2022.07.06 マンチェスター・ユナイテッドの話題
意中のクラブはチェルシー!? 最大の懸念となりつつあるロナウドの移籍問題について考える。
「クラブは、この状況がエリック・テン・ハフのプレシーズンの仕事や、フルバックのタイレル・マラシアのお披露目、クリスティアン・エリクセンの加入に影を落とすことを望んでいない」「フレンキー・デ・ヨングについてはバルセロナと基本合意しており、リサンドロ・マルティネスは引き続き交渉中である」
マンチェスター・ユナイテッドの現状を端的に表現しているのは、「スカイスポーツ」のトランスファーセンターLIVE!」。フェイエノールトの左SBタイレル・マラシアを1470万ポンド(約23億9000万円)で獲得し、エリクセンも3年契約締結にあと1歩まで迫っているなかで、目下の最大の課題はクリスティアーノ・ロナウドの処遇です。
昨季プレミアリーグで30試合18ゴールのエースは、チャンピオンズリーグの出場権を持つクラブに移籍したがっており、マンチェスター・ユナイテッドには既に意向を伝えています。これだけなら、クラブは売るかどうかを判断すればいいのですが、やっかいなのはキャリントンでのトレーニングに未だ参加していないことです。
マン・ユナイテッドは、家庭の事情という理由を受け入れているものの、タイとオーストラリアへのプレシーズンツアー欠場となれば、一気に緊張感が高まりそうです。経営ボードもエリック・テン・ハフ監督も、ともすればわがままに見えるエースの不在を容認するわけにはいかなくなり、「not for sale」の看板を下ろさざるをえなくなる可能性があります。
スカイスポーツ」のブログは、「チェルシーの共同オーナーであるトッド・ベイリーは獲得を考えており、バイエルン・ミュンヘン、バルセロナ、ナポリも関与している。ユナイテッドは、ロナウドは売り物ではないと主張しているが、海外のチームから提案があれば、その姿勢は軟化すると予想されている」とレポート。「ESPN」は、「本人はチェルシー移籍に前向き」と伝えています。
トッド・ベイリーにしてみれば、クリスティアーノ・ロナウドはチームのリニューアルをアピールできる格好のシンボル。CLに関するさまざまなレコードを更新して引退したいスターは、減俸を覚悟しているようです。彼のなかでは、マン・ユナイテッドへの愛情とベストの居場所を選択するという行為は両立するのでしょう。そういえば、1年前に本命といわれていたのはマンチェスター・シティでした。
ペイカットを呑むなら、ドイツやイタリアも候補になりますが、最も好条件のオファーを出せるのはチェルシーでしょう。最前線のポジションは空いており、移籍金とサラリーの支払いも問題ありません。ただし、ひとつだけ大きな懸念材料があります。「ESPN」は、「レヴァンドフスキをほしがっているトゥヘル監督は、ロナウドのようにプレスに組み込みにくいタイプを敬遠する可能性がある」と指摘しています。
この話は、エリック・テン・ハフにもそのまま当てはまるのかもしれません。前任者のラングニックは、プレッシングをベースとするスタイルにフィットしないロナウドを、冬に放出したがっていたといわれています。本人は何が何でも移籍希望、新監督ももてあますというなら、売却して新たなストライカーを獲りにいくのが得策ではないでしょうか。
ロナウドがいなくなれば、ブルーノ・フェルナンデスの得点力は倍増するでしょう。エリクセンの素晴らしいパスで、新たなストライカーがゴールを量産してくれれば、18ゴールという穴はあっさり埋まりそうです。チェルシーがわれわれの立場なら、こんな見出しが立つのではないでしょうか。
「ロナウド売却を決断し、スターリング強奪を目論んで5000万ポンドでオファー」
このまま放置しても状況はよくなるとは思えないので、きちんと話し合っていただいて、しかるべきジャッジを。プレミアリーグ2022-23シーズンの開幕までに、明るい話題を増やしていただくよう、お願い申し上げます。
マンチェスター・ユナイテッドの現状を端的に表現しているのは、「スカイスポーツ」のトランスファーセンターLIVE!」。フェイエノールトの左SBタイレル・マラシアを1470万ポンド(約23億9000万円)で獲得し、エリクセンも3年契約締結にあと1歩まで迫っているなかで、目下の最大の課題はクリスティアーノ・ロナウドの処遇です。
昨季プレミアリーグで30試合18ゴールのエースは、チャンピオンズリーグの出場権を持つクラブに移籍したがっており、マンチェスター・ユナイテッドには既に意向を伝えています。これだけなら、クラブは売るかどうかを判断すればいいのですが、やっかいなのはキャリントンでのトレーニングに未だ参加していないことです。
マン・ユナイテッドは、家庭の事情という理由を受け入れているものの、タイとオーストラリアへのプレシーズンツアー欠場となれば、一気に緊張感が高まりそうです。経営ボードもエリック・テン・ハフ監督も、ともすればわがままに見えるエースの不在を容認するわけにはいかなくなり、「not for sale」の看板を下ろさざるをえなくなる可能性があります。
スカイスポーツ」のブログは、「チェルシーの共同オーナーであるトッド・ベイリーは獲得を考えており、バイエルン・ミュンヘン、バルセロナ、ナポリも関与している。ユナイテッドは、ロナウドは売り物ではないと主張しているが、海外のチームから提案があれば、その姿勢は軟化すると予想されている」とレポート。「ESPN」は、「本人はチェルシー移籍に前向き」と伝えています。
トッド・ベイリーにしてみれば、クリスティアーノ・ロナウドはチームのリニューアルをアピールできる格好のシンボル。CLに関するさまざまなレコードを更新して引退したいスターは、減俸を覚悟しているようです。彼のなかでは、マン・ユナイテッドへの愛情とベストの居場所を選択するという行為は両立するのでしょう。そういえば、1年前に本命といわれていたのはマンチェスター・シティでした。
ペイカットを呑むなら、ドイツやイタリアも候補になりますが、最も好条件のオファーを出せるのはチェルシーでしょう。最前線のポジションは空いており、移籍金とサラリーの支払いも問題ありません。ただし、ひとつだけ大きな懸念材料があります。「ESPN」は、「レヴァンドフスキをほしがっているトゥヘル監督は、ロナウドのようにプレスに組み込みにくいタイプを敬遠する可能性がある」と指摘しています。
この話は、エリック・テン・ハフにもそのまま当てはまるのかもしれません。前任者のラングニックは、プレッシングをベースとするスタイルにフィットしないロナウドを、冬に放出したがっていたといわれています。本人は何が何でも移籍希望、新監督ももてあますというなら、売却して新たなストライカーを獲りにいくのが得策ではないでしょうか。
ロナウドがいなくなれば、ブルーノ・フェルナンデスの得点力は倍増するでしょう。エリクセンの素晴らしいパスで、新たなストライカーがゴールを量産してくれれば、18ゴールという穴はあっさり埋まりそうです。チェルシーがわれわれの立場なら、こんな見出しが立つのではないでしょうか。
「ロナウド売却を決断し、スターリング強奪を目論んで5000万ポンドでオファー」
このまま放置しても状況はよくなるとは思えないので、きちんと話し合っていただいて、しかるべきジャッジを。プレミアリーグ2022-23シーズンの開幕までに、明るい話題を増やしていただくよう、お願い申し上げます。
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