2022.08.15 マンチェスター・ユナイテッドの話題
アウェイ7連敗、最下位…危機的状況のマン・ユナイテッドに、ガリー・ネビルが怒りの正論連発!
昨季プレミアリーグの36節、ブライトン戦からオフシーズンをまたいで4連敗。アウェイゲームは、3月6日のマンチェスターダービーから7連敗で、そのうち4つが4失点です。混乱、自信喪失、不信感…新監督を迎えても、一向にクオリティが上がらない理由はひとつではないでしょう。
キックオフから35分で4-0にされたブレントフォード戦を見て、ハーフタイムに引き上げる現地サポーターの気持ちが初めてわかりました。プレミアリーグの観戦記を書くという習慣がなければ、エンベウモのシュートが決まった瞬間に、パソコンの電源を落としていたと思います。
ダシルヴァのシュートを後逸したデ・ヘアは、イェンセンに狙われていたエリクセンにパスを出してしまい、インターセプトから追加点。フィールドプレーヤーが2-0で踏ん張っていれば、プレミアリーグ屈指の守護神が珍しくやらかしただけと笑えたのですが…。セットピースからの3点めも、たった2人のカウンターでやられた4点めも守備陣は無力でした。
「42年間、ユナイテッドを見続けているけど、この試合ほどひどい前半は思い出せない」というガリー・ネビルの言葉は、決して大げさではありません。「スカイスポーツ」で評論家を務めるクラブのレジェンドは、ピッチの外にも問題が山積していると主張しています。
「ユナイテッドは8ヵ月、10ヵ月前から、夏にチームを変えなければいけないとわかっていた。ラルフ・ラングニックは、開腹手術と表現している。テン・ハフが必要としていた選手を、質・量ともに早期に獲得できなかったのは不可解であり、許しがたい」
カバーニ、ポグバ、リンガード、マタ、マティッチ、アンドレアス・ペレイラ。出ていった選手のなかで、引き留めようとしていたのはポグバぐらいでしょう。彼ら以外にも、アレックス・テレス、ワン=ビサカ、フィル・ジョーンズ、エリック・バイリー、グリーンウッドなど、戦力外になると予測できる選手がいます。
補強の遅れに、新監督の就任もロナウド問題も、フレンキー・デ・ヨングの交渉難航も関係ありません。ストライカーと中盤センター、右サイドは、誰が指揮を執ることになっても押さえるべきポジションでした。ジョン・マータフFDは、7月まで何をしていたのでしょうか。スカウティング、リレーション構築など、できることは多々あったはずです。
「マーケットが停滞していたわけではない。よそのチームはビジネスをしている。どのクラブにもプランがあるのに、マンチェスター・ユナイテッドは、オランダリーグやテン・ハフの下で働いた選手だけを見ているようだ」
「それは戦略とはいわない。そんなのは、15年前の話だ。必要な選手を見極め、代理人との交渉を終えていなければならなかった。監督が良好なコネクションを持っている選手なら、声をかけてくれたら喜ばせようとするものだ。しかし、監督といいコネクションがあるはずのフレンキー・デ・ヨングすら獲れずにいる」
ガリー・ネビルさんのご意見はいちいちごもっともで、ツッコミどころも反論もありません。特効薬はあるのか?選手たちのモチベーションが高いチームなら、ロナウドという決定力と経験値はプラスに作用しそうですが、明らかにメンタルコンディションが悪い今のチームは、ロナウドと契約解除して若手を抜擢するという荒療治に打って出てもいいのかもしれません。「ご本人が出ていきたいというのなら」というお話ですが。
次節はリヴァプール。現有戦力で改善を図るなら、CBはヴァランとマグワイア、アンカーにリサンドロ・マルティネス、左SBはタイレル・マラシアといったところでしょうか。スムーズに勝てるようになるまでに、相当時間がかかりそうですが、戦う気持ちだけは失わないでいただければと思います。最下位が座る椅子は、想像以上に硬くて冷たいですね…。
キックオフから35分で4-0にされたブレントフォード戦を見て、ハーフタイムに引き上げる現地サポーターの気持ちが初めてわかりました。プレミアリーグの観戦記を書くという習慣がなければ、エンベウモのシュートが決まった瞬間に、パソコンの電源を落としていたと思います。
ダシルヴァのシュートを後逸したデ・ヘアは、イェンセンに狙われていたエリクセンにパスを出してしまい、インターセプトから追加点。フィールドプレーヤーが2-0で踏ん張っていれば、プレミアリーグ屈指の守護神が珍しくやらかしただけと笑えたのですが…。セットピースからの3点めも、たった2人のカウンターでやられた4点めも守備陣は無力でした。
「42年間、ユナイテッドを見続けているけど、この試合ほどひどい前半は思い出せない」というガリー・ネビルの言葉は、決して大げさではありません。「スカイスポーツ」で評論家を務めるクラブのレジェンドは、ピッチの外にも問題が山積していると主張しています。
「ユナイテッドは8ヵ月、10ヵ月前から、夏にチームを変えなければいけないとわかっていた。ラルフ・ラングニックは、開腹手術と表現している。テン・ハフが必要としていた選手を、質・量ともに早期に獲得できなかったのは不可解であり、許しがたい」
カバーニ、ポグバ、リンガード、マタ、マティッチ、アンドレアス・ペレイラ。出ていった選手のなかで、引き留めようとしていたのはポグバぐらいでしょう。彼ら以外にも、アレックス・テレス、ワン=ビサカ、フィル・ジョーンズ、エリック・バイリー、グリーンウッドなど、戦力外になると予測できる選手がいます。
補強の遅れに、新監督の就任もロナウド問題も、フレンキー・デ・ヨングの交渉難航も関係ありません。ストライカーと中盤センター、右サイドは、誰が指揮を執ることになっても押さえるべきポジションでした。ジョン・マータフFDは、7月まで何をしていたのでしょうか。スカウティング、リレーション構築など、できることは多々あったはずです。
「マーケットが停滞していたわけではない。よそのチームはビジネスをしている。どのクラブにもプランがあるのに、マンチェスター・ユナイテッドは、オランダリーグやテン・ハフの下で働いた選手だけを見ているようだ」
「それは戦略とはいわない。そんなのは、15年前の話だ。必要な選手を見極め、代理人との交渉を終えていなければならなかった。監督が良好なコネクションを持っている選手なら、声をかけてくれたら喜ばせようとするものだ。しかし、監督といいコネクションがあるはずのフレンキー・デ・ヨングすら獲れずにいる」
ガリー・ネビルさんのご意見はいちいちごもっともで、ツッコミどころも反論もありません。特効薬はあるのか?選手たちのモチベーションが高いチームなら、ロナウドという決定力と経験値はプラスに作用しそうですが、明らかにメンタルコンディションが悪い今のチームは、ロナウドと契約解除して若手を抜擢するという荒療治に打って出てもいいのかもしれません。「ご本人が出ていきたいというのなら」というお話ですが。
次節はリヴァプール。現有戦力で改善を図るなら、CBはヴァランとマグワイア、アンカーにリサンドロ・マルティネス、左SBはタイレル・マラシアといったところでしょうか。スムーズに勝てるようになるまでに、相当時間がかかりそうですが、戦う気持ちだけは失わないでいただければと思います。最下位が座る椅子は、想像以上に硬くて冷たいですね…。
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いつも楽しく見ています!
ユナイテッドは予想よりも深刻ですね・・・
正直、想像していたのは開幕から不安定ながら勝ち点を拾いチームの骨格を作ると思ってましたがそれどころではなさそう。
何よりもこの雰囲気から抜け出せそうな要素がないので、より不安になりますよね・・・
確かに正論だと思います。
ただ、推測するにフロントはともかく、スカウト陣はそこまで無能ではない(と思いたい)
はずなんで、補強ポイントに何人かリストアップしているのけど
それにテン・ハフがOKを出さないのでは?と思ったりします。
実際、獲得している選手、オファーを出している選手は監督つながりの案件がほとんどだし。
いつまでも来る気がない選手のケツばっか追いかけてないで
ティーレマンスにアプローチしたり、バイリーとツィエクのトレードを申し入れてみたりとか
現実的な対応が出来ないもんでしょうか。。