が止まって手負いのレスターに押し込まれ、クリーンシートで完敗となったら暴れますよ(自宅でですが)!とはいえ、ここまできたら、ブルーノ・フェルナンデスとポール・ポグバの素晴らしいパスワークを信じて、泣きながら応援するしかないのですが…。策士と天然のバトルは、どちらに軍配が上がるのでしょうか。レスターの最終ラインのレギュラーで唯一健在のジョニー・エヴァンスに「わかってるよね」と釘を刺しつつ、勝負の行方をしっかり見届けたいと思います。しつこいようですが、本気でいってます…?
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>ジョニー・エヴァンスに
>「わかってるよね」と釘を刺しつつ
確かにそうではありますが…
笑いました。